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Yamareco

記録ID: 1076744
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雪山ハイキング
京都・北摂

峰床山(大悲山口〜西尾根〜山頂 往復)

2017年03月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:37
距離
14.7km
登り
702m
下り
714m

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:24
合計
7:37
9:29
49
大悲山口バス停
10:18
10:18
158
西尾根取り付き
12:56
13:16
110
15:06
15:06
32
西尾根取り付き
15:38
15:38
17
三本杉分岐
15:55
15:59
13
16:12
16:12
54
三本杉分岐
17:06
大悲山口バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京都バス32系統広河原行き
行き:出町柳 (7:50) → 大悲山口 (9:25)
帰り:大悲山口 (17:45) → 出町柳 (19:23)
930円
3月18日(?)から出町柳行きの最終便の時間が7分早まるそうです
コース状況/
危険箇所等
峰定寺までは除雪されていました。

峰床山西尾根ルートは積雪時に登頂を目指す場合の有力候補になり得ますが、道は無く最初の200m弱の急登は骨が折れます。また、Co770mあたりから尾根芯は杉の枝で歩行困難になるので西側へ避けると吉です。今日は標高800m以下では雪が腐って滑り大変苦労しました。テープの目印は散見され、今日もこのルートで縦走を目指すパーティとすれ違いました。

花背の三本杉は林道伝いに安全に訪れることができます。
まだまだ雪が残る花背山の家あたり。工事のミキサー車が狭い道路に陣取ってバスが進めないという珍事発生中
まだまだ雪が残る花背山の家あたり。工事のミキサー車が狭い道路に陣取ってバスが進めないという珍事発生中
無事10分ほどでバスは動き出し、大悲山口で下車。寺谷川の清流と雪のコラボレーションが美しい。北山の深山に春が訪れるのはもう少し先になりそう
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無事10分ほどでバスは動き出し、大悲山口で下車。寺谷川の清流と雪のコラボレーションが美しい。北山の深山に春が訪れるのはもう少し先になりそう
峰定寺を過ぎると雪道です。トレースがあったのでその上を進む。締まった雪で快調
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峰定寺を過ぎると雪道です。トレースがあったのでその上を進む。締まった雪で快調
ところがトレースは三本杉の方へ行ってしまいました。ワカンで寺谷川上流へ向かう
ところがトレースは三本杉の方へ行ってしまいました。ワカンで寺谷川上流へ向かう
今日はこの尾根から山頂を目指します。うろうろして登れそうな所を探して取り付きましたが、雪がぐちゃぐちゃで滑って大変
今日はこの尾根から山頂を目指します。うろうろして登れそうな所を探して取り付きましたが、雪がぐちゃぐちゃで滑って大変
最初の200mはひたすら急登。ワカンも効かない雪質で全然進まず
最初の200mはひたすら急登。ワカンも効かない雪質で全然進まず
やっとの思いで最初の急登をクリア
やっとの思いで最初の急登をクリア
しかし今度は尾根上の杉が枝を張っていてまっすぐ進めない事態に。この写真は大分マシな方、大変な所は写真を撮る余裕無し
しかし今度は尾根上の杉が枝を張っていてまっすぐ進めない事態に。この写真は大分マシな方、大変な所は写真を撮る余裕無し
今日は登頂無理だろうかと思いながらも進んでいくと大芦生杉が現れる
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今日は登頂無理だろうかと思いながらも進んでいくと大芦生杉が現れる
南方の展望をバックに芦生杉
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南方の展望をバックに芦生杉
双耳峰の桑谷山
このあたりの広尾根は平坦で心地よい
このあたりの広尾根は平坦で心地よい
巨樹が目白押し
林道に飛び出しました。尾根に取り付けるポイントが無く、無理やり登ろうとしたらひっくり返って一回転しました
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林道に飛び出しました。尾根に取り付けるポイントが無く、無理やり登ろうとしたらひっくり返って一回転しました
仕方なく北へ林道を歩いていくと久多方面の大展望が広がる。谷の奥に鎮座しているのは三国岳?ぜひとも登りたい山の一つ
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仕方なく北へ林道を歩いていくと久多方面の大展望が広がる。谷の奥に鎮座しているのは三国岳?ぜひとも登りたい山の一つ
結局山頂から北へ延びる尾根まで回って取り付く
結局山頂から北へ延びる尾根まで回って取り付く
あと少し
絶景です。雲取山方面、先週はあちらからこちらを眺めていた
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絶景です。雲取山方面、先週はあちらからこちらを眺めていた
皆子山方面
諦めかけていただけに、嬉しい登頂
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諦めかけていただけに、嬉しい登頂
下山は林道まで谷間をシリセードしてみました。あっという間でしたが楽しかった
下山は林道まで谷間をシリセードしてみました。あっという間でしたが楽しかった
後は自分のトレースを戻ります
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後は自分のトレースを戻ります
下山時はここで支尾根へ下るので注意
下山時はここで支尾根へ下るので注意
なんと、登ってくる人に出会いました。バスで同乗だったグループの方々で、小屋泊予定とのこと。上手く植林のブッシュ帯を避けるトレースだったので利用させていただきました
なんと、登ってくる人に出会いました。バスで同乗だったグループの方々で、小屋泊予定とのこと。上手く植林のブッシュ帯を避けるトレースだったので利用させていただきました
尾根先端の急坂を慎重に…といっても数回滑った
尾根先端の急坂を慎重に…といっても数回滑った
ようやく林道へ下りました
ようやく林道へ下りました
バスの時間調整に峰定寺の神木・花背の三本杉を見に行きました。このアングルだと3本目が重なって2本に見えますが
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バスの時間調整に峰定寺の神木・花背の三本杉を見に行きました。このアングルだと3本目が重なって2本に見えますが
間近で見るとすごい迫力です。是非自分の目でご覧になってください
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間近で見るとすごい迫力です。是非自分の目でご覧になってください
後は峰定寺前からひたすら車道歩きです。アニーローリーの幻聴が聞こえてくる…
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後は峰定寺前からひたすら車道歩きです。アニーローリーの幻聴が聞こえてくる…
バス停前で持参の味噌汁をすすっていると本物のアニーローリーが聞こえてきました(メロディバス)。無事帰宅
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バス停前で持参の味噌汁をすすっていると本物のアニーローリーが聞こえてきました(メロディバス)。無事帰宅

感想

何処へ向かうか悩んだ末、今日は天気が良くなりそうなので融け行く雪を追いかけて峰床山まで行ってきました。峰床山は積雪時のアプローチが悩みどころで、江賀谷は危険な匂いがするし鎌倉山経由は遠すぎてラッセル撃沈しそう、大悲山口〜俵坂峠も夏道が急峻な谷のトラバース道なので気が進みません。そこで尾根伝いに直登できる今回のルートにチャレンジしてみました。ヤマレコでも地図検索すると記録があるようです:
yoritennさんのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-594206.html

実際に行ってみると予想以上の急登と雪の状態の悪さ、杉林の藪に阻まれて前半は心が折れそうになりました。下見もせずに冬にぶっつけ本番はちょっと無茶であったようです。なんとか平坦な場所に出てからは心地よい森で芦生杉の大木にも出会え、無事山頂まで辿りついたときは歓喜でした。八丁平までは残念ながら届かずでしたが、「お前みたいなぺーぺーにはまだそこまで見せられん」という山の神様の思し召しでしょう。来季は八丁平まで行けるよう(できれば霧氷付きで見てみたい)スキルアップしたいです。これで今季はもう雪に未練はありません。新緑が待ち遠しいなあ。

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