山行記録: 脊振山地 基山～井原山 53キロの2日間

記録ID: 107833

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無雪期ピークハント／縦走

九州・沖縄

脊振山地基山～井原山 53キロの2日間

2011年04月29日(金) ～ 2011年04月30日(土)

113

GPS: 17:27
距離: 52.1km
登り: 3,283m
下り: 3,176m

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コースタイム

1日目
JR原田駅6:50-8:10基山-11:20九千部山(昼食)11:40-12:50三国峠-14:05坂本峠-15:35蛤岳-17:25脊振山
2日目
脊振山8:40-9:30椎原峠-9:45鬼ヶ鼻岩-10:25小爪峠-11:25金山-11:55アゴ坂峠-12:40三瀬峠-14:20井原峠-16:10井原山登山口バス停

天候	1日目晴れ　2日目曇り強風・小雨
過去天気図（気象庁）	2011年04月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バス JR原田駅6:50 井原山登山口バス停17:00 アクセスを調べる my出発地登録

写真

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蛤岳

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蛤岳

脊振山駐車場下キャンプ場は113のみ、で呑み。強風でテントが潰されそう～

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脊振山駐車場下キャンプ場は113のみ、で呑み。強風でテントが潰されそう～

金山山頂

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金山山頂

撮影機器：

EXILIMケータイ CA006 カシオ

感想

113

ゴールデンウィーク祖母山・傾山 3日間縦走に向けての歩荷トレーニングと、相も変わらず脊振山地に執着”基山から脊振山キャンプ・2日目どこまで行ける”っと、何時ものガツガツトレッキングとなる。

気合の割には、初日朝寝坊。
慌てて家を飛び出し、前夜印刷した行程表とカメラの電池をセットし忘れる。

JR原田駅に予定より20分遅れて到着。
天気は良く左膝の調子も悪く無い、二日目どこまで行こうかと思いを馳せる。
基山まで1時間20分掛かってしまうが、権現山をスルーし九千部山には予定通り11時20分に到着。
山頂で子供たちがケルンを積んで遊んでいる。

三国峠に向かい30分程快調に歩いた所で脇道にそれている事に気付き、いつもは引き返す所を今回は強引に杉林をショートカット 30分奮闘する。
途中で小川を発見し思わぬ給水、またGPSの機能が十分発揮された様で、藪コギも悪くないかも・・。

三国峠を通過し坂本峠に14時に到着。
案内図に、蛤岳まで2時間・脊振山まで2時間とある。
ここまで7時間23キロを歩き、いよいよトレーニングは本番。
残りの10キロ高低差450メートルを登っていく。
蛤岳は1時間半で到着するが、既にバテバテ・ヘロヘロ状態で「翌日どこまで行けるだろう」と、にやついていた自分を反省・・。
フラフラのまま登り休憩を多く取りながら、結果1時間40分 17時半前になんとか脊振山頂到着。

今回、靴を新しくし、足慣らしも一つの目的。
SCARPAの履き心地は良かったが、やはり慣れていないので足の指が痛む。
靴下を脱ぐと指たちが、酷使を続けるご主人様を涙ながらに見ている様。

祖母傾は岩場が多く、同行者に迷惑をかける事にならない様、ピーク毎のスーパードライを控える事にしている。
「ビール無しで113が山を歩けるのか・・?」を試す目的もあり、今回は抱えていない。
・・縦走にかける意気込み・・と言えるかどうかは微妙な感。
が、しかしテント内には焼酎は欠かせない!
このキャンプ場は自動販売機がありコーク割りを飲みながらスッカリ定着した「さつきうどん」で温まる。
強風に煽られるテントの中、明日は井原山までで降りる事にし朝はゆっくり過ごそうと考えていると、chengfuさんから同日井原山行きの連絡があり、もしかしたら会えるかなぁと考えながら就寝。

翌朝、7時過ぎ。
のんびりと朝食　殻入りスクランブル・・・。
今日は気軽に歩こうと、行程表がないままコースを思い浮かべ余裕のコーヒー。
携帯を開くとchengfuさんから今朝撮りたての金山の写真が届き、ハタと気付く。
・・途中に金山があったぁ～・・
コーヒーを吹き出し大慌てで荷をまとめ、このままだと井原山登山口バス17時に間に合わないかもと、8時半飛び出す。
テント撤収時、横を歩いて行かれたパーティに直ぐに追いつき、3時間で金山に到着。
やはり、脊振山地は長いと感じた。

金山から三瀬峠への降り、トレランの若い7名パーティについて行く。
暫く同じペースで降りていくと、まさかの道を譲ろうと一列、此方を見ている。
・・いやいや、それは無理でしょう・・
アゴ坂峠まで着いて行ったが、佐賀側に降りて行かれた。
1時間20分で三瀬峠に到着。
ガスと強風・小雨まじりの中、最後の奮闘、2時間少々。
井原山山頂は視界ゼロ。

何とかバスには間に合いそうだったので、今回唯一のんびり山歩き。
アンの滝辺りでは風も収まり、ダルメキ谷沢の恵みを頂き、見事な黄緑こぼれ日を体いっぱいに浴び、最高の山歩き。
16時過ぎに井原山登山口バス停到着。

先週の羽金山37キロも長かったが、今回の53キロは脊振山地の長さを痛感させらるものだった。これで、全てのコースが確認できた「脊振山地完全縦走コース」だが、チョッピリ自信が無くなって来た・・。
「何方か協力・同行頂けないものだろうか・・?」

今回、単3のエネループが力不足で、ログが何度も切れてしまった。
翌日が休みなので、博多駅ではしご酒の後、ヨドバシで購入して帰るが、翌朝見ると　単4 だった。
あぁ～!