千種川〜千合地峠 天空回廊と峠道の宍粟市境界を歩く 第25回 (兵庫県宍粟市)

2011年05月02日(月) [日帰り]

• GPS: 06:10
• 距離: 6.7km
• 登り: 596m
• 下り: 364m

コースタイム

8:20「道の駅ちくさ」⇒　11:35/12:20点名:西谷⇒　12:40船越山 ⇒ 13:35/14:00千合地峠 ⇒　14:30デポ地

■市境間　歩行距離　6.1Km　・所要時間　5時間40分　・総上昇量　632m

◆全行程　歩行距離　7.6Km　・所要時間　6時間10分　・総上昇量　640m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

❶自家用車
・中国自動車道の山崎ICで降り、R29を北上してすぐの中広瀬SGを左折。
　県道53を西に走り、下三河SGを右折して県道72に入る。
　千種川に沿って「道の駅ちくさ」を目指す。

コース状況／危険箇所等

【索引】
　・宍粟市境界の千種川〜千合地峠『天空回廊と交流の峠道』(第25回)を歩く。

【コース状況】
8:20【開始点】
　市境界標識のある「道の駅ちくさ」を出発し、県道沿いの試掘穴(H=1.7m・W=1.2・L=15m)に入って見る。
9:00【鉄塔】
　巡視路標識から山腹の踏み跡を追って鉄塔(千種佐用線��33)の基部に着き、一息入れる。
10:00【548mPK】
　明るい自然林の尾根を辿り、548mPKを通過する。
11:35【点名:西谷】
　奇岩や倒木をクリヤーしながら檜の植林に囲まれた「点名:西谷」の四等三角点に着き、腰を下ろして昼食宴会を開始。
12:20
　食事を終え、重い腰を上げる。
12:40【分岐】
　境界尾根の途中から、船越山へ向かう。
13:00【船越山】
　鹿除けネットに沿って南下し、周囲が伐採された船越山の三等三角点標石に到着する。
13:25【分岐へ復帰】
　作業道を迂回して市境界尾根に戻る。
13:35【終了点:千合地峠】
　山腹を下り、今回の終了点の「千合地(せんごうじ)峠」に降りると、峠の法面に官林標石(百七拾六番)が埋まっていた。
14:00【下山開始】
　峠の周辺を探索し、下山を開始。
14:30【終了】
　峠から路肩の崩壊した造林作業路「船越線」を下り、デポ車に戻って終了。


【トイレ・水場】
　・「道の駅　ちくさ」を利用。

【歴史遺産】
　・瑠璃寺

【近隣観光スポット】
　・船越山るり寺モンキーパーク

【温泉施設】
　・エーガイヤ「ちくさ温泉」￥400(65歳以上￥200)

写真

山行詳細図(クリック毎に拡大)

宍粟市境界踏査　行程図

5/2 8:34

宍粟市境界標識のある出発地の「道の駅ちくさ」

5/2 8:30

県道端の試掘穴

5/2 8:29

試掘穴内部(H=1.7m・W=1.2・L=15m)から入口を見る。

5/2 8:35

巡視路標識から山腹の踏み跡を追う。

5/2 8:37

急な斜面をジグザグに登る。

5/2 9:35

「かたばみ」と記されたコン境界標柱

5/2 9:50

縦走尾根に対峙する船越山。

5/2 10:24

明るい疎林に出る。

5/2 10:28

境界尾根上に岩が点在している。

5/2 11:32

岩座

5/2 11:38

檜の植林に囲まれた「点名:西谷」の四等三角点

5/2 12:24

伐採地から北に日名倉山を望むが、黄砂で視界を遮られる。

5/2 12:36

松枯れの跡

5/2 13:03

船越山に埋まる三等三角点標石

5/2 13:33

今回の終了点の「千合地峠」に降りる。

5/2 13:35

「千合地(せんごうじ)峠」の官林標石(百七拾六番)

5/2 13:39

官林を示す文字「山(丸いのが特徴)」

5/2 14:22

千合地峠から路肩の崩壊した造林作業路「船越線」を下る。

5/2 14:31

作業路の通行止位置から縦走尾根を望む。

撮影機器：

DMC-FX07 Panasonic

感想

yamaya

【感想・コメント】
　・生憎の黄砂に遠望を阻まれたが、比較的明確な市境界の縦走を満喫した。

【見所】
　・伐採地から大展望が楽しめます。
　・境界尾根上に奇岩が点在しています。

【ルートの特徴】
　・最初は急斜面に付けられた巡視路の僅かな踏み跡を、ジグザグに登ります。
　・境界尾根に乗ると、歩きやすい杣道が現れますが、時折、倒木に迂回を強いられます。

【核心部・危険個所】
　・取付の急斜面に落葉が堆積して滑りやすくなっており、下を通る県道への落石にも注意が必要です。

【植生・動物】
　・この山域には檜植林の間に自然林が残っており、豊かな植生を楽しむことができます。
　・山桜の群落は、散りかけていました。
　・瑠璃寺の近くでは、野生の猿を見かけることがあります。