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記録ID: 108325
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

【長野県】氷河の上を歩いているよう・烏帽子岳 (湯の丸高原・地蔵峠から往復)

2011年04月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:07
距離
7.9km
登り
437m
下り
424m

コースタイム

《登り》約2時間(地蔵峠1733mから標高差333m)
9:50地蔵峠駐車場 - 10:04臼窪湿原入り口 - 10:13つつじ平・臼窪湿原との分岐 - 10:45湯ノ丸山との分岐(鞍部) - 11:20稜線に出る - 11:28手前の山頂 - 11:46烏帽子岳山頂

《下り》約2時間 ※昼食休憩含む
11:50下山開始 - (昼食休憩) -13:01湯ノ丸山との分岐(鞍部) - 13:26つつじ平・臼窪湿原との分岐 - 13:45臼窪湿原入り口 - 13:57地蔵峠駐車場
天候 曇り時々晴れ、のち小雨
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
 出発点である地蔵峠には、無料駐車場、レストハウス、トイレなどがあります。まだ夏のシーズンが始まっていないので、レストハウスの中には閉まっているものもありました。

 コース上に特に危険な箇所はありませんが、この時期、雪がところどころ残っています。凍っているところだけでなく、日光で解けてぬかるみ状態になっている斜面があり、滑りやすいところが何ヶ所かありました。アイゼンをつけるほどではありませんが、下りは特にストックが1本あると心強いです。

 下山時に、臼窪湿原コースを選んだのですが、湿原の中を通れる訳ではなく、ぐるっと湿原を囲む林の中を歩くだけだったので、ちょっと拍子抜けしました。
群馬県との県境のすぐそば、長野県湯の丸高原の地蔵峠が出発点。
思ったよりも車が多い。ハイキング姿の親子連れも見かけた。
2011年04月30日 09:51撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 9:51
群馬県との県境のすぐそば、長野県湯の丸高原の地蔵峠が出発点。
思ったよりも車が多い。ハイキング姿の親子連れも見かけた。
地蔵峠(標高1733m)の駐車場から道を渡った小道を、湯の丸キャンプ場の方へ向かう。
2011年04月30日 09:51撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 9:51
地蔵峠(標高1733m)の駐車場から道を渡った小道を、湯の丸キャンプ場の方へ向かう。
いきなり一面、残雪が道を覆っていてびっくり。アイゼン無しでも歩けるが、この先ちょっと不安になる。
2011年04月30日 09:59撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 9:59
いきなり一面、残雪が道を覆っていてびっくり。アイゼン無しでも歩けるが、この先ちょっと不安になる。
残雪はわずかで、キャンプ場の前はもう雪はない。
看板の表示ではまっすぐ進むと烏帽子岳になっているが、写真の正面に写っているのは湯ノ丸山。烏帽子岳は湯ノ丸山の陰に隠れて、ここからは見えない。
2011年04月30日 10:01撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:01
残雪はわずかで、キャンプ場の前はもう雪はない。
看板の表示ではまっすぐ進むと烏帽子岳になっているが、写真の正面に写っているのは湯ノ丸山。烏帽子岳は湯ノ丸山の陰に隠れて、ここからは見えない。
湯ノ丸山のアップ。山肌にところどころ残雪が見える。
2011年04月30日 10:02撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:02
湯ノ丸山のアップ。山肌にところどころ残雪が見える。
臼窪湿原の前を素通りし、林の中を進む。
2011年04月30日 10:04撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:04
臼窪湿原の前を素通りし、林の中を進む。
道路のセンターラインのように、雪が残っている。
2011年04月30日 10:07撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:07
道路のセンターラインのように、雪が残っている。
地蔵峠を出発して約20分で、つつじ平・湯ノ丸山との分岐点に到着。
烏帽子岳まで「3000m」と「2500m」の表示が並んでいるが、歩いた感想としては3000mの方が近いかも。
2011年04月30日 10:14撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:14
地蔵峠を出発して約20分で、つつじ平・湯ノ丸山との分岐点に到着。
烏帽子岳まで「3000m」と「2500m」の表示が並んでいるが、歩いた感想としては3000mの方が近いかも。
分岐を過ぎても、日陰になる部分は雪が残っている。アイゼンが必要なほどではないが、少し慎重に歩かざるを得ない。
2011年04月30日 10:21撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:21
分岐を過ぎても、日陰になる部分は雪が残っている。アイゼンが必要なほどではないが、少し慎重に歩かざるを得ない。
道の先に、ようやく烏帽子岳の稜線が見えてきた。
2011年05月02日 21:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
5/2 21:48
道の先に、ようやく烏帽子岳の稜線が見えてきた。
そして、特徴のある烏帽子岳の山頂が見えてきた。
2011年04月30日 10:38撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:38
そして、特徴のある烏帽子岳の山頂が見えてきた。
湯ノ丸山との鞍部も見えてきた。
2011年04月30日 10:44撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:44
湯ノ丸山との鞍部も見えてきた。
烏帽子岳の山頂のアップ。まだら模様に雪が残っている。
2011年04月30日 10:44撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:44
烏帽子岳の山頂のアップ。まだら模様に雪が残っている。
湯ノ丸山との分岐(鞍部)に到着。
地蔵峠から55分かかった。ここまではほとんど標高差の無い、平坦な道。
2011年04月30日 10:45撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:45
湯ノ丸山との分岐(鞍部)に到着。
地蔵峠から55分かかった。ここまではほとんど標高差の無い、平坦な道。
ここから本格的な登り道が始まる。
2011年04月30日 10:47撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 10:47
ここから本格的な登り道が始まる。
登り始めは、やや傾斜のきつい坂が続く。
2011年04月30日 11:02撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:02
登り始めは、やや傾斜のきつい坂が続く。
まるで氷河の上を歩いているよう。登りはなんとかなるが、ストックを持ってこなかったので、下りが心配になってくる。
2011年04月30日 11:03撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:03
まるで氷河の上を歩いているよう。登りはなんとかなるが、ストックを持ってこなかったので、下りが心配になってくる。
後半は、山肌に沿ってゆるやかな傾斜が続き、雪がなければ何の問題もない。
2011年04月30日 11:14撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:14
後半は、山肌に沿ってゆるやかな傾斜が続き、雪がなければ何の問題もない。
ようやく稜線に到着。ゆっくり登ったので、鞍部から30分近くかかってしまった。
2011年04月30日 11:20撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:20
ようやく稜線に到着。ゆっくり登ったので、鞍部から30分近くかかってしまった。
この日は強風で、とにかく風の強さにびびる。
2011年04月30日 11:22撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:22
この日は強風で、とにかく風の強さにびびる。
段々と岩が多くなる。目の前に見えるピークが山頂か?
2011年04月30日 11:25撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:25
段々と岩が多くなる。目の前に見えるピークが山頂か?
山頂だと思ったのは前ピークで、さらにその先に本当の山頂が見えてきた。彼方には、かろうじて四阿山も見える。
風がものすごく強く、この最後の何でもない道のりが結構きつかった。
2011年04月30日 11:32撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:32
山頂だと思ったのは前ピークで、さらにその先に本当の山頂が見えてきた。彼方には、かろうじて四阿山も見える。
風がものすごく強く、この最後の何でもない道のりが結構きつかった。
いよいよ山頂直下。岩だらけ。
2011年04月30日 11:40撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:40
いよいよ山頂直下。岩だらけ。
烏帽子岳山頂に到着。
向こうに見えるのは、四阿山。
2011年04月30日 11:46撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:46
烏帽子岳山頂に到着。
向こうに見えるのは、四阿山。
山頂から見た、すぐ隣の湯ノ丸山。烏帽子岳より約40m高いはずだが、心なしか低いように見える。
烏帽子岳と湯ノ丸山のあいだにポッカリ空いたこの空間は「雲の通り道」というメルヘンチックな名前がついているらしい。
2011年04月30日 11:46撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:46
山頂から見た、すぐ隣の湯ノ丸山。烏帽子岳より約40m高いはずだが、心なしか低いように見える。
烏帽子岳と湯ノ丸山のあいだにポッカリ空いたこの空間は「雲の通り道」というメルヘンチックな名前がついているらしい。
湯ノ丸山の向こうに見えるのは、西篭ノ登山、東篭ノ登山、水ノ登山。そして、さらにその奥に蛇骨岳、黒斑山、浅間山(前掛山)かな?
雲が多いので、見えるのはこの辺まで。
2011年04月30日 11:47撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:47
湯ノ丸山の向こうに見えるのは、西篭ノ登山、東篭ノ登山、水ノ登山。そして、さらにその奥に蛇骨岳、黒斑山、浅間山(前掛山)かな?
雲が多いので、見えるのはこの辺まで。
山頂から見た四阿山と根子岳。結構、雪が残っている。
2011年04月30日 11:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 11:48
山頂から見た四阿山と根子岳。結構、雪が残っている。
前ピークの岩陰で昼食をとる。
少し太陽が顔を覗かせるが、相変わらず雲が多く、遠くは望めない。
2011年04月30日 12:18撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 12:18
前ピークの岩陰で昼食をとる。
少し太陽が顔を覗かせるが、相変わらず雲が多く、遠くは望めない。
湯ノ丸山を正面に見ながら、下山を開始。
2011年04月30日 12:53撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 12:53
湯ノ丸山を正面に見ながら、下山を開始。
鞍部に戻ってきた。
2011年04月30日 13:01撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:01
鞍部に戻ってきた。
ここからは平坦な道を歩く。
2011年04月30日 13:02撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:02
ここからは平坦な道を歩く。
振り返ってみた烏帽子岳。
上田市側から見た方が、山頂の格好はいいらしい。
2011年04月30日 13:03撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:03
振り返ってみた烏帽子岳。
上田市側から見た方が、山頂の格好はいいらしい。
中分岐に到着。
今回は、まっすぐ地蔵峠に帰るではなく、臼窪湿原の方へ向かってみる。
看板の表記は「白窪」になっているが「臼窪」が正しいらしい。
2011年04月30日 13:26撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:26
中分岐に到着。
今回は、まっすぐ地蔵峠に帰るではなく、臼窪湿原の方へ向かってみる。
看板の表記は「白窪」になっているが「臼窪」が正しいらしい。
やはり、こちらも雪が残っている。
しかも、歩く人が少ないのか、雪が踏み固められていないため、ズボッとひざ下あたりまで足が埋まるところが結構あった。
2011年04月30日 13:29撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:29
やはり、こちらも雪が残っている。
しかも、歩く人が少ないのか、雪が踏み固められていないため、ズボッとひざ下あたりまで足が埋まるところが結構あった。
小雨が降り出す中、淡々と林の中を歩いていくと、ようやく視界が開けて、左側に湿原と湯ノ丸山が見えてきた。
2011年04月30日 13:42撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:42
小雨が降り出す中、淡々と林の中を歩いていくと、ようやく視界が開けて、左側に湿原と湯ノ丸山が見えてきた。
結局、湿原の周りの林の中をぐるっと回ってきただけだった。
2011年04月30日 13:45撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:45
結局、湿原の周りの林の中をぐるっと回ってきただけだった。
林の中からこの遊歩道に出られるのかと思ったが、そうではなかった。
2011年04月30日 13:45撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:45
林の中からこの遊歩道に出られるのかと思ったが、そうではなかった。
臼窪湿原の入口から見た湯ノ丸山。
高山植物が咲き誇る頃(つまり夏)は、さぞ綺麗だろう。
2011年04月30日 13:45撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:45
臼窪湿原の入口から見た湯ノ丸山。
高山植物が咲き誇る頃(つまり夏)は、さぞ綺麗だろう。
気を取り直して、湯の丸キャンプ場の横を通って、地蔵峠に向かう。
正面に見えるのは、おそらく西篭ノ登山と東篭ノ登山。
2011年04月30日 13:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:48
気を取り直して、湯の丸キャンプ場の横を通って、地蔵峠に向かう。
正面に見えるのは、おそらく西篭ノ登山と東篭ノ登山。
地蔵峠に戻ってきた。
ちょうど、この時に雨足が激しくなり、逃げるように車に乗り込んだ。
2011年04月30日 13:56撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4/30 13:56
地蔵峠に戻ってきた。
ちょうど、この時に雨足が激しくなり、逃げるように車に乗り込んだ。

感想

 約1年9ヶ月前に登った湯ノ丸山の隣にある烏帽子岳に登ってきました。
※湯ノ丸山の記録はこちら↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-44035.html
 天気予報では晴れのはずが、ほとんど曇りで、近隣の山しか望めませんした。そして何よりも強風が予想以上で、稜線に出てからは風と体温低下との戦いになりました。山頂に着いても立っているのが精一杯で、タッチアンドゴー的に引き返し、かろうじて風を避けられる場所で昼食をとりました。

 手頃な山のせいか、思ったよりも登山者は多かったです。行き帰りの道で合計20人近く見かけたでしょうか。
 「コース状況」欄にも書きましたが、コース上に残雪がところどころ残っており、アイゼンは必要ないものの、特に下りはストックが1本あると、心強いと思います。

 前回の湯ノ丸山の時に通らなかった、臼窪湿原コースを通ったのですが、木の遊歩道につながっているのかと思いきや、その周りの林の中を歩くだけで、いわば遠回りのようなコースでした。登山者がわざわざ通るコースではないと思います。
 高山植物が咲き誇る頃はさぞ綺麗だと思うので、やはり夏に向いている山だと思います。

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