988 霊山:東側は馬酔木の大群落
- GPS
- 06:15
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 761m
- 下り
- 893m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰り:柘植駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
霊山寺から霊山分岐はハイキングコース、田代池から柘植駅は東海自然歩道で全く問題ありません。 源流体験コースと南尾根ルートは踏跡が不明瞭な所も多く、地形図とコンパスは必帯です。特にca760ピークと霊山分岐の間でロストしました。 |
写真
感想
18切符で駅から登れる山を調べていたら、柘植駅から東海自然歩道で霊山に登るルートがありました。このルートは車道をひたすら歩くルートでこれのピストンではちょと登る気になりません。そこで霊山をさらに調べると、西の霊山寺から登るルートと田代池の野外活動センタからのルート、そして源流体験ルートが見つかりました。
そこで、それぞれのルートを組み合わせて歩くことに。まずタクシーで霊山寺に行き、そこをスタートとして霊山寺から霊山寺分岐に登り、そこから田代池の野外活動センターに下り、車道を約300m西に行った所の源流体験コース登山口から南尾根を経て霊山に登り返し東海自然歩道で柘植駅に下るコースを組みたてました。
霊山寺から霊山分岐までは殆どが杉林の中の急登ですが、昔の山頂の寺院への参道でしょうか数ヶ所石仏もあり、古道の雰囲気を楽しみながら登れる道でした。
霊山分岐から田代湖への下りは天然記念物になっている馬酔木の群落の下りで、擬木の階段を除けば気持ちよいルートです。
源流体験ルートと南尾根のルートは前の2ルートとは異るバリルートです。ルートが不明瞭な所も多く地形図とコンパスで確認しながら歩く楽しさが味わえました。でも、南尾根では2ヶ所ロストしてしまいました。最初のロストではすぐ気が付いて戻りましたが、2回目のロストは植林のピンクテープに惑わされて激崖を下ってしまいました。谷に降り立ってから再度激崖を登り返す気力が失せてしまいました。そこで地形図をよく検討すると涸れた沢を暫く遡行して適当な所から尾根に取付けば良さそうとの結論に。そうして無事に予定のルートに復帰しました。
霊山山頂は平安初期から織田信長の伊賀攻めで焼失するまでは大寺院があったのでかなり広く中央が窪んでいました。そこに発掘調査で掘り出された宝篋印塔や五輪塔が並べられていました。
展望は東側を除いて頗る良く、青山高原や信楽の山々、伊賀の街並みなどが良く見えました。
山頂の西側はパラグライダーの天然テイクオフ地になっており、女性が飛び出して行きました。なかなかかっこよいです。
下りは覚悟していましたが、延々と続く杉林の中の舗装路下りでうんざりでした。
そうは言え、古道、馬酔木のトンネル道、ルーファイルート、ロストなどなど、なかなか盛りだくさんで、内容の濃い楽しい1日を過ごしました
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