横手市 御嶽山〜横手スキー場 睦成スカイライン縦走

2017年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 09:47
• 距離: 21.3km
• 登り: 934m
• 下り: 936m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:26
• 休憩: 0:22
• 合計: 9:48

距離 21.3km 登り 936m 下り 937m

6:21 スタート地点
9:17 9:39 御嶽山
16:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

一ノ坂集落　市道除雪EP 3台ほど駐車可能

コース状況／危険箇所等

危険個所はないが、尾根間違いに注意。

写真

一ノ坂集落からスタート。

林道・萱峠線を歩く。スノーシューとスノーモービルの跡をトレースしながら進む。

林道から小滝を望む。

通称”見切り台”の先から300m区間は、毎年雪崩が発生する個所がある。

林道から横手市街を望む。

林道から復路でルートにしている山内境長根を望む。

追分の一本杉 登山口に到着。近年、大規模な伐採を行ってからは、林道に吹き溜まりができるようになった。

そのまま尾根を直登。通称”一本松の見晴台”から眼下を望む。ここは、季節を問わずビューポイントである。

先行者の跡をトレースしながら尾根を進む。

無雪期は激藪であるP614峰から旧山内村大松川方面を望む。

赤水沢沿いの雪堤から御岳山を望む。

御岳山の直下にある水場。水は出ていなかった。

御岳山直下のブナの二次林。往路は夏道をトレース。

塩湯彦神社に到着。

黒森山を望む。

真昼岳（左側）女神山（右側）を望む。

MSRのスノーシューは軽くて丈夫で心強い。足に関する道具はケチるべきではない。この後のクサレ雪に多大な貢献をする。

塩湯彦神社を下山するころから、クサレ雪となりペースが落ちる。萱峠線を越えた杉造林地から「睦成スカイライン」が始まる。

稜線から往路で登ってきた林道・萱峠線を望む。

振り返って御岳山を望む。山が削られているのは「大松川ダム」の建設に原石山として使用されたもの。

三角点峰P594.0の手前から旧山内村大松川方面を望む。

三角点峰P594.0に到着。農商務省山林局が設置した主三角点がある。

主三角点から少し南東に下った小ピークに三等三角点がある。ここから従走ルートを望む。

クサレ雪でさらにペースダウン。くるぶしの上まで沈みこんだ。

三角点峰から見えた難所。西側を迂回すれば問題ないが・・・。

やはり危険でもピークには立ちたいものである。

振り返って三角点峰を望む。

次のピーク手前の鞍部から。

平留林長根の分岐。ここは尾根伝いではなく、広い斜面を下って続く尾根を目指す。

朝は雲に隠れていた鳥海山がようやく姿を現した。

平留林長根から沼台境長根は杉の造林地であった。

沼台境長根から眼下の沼台造林地を望む。

横手市睦成、大沢、山内大松川の境から望む平留林長根方面。眼下の沢目は旧山内村 大松川分であり、手前が大台、平留林長根の下が丹波と呼ばれている。

画像左側が大沢沼台、右側が睦成城付（小字 胡桃台）手前が旧山内大松川大台。昔は防火帯があったが現在は廃道となっている。

睦成字城付側に下り、通称”胡桃台”と呼ばれる場所から横手市街を望む。

胡桃台から尾根続きで新林長根を進む。大仙市方面を望む。

新林長根から往路で登った林道・萱峠線（手前）御岳山（奥）を望む。

下ってきた新林長根を望む。積雪が少なく灌木類が出始め、また踏み抜きや迂回を強いられ、さらに体力の消耗に拍車がかかった。

ようやく　横手いこいの森”杉長根の道”と合流。

元熊野堂神社鳥居跡、三等三角点「鳥穴」（鳥居穴）P188.7に到着。

少し寄り道をして、いこいの森にある雪椿山荘に立ち寄った（冬期閉鎖）

Mountrex氏

横手スキー場（2月で終了）を下る。

横手スキー場から一の坂集落までの3km以上の戻り。

ようやく到着。好天に恵まれ、思う存分山行を楽しむことができた。

装備

個人装備

スノーシュー

感想

mountrex

　冬場に溜めたストレスの発散と、今年の山行のウォーミングアップを兼ねた。

　何回かやって思ったが、この時期に一の坂〜御嶽山をピストンすることは面白くない。夏場でもできることを、わざわざやることはないと考えた。

　そこで、まだ歩いたことのない旧山内村との尾根を歩いて横手スキー場に下りたらどうかと考えた。

　当日、雪は締まっていていたが、午後にはクサレ雪となるはずなので、スノーシューを履いて出発した。

　林道上には、スノーモービルとスノーシューの跡があり、トレースして登ったが、御岳山の手前で終わっていた。ここまできて最後まで登らないのが不思議だった。

　塩湯彦神社で朝食後からクサレ雪となり、くるぶしの上まで沈み込むようになった。P588からは御岳林道をトレースして萱峠線へと降り立った。さらにペースダウンしながらも呼吸を整えて広い尾根を南に下った。

　三角点峰から稜線上の雪堤を歩いたが、アップダウンも少なく雪庇があるピークに気を付ければ、特に危険個所はないと思われる。

　また、稜線尾根は、景色の良い場所が多く「睦成スカイライン」とでも命名しておこうと思う。

　しかし、沼山付近まで来ると地形が複雑で、1/25000以上の地形図（横手市都市計画基本図）等があると迷わず周辺を理解しやすいと思う。

　さらに、沼山から城付に入って、”胡桃台”という景色の良い場所で休憩をした。そのあと、新林長根に向かったが、さらに雪質が悪くなり、また積雪も少なくなり、踏み抜きが多く、この区間で多くの体力を消耗してしまった。

　予定より遅れて「横手いこいの森」雪椿山荘に到着。少し休んだ後に、横手スキー場へと降り立った。スキー場からは、一ノ坂集落までは、みずほの里ロードを歩いた。

　この日は好天に恵まれ、とても充実した山行であった。

★関連地点 ストリートビュー 一覧

★一本松見晴台（夏季）
https://goo.gl/maps/HWJ1MyhgXu42

★塩湯彦神社（無雪期）
https://goo.gl/maps/PvNPFRk9qYv

★塩湯彦神社 ブナ林 水場（無雪期）
https://goo.gl/maps/BGtVW4SVLaP2

★P594.0手前から（残雪期）
https://goo.gl/maps/V5xJGiK2EyT2

★P594.0三角点（無雪期）
https://goo.gl/maps/xmLDeRx7fcC2

★雪庇上から（残雪期）
https://goo.gl/maps/dHZ6snnX2zJ2

★沼台境長根（残雪期）
https://goo.gl/maps/DTU1LAFvHNS2

★胡桃台造林地（無雪期）
https://goo.gl/maps/t1fe1g7kS6r

★横手いこいの森　元熊野堂鳥居跡（無雪期）
https://goo.gl/maps/y3JGBhFmP8w

★横手いこいの森　雪椿山荘（無雪期）
https://goo.gl/maps/kBjCbud2PS52

★横手スキー場（シーズン）
https://goo.gl/maps/Viftk7QU1sG2

★動画（YouTube)

コメント

かづたん

長丁場お疲れ様！
訪問遅れてすみません 　久々のレポですね！
やっぱりその時期でも結構な残雪ありますね。
動画は実況があり物凄く参考になったし素晴らしいパノラマを生で見ている感じがして見入ってしまいました

その標高とは思えない素晴らしい景色ですね。
鳥海山の圧倒的な存在とどっしりと構えた真昼岳。
真昼岳は登ってみたい山の一つですね。
何度も見たいのでついついお気に入りに登録したよ

mountrex

Re: 長丁場お疲れ様！
このコース、無雪期にトレランコースにできないかとの下見です。
藪の刈り払い、土地所有者の同意などの問題がありますが、少しずつ計画を進めています。
思ったよりアップダウンもなく、登山道があれば
初心者でも踏破できるレベルです。
残雪期でも楽しめるので良いコースでした。