赤岳|赤岳鉱泉テント泊 - 親子登山81 (小2)
- GPS
- 14:26
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,565m
- 下り
- 1,567m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:56
天候 | 1日目|快晴〜晴れ 2日目|晴れ、山頂付近に雲がかかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路|茅野駅 09:30発 復路|美濃戸口 16:30発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳山荘までの林道積雪状況 駐車場満車くらい車が上がってきていた。ガチガチの凍結が日影にあると思えば完全に乾いている路面が出ている日なたもある。歩行者目線ではアイゼン装着タイミングが難しかった。美濃戸口から500mのところで最初の橋に向かって下り坂になるところの凍結箇所でアイゼン装着してそのまま歩き通したが、結果的には最初の橋から堰堤広場あたりまでノーアイゼンでいけたはず。ムダに体力消耗してしまった。 |
写真
装備
個人装備 |
【行動】
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
ゲイター
ビーニー
バラクラバ
防寒着
雨具
タオル
着替え
サングラス
ストック
アイゼン
ピッケル
【安全】
ハーネス
ヘルメット
【飲食】
行動食
飲料
テルモス
【情報】
スマートフォン
時計
カメラ
【野営】
シュラフ
個人マット
【緊急/予備】
ヘッドランプ
予備電池
|
---|---|
共同装備 |
【行動】
計画書
地図
コンパス
筆記用具
日焼け止め
【安全】
ロープ
スリング
カラビナ
【野営】
食糧
コンロ
ガスカートリッジ
ライター
コッヘル
食器
テント
ポール
テントマット
スコップ
【緊急/予備】
ファーストエイドキット
非常食
予備靴ひも
工具
針金
|
感想
3連休終わりごろから南岸低気圧の影響が出てくる可能性がありそうなので、計画短縮して1泊2日で赤岳を目指しました。
北横岳や天狗岳は不安なく歩けたものの赤岳となると未知の領域。赤岳鉱泉のアイスキャンディー(アイスクライミングゲレンデ)を相棒に見せることを第一目的に据え、赤岳に登るのは行かれるところまででいい、と無謀に突っ込んでいかないような予防線を自分に張っておきました。しかし、相棒にはアイスキャンディーより屋根から垂れ下がるつららのほうが気になったようです(笑。
2日目出発して小一時間で行者小屋が見えてきました。ここで相棒から「トイレに行きたい」と。出発前はしたくなくても少し歩くとしたくなるってのは親子登山あるある。むしろ1つしかない屋外トイレの順番待ちが心配でした。7-8人の順番待ちで時間はかかりましたが、相棒に再度装備を着け、自分はロープ類の準備をして、45分のピットインから前進再開です。
それにしてもさすが赤岳、人が多いです。心強いのが半分、遅くて邪魔になっちゃうだろうなというのが半分。僕らはとにかくゆっくり進み、後ろから登ってくる大人にどんどん抜いてもらいました。急登にはステップができていたものの大人にとっても段差が大きく感じられ、ましてや相棒にはきつかったと思います。それでも一歩一歩ゆっくり登っていきます。
文三郎尾根分岐を過ぎると(この周辺だけ強風)、追い抜きやすれ違いがなかなか難しい登山道になってきました。相棒はゆっくりながらも怖がることもなく確実な足取りで進み、やがて赤岳山頂に到着しました。下山も時間がかかりそうなので記念撮影したら早々に下山開始。登りより下りのほうが難しいといいますが相棒にもそれは当てはまり、下り始めはなかなか進みませんでした。しばらくすると下りの歩きに慣れたようでスピードが上がりました。狭いところでのすれ違いや追い抜きではみなさんにご協力いただき、また、最近の山行とはくらべものにならないほど相棒に声をかけていただき、そういうご協力や出会いに支えられて無事降りることができました。
赤岳鉱泉のテント場に戻って撤収し、美濃戸口からの終バスに間に合うよう下山しました。登りと違って午後は路面の雪がかなり緩んでおり、堰堤広場と美濃戸山荘の間でアイゼンを外しました。美濃戸口にはバス発車30分前に到着し、山行が無事終了しました。
y-nocchiさん、こんにちは。
子連れ登山の参考にと"サムライ"時代(笑)からフォローさせて頂いておりましたが、なかなかご挨拶もできず失礼いたしました。
これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
さてさて今回の山旅、息子さん小学二年にして冬季赤岳に登頂ですか
これまたすごい記録ですね。
赤岳山頂での勇姿、キマってますね
息子さんにとっても大きな自信につながったことと思います。
トイレもつららも全部含めて素敵な思い出になりましたね。
親子登山あるある、我が家ではほぼ毎回あてはまると思います
もはや簡易トイレは生命線になってます
簡易トイレを使うときほど「男で生まれてきてよかったー」と思うときはありませんw
お疲れさまでした。
shoytomo さん
ありがとうございます。
こちらこそ、長いこと盗み見だけで ご挨拶もせず失礼しておりました。
改めまして、今後ともよろしくお願いします。
計画段階でさんざん悩み、現場での進退判断もシビアでしたが、もろもろの条件が想定範囲内で頂上まで行ってこられました。
「頂上に向かうけど、頂上は目指さない」
変な言い方ですが、低山だろうと、親子登山はいつもこの気持ちです。
冬季赤岳に登られているshoytomoさんならおわかりと思いますが、無理に突っ込むところではないので、今回は特に強く言い聞かせました。
おかげで、最後は気力体力ともにヘトヘトでした
相棒は週明けの小学校で日直スピーチがあり、赤岳登頂の話をしたけど誰にも理解してもらえなかったとぼやいていました。当人も気づいているのですが、クラスメートには山談義、山仲間は望めないと。そこは時間に解決してもらうしかないので、それまではオヤジが引受けます。
親子登山あるある、温泉もそうですよね。
そういう問題に直面するたび、親が人として成長していけるのかなと思います。
ではでは、安全で楽しい登山を
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