木下沢梅林ー小下沢三番口(仮称,非一般道）尾根登行−狐塚峠下−小下沢ーザリクボ分岐ー景信ー小仏（高尾山域3時間トレーニング＃5）

2017年03月24日(金) [日帰り]

• GPS: 03:34
• 距離: 8.1km
• 登り: 826m
• 下り: 797m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:34

距離 8.1km 登り 826m 下り 797m

10:33 大下バス停
10:40 木下沢梅林
10:49 こげさわの森三番口（仮称）
11:45 11:46 北高尾山陵稜線
11:50 板当山
11:55 11:56 板当峠
12:00 狐塚峠
12:08 小下沢登山口
12:43 12:46 ザリクボ分岐
12:52 小下沢分岐
13:06 13:30 景信山
13:47 ヤゴ沢水場
13:55 林道駐車スペース
13:59 14:01 景信山登山口
14:07 小仏バス停

今回歩いた小下沢林道から北高尾山陵稜線までのルート（約50分）は一般道ではないので自己責任で。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：高尾駅北口10:12発小仏行きにて大下下車
帰路：小仏14:10発高尾駅北口行きに乗車

コース状況／危険箇所等

・小下沢二番口から沢一つ隔てた上流側に，赤テープがいくつもついた茂みがあり，先週気になっていたので，今週はそこから尾根にとりついた。二番口の次なので「三番口」（仮称）と呼んでおく。ここから北高尾山陵までの尾根筋には，黄色テープが2か所見えた他は繰り返し踏まれた人間のトレースはなく，イノシシのような重い獣がつけたような，ランダムに落葉が蹴散らされて土の露出したところがあるだけ。忠実に尾根筋を直登すれば必ず稜線に出る。この季節はまだブッシュが繁茂していないので見通しやすく，クモの巣もないので藪漕ぎも苦にならない。生きた灌木につかまれば急傾斜でも滑落の心配はない。
・中間部で傾斜が緩くなる部分からは明瞭な踏み跡があるのでピッチが上がる。その後，急登が終われば尾根である。
・逆コースで尾根から入る所に明確な印はなく，適当にブッシュに分け入って尾根筋を辿ればトレースが見つかるが，下降路として使う場合，登りのように目の前につかまるものがないところが多いので，あまり使いたくない。下るなら二番口尾根の方がよさそう。
・稜線に出た後，狐塚峠・小下沢・ザリクボ分岐経由で景信山までのコースは普通の一般道。
・景信山からは，小仏峠を経ず，峠へ向かう南西尾根を数分下ったところで東から合流する巻道（道標無し）に入り，20mほど進んだ所からジグザグに植林帯を下る道を，ヤマレコMAPのみんなの足跡に従って下った。下降開始点に道標はないが，よく踏まれているので迷うことはない。ヤマレコのみんなの足跡は心強い道標だ。
・下りが終わる林道への出口に近づくと，車が通れる道幅となるが，林道側から見るとここにも道標はない。作業道として管理しているので通ってほしくないかのようだ。小仏峠経由で景信に登ってほしいかのようだ。
・林道に出るとすぐ駐車スペースがある。

写真

3/24 10:41

またまた木下沢梅園。盛りを過ぎたか人はまばら。

3/24 10:41

目当ての梅たち。

3/24 10:52

ここから登りました。

3/24 11:30

びっしりついた小さな腰掛。

3/24 11:32

富士見台方面。

3/24 11:35

途中にこんな平らなところも。

3/24 11:45

稜線に出る直前。左右に走る一般道脇の赤い境界標が見えています。

3/24 11:46

一般道から見た出口。大枝が倒れ込んでいるところから出て来ました。看板は目印となります。

3/24 11:46

反対側のブッシュには目印が色々。すべすべの樹木も特徴的。

3/24 12:09

3時間小下沢林道を横断して，休まずザリクボに向かう。

3/24 12:35

一番手前が今日登った北高尾山陵の南尾根。

3/24 12:38

右から登ってきてこちら側に進むが，左手には逆沢の頭へ向かうルートがある。間違って踏み込まないよう木で邪魔をしているが，いつか行ってみたい。

3/24 12:46

ザリクボ分岐。日当たりの良い尾根道は大久保尾根から木下沢梅園へ抜ける。

3/24 12:53

左，小仏へ下降。

3/24 13:06

景信山頂からの北高尾山陵。手前右は大久保尾根。

3/24 13:06

手前，逆沢の頭。その向こうは狐塚峠から西の北高尾山陵。

3/24 13:06

北高尾山陵の向こうの遠くの山はどこだろう。

3/24 13:07

山頂の標識等工事中。

3/24 13:08

丹沢山塊の上部は雪模様。積雪もかなり見える。今期最後だと思うと，行っておきたかった。

3/24 13:27

犬越路と大室山・加入道山

3/24 13:28

蛭が岳あたりは降雪中。

3/24 13:28

大山・ヤビツ峠も雪？

3/24 13:44

景信からの下りに巨岩。

3/24 13:49

ヤゴ沢水場。

3/24 13:52

沢の合流点。上流方向を振り返って撮影。橋の向こうを左から沢沿いに歩いてきた。右奥からもう一本の沢。

3/24 13:53

林道があったような石積みの後。

3/24 13:54

水が流れています。

3/24 14:00

標識のある景信山登山口。

撮影機器：

EX-ZR850 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

お湯５００ｍL コンプレッション長袖シャツ スポーツタイツ ズボン 靴下 靴 ザック 滑り止め付き薄手手袋 風よけ兼用雨具 日よけ帽子 カレーパン アップルデニッシュ インスタントコーヒー カロリーメイト ヘッドランプ ヤマレコMAP コンパス メモ帳 ファーストエイド 保険証 時計 サングラス 首掛けタオル ツェルト カメラ

感想

ken13

　小下沢林道3番口（仮称）から北高尾山陵稜線までのルートは1時間足らずだがややマニアックな登行だった。先週の二番口ルートの沢沿い道が未確認だったのでそれも気になっていたが，それ以上に二番口の上流側の赤リボンが気になり，そちらを優先した。
　取り付き部がブッシュ気味だったが，新芽が出ない今だから楽に通過できた。二番口との間に水のない小さな沢がはさまっていることに今日気付き，ここから二番口ルートへ合流するにはこの沢を渡らなければならないと知る。登り始めてもルートそのものが明白ではなく，尾根筋を辿るしかないと判断したが，それでももしやと沢をクロスするトレースはないか気にしつつ進んだ。結果として，このルートは二番口ルートとは独立であった。
　トレースが明瞭となる後半は，灌木の細い幹をノコで新しく切った切り口がいくつもあった。
　急斜面では灌木や露岩をホールドに用い，3点支持が必要なところもあったが，ホールドはしっかりしている。
　コンターを見ての通り，全体に急登が多く，しかも直登なので靴ひもは緩めがいい。
　人が通らないのでイノシシが我が物顔で出て来はしないかと気になったが，何事もなかったのは幸運。

　景信山からの下降路については，案内板もなければ通行禁止の札もないので，知る人ぞ知る便利な道だ。ヤゴ沢水場という場所があるので親しまれているということか。でこぼこ道ではないので大変歩きやすく，山頂から小仏バス停まで私の足でも40分弱で出られるのが魅力。誰にも会わなかった。