主要南八甲田周遊! ぐるーりぐるぐるっと


- GPS
- 31:40
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 1,903m
- 下り
- 1,908m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 8:39
天候 | 一日目 晴れのち曇りのちガスのち+雪 二日目 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 城ヶ倉大橋から櫛ヶ峯の取り付きまでは、一般的なコース取り 櫛ヶ峯〜駒・櫛鞍部はトラバースややきつめ 櫛〜下岳 尾根は広く快適な下り、登り 二日目は展望があったので、自由にトラバースなどしています 駒・にせ駒の鞍部から逆川大滝へは地図読みと地形の読みが必要です 逆川大滝からは、3月31日の偵察時のトレースを利用しました |
その他周辺情報 | 【温泉】今日も寒水沢温泉(八甲田ロープウェイそば)に行きました 500円です |
写真
装備
個人装備 |
靴
ザック
ヘッドランプ
レインウェア
水筒
地図・コンパス
行動食・通常食料
防寒着
グローブ
帽子
タオル
ゴミ袋
常備薬・非常用薬
保険証
マッチ
ナイフ
日焼け止め
予備衣料・スタックバック
コンロ・食事道具・ガス
スパッツ
ストック
携帯電話
財布
下山後お風呂道具
テント
シュラフ
テントマット
ランタン
ロールペーパー
時計
歯ブラシ
ワカン
山スキー
シール
スキーアイゼン
|
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感想
南八甲田をぐる〜っと一回り
第一の感想は「疲れました」(笑)
当初は金曜日出発で二泊三日の予定でしたが、私が急遽仕事を休めなくなり、一泊二日に短縮したんですが、もし予定通りであれば、今回のルートに北八甲田の一部も三日目に入れていました。
う〜ん、果たして歩き切れたのだろうか?
ま、とりあえず今回は無事に歩き切れたのでヨシ!としておきましょう。
しかし厳冬季と違って、今の時期は結構な距離を歩けるものですね。
前回泊まりで行った時は、櫛の取り付きが精一杯だったのに、今回はそこから+下岳往復+駒ヶ峯の鞍部まで行けました。
さて、残る八甲田の未踏は南股山だけ。
いつか行ってみたいと思います。
と言うことで、今回もガスガスで全く周りが見えない時もありましたが、何とか無事にテントを張って一夜を過ごし、大きなザックを背負いながらも無事に帰って来ることが出来たのも、良きパートナーあっての事だと思います。
今回もナカナカハードな企画をありがとうございました。
おつかれさま。
去年は雪が少なく、この年度末に南八甲田を回る気持ちになれずに裏岩手の縦走にスイッチした
今年は里は雪が少なかったものの、山の雪は平年並み
まだ、十分な雪が残されていました
南八甲田は櫛ヶ峯(上岳)を主峰に、比較的なだらかな地形が中心に構成されている
ここを熟知してGPS機器なしで歩き回ることができる人は非常に少ない
それだけ細かい沢と湿原がつながる難しさがある
厳冬期となれば、ほぼ吹雪に閉ざされ、時に電子機器すらまともに作動しないごく低温と着氷に阻まれることになる
そんな南八甲田も春スキーのシーズンとなれば、優しく地形を一望できる日が多くなる
スキーも滑り、高速移動が可能になる
土地勘を醸成するにはもってこいの季節
主峰・櫛ヶ峯を上岳というが、実は下岳に行ったことがなかった
それどころか「三クラ」たる赤倉・乗鞍・猿倉にすら行ったことがなかった
それをまとめて訪れてみようというのが今回の主旨
もう一泊して、北八甲田縦走も絡めたかったが、事情によりかなわず
まあ、前日に下見山行はしたので満足でした
城ヶ倉大橋の駐車場からは前日のトレースをたどる
荷物が重く、すぐに後発のペアに追い抜かれたが、トレースがしっかりしてありがたい
くの字湿原から横岳へ
暖かくなって、山頂付近のエビのしっぽも溶けてなんとか尾根を滑ることができた
櫛ヶ峯への稜線は高速移動
ラッセルなしのスキーはとんでもなく早い
吹雪きの中に設営したポイントは昼前に通過
櫛ヶ峯の取り付きからトラバースし、荷物のデポ地点たる駒との鞍部へ
ここは、広場状で気持ちいい
周囲に荷物を見つけられるように赤旗を立てる
いつもの尾根へはトラバースして進む
スキーアイゼンをつけると比較的直登がなんとかできる部分も多いので助かる
山頂を過ぎる、今日は奥までアタックザックとともに行く
下岳への下りはすばらしい下り
地形図通りのなだらかな平板な斜面ですーっとすすむ
ここからの眺めは見たことがなくとても新鮮だ
今回は行かれない南沢岳が今度こいよと言っている
ガスが濃くなってきた
風も雪もあり
それでも櫛ヶ峯山頂に行かなくては
登ればいいので問題はないのだが…
ガスがますます濃くなり、滑走どころではない
尾根を下って、途中から右へ
滑りながら、荷物のデポ旗を探す
登りのトレースと交差して、無事発見した
荷物は重い
駒ヶ峯を越え、ニセ駒との明瞭な鞍部の窪地にテントを張った
ガソリンストーブの扱いを間違えて、炎上事件発生
エアマットに穴をあけてしまって申し訳ない
なんとか持っているものでしのぐことにして夜を過ごす
朝日が照るころまではガスがかかっていたが、すーっと引くと、おおきな青空が広がっていた
日が樹氷に当たり、駒が優しく照らされている
テントを後に、猿倉へ
じりじりっと上ると、岬の先が山頂
滑りたくなる斜面が広がる
思い切り後ろ髪ひかれながら戻りながら今度は乗鞍の鞍部へトラバース
山頂への登りは結構急
トラバースだけでなく、ジグも切る
山頂からは広い白い一枚の広がり
シールを外して気持ちが晴れる一本!
春の雪、昨夜の冷え込みでうまく締まった硬めのバーン
高速で滑っても、バタバタしない気持ちよさ
一気に滑って、赤倉の鞍部まで一直線
シールを付け直して樹林へ
赤沼と蔦沼が一望できる山頂
静かなところ
今度は乗鞍をやや上りながらのトラバース
うまくかわして、テントまで
見込みより1時間以上はやく帰投
テントは日の光でしっかり乾いて軽くなった
それでも背負うと重い
逆川大滝へは地図と地形の照らし合わせ
出来れば滑りやすい所をねらいたい
湿原を組み合わせて、沢と尾根を行く
大滝のすぐ脇の小沢地形へうまく滑り込んだ(私は転がりこんだが…)
ここからは一昨日のトレースに乗っかる
緩くなるように、設定したはずだが、どうだろうか?
横沼から尾根をつかって逆川岳山頂へ
雪庇の上りに苦心して、泣きがはいって手伝ってもらう
本当にありがたい
シールはここで終了
重い荷物で大腿が悲鳴を上げる中、なんとかゆっくりと駐車場まで下った
雪は重くなっていた
コメント
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櫛に登られているのを見ていましたが、その後下岳へ向かわれていたんですね!
横岳から櫛に向かう途中下岳の存在が気になり、行ってみたいと思っていましたが、お二人のレコ見て更に下岳からの景色見てみたくなりました。
2日目の白と青の世界が素晴らしいですね、早朝だと北八甲田も全体真っ白で綺麗!
お疲れさまでした〜。
横岳の山頂で既に気が付いていましたよ
プラカンの足跡が山頂標識を取り囲んでいたので
この数のプラカン・・・・・
あのメンバーしかいないわな〜
私の場合、プラカンだと沈んで歩きにくそうだし
キックステップで絶対に壊すと思うので
よく櫛までコレで行くもんだと感心していました
下岳からの景色は天気が良いと最高でしょう
櫛を下りるときこちらを呼んでる声が聞こえてました
南八甲田グルッとひとまわりすごいですね
以前からやってみたいて思ってもできないです
今年は北と南を全部登りたいと思って分割しながら挑戦中です
とても参考になりました
はい、中高年の私にはそろそろキツイ山行で、めっちゃ疲れました
今日も体がダルダルで、仕事が全くはかどりません
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