久々の浅間外輪山 黒斑・蛇骨 〜雲の切れ間から〜

2017年04月05日(水) [日帰り]

• GPS: 04:52
• 距離: 7.9km
• 登り: 576m
• 下り: 568m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 1:20
• 合計: 4:48

距離 7.9km 登り 582m 下り 577m

9:35 車坂峠
9:35 9:37 高峰高原ビジターセンター
9:50 9:52 車坂山
10:10 10:11 開けたガレ場
10:49 槍ヶ鞘
11:01 11:08 トーミの頭
11:27 11:30 黒斑山
11:54 12:53 蛇骨岳
13:23 黒斑山
13:33 13:37 トーミの頭
14:20 14:22 高峰高原ビジターセンター
14:23 ゴール地点

天候

AM晴れ　PM高層雲り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小諸ICから高峰高原観光センター

コース状況／危険箇所等

周囲にあまり人がいなかったため、上記ペースが平均に対してどのくらいかは分かりません。
(標準よりやや早い程度？)
全面積雪状態。
湿り雪で一部融雪箇所あり。踏み抜きも少なくない。
アイゼンあったほうがよい。スノーシューはあまり有効ではない。
黒斑までなら危険個所無し。
蛇骨まではトラバース箇所が複数個所あり。まともに滑落するときっと随分下まで・・・

その他周辺情報

菱野温泉・常盤館

写真

車坂峠から入山。表ルートで上がります。
ポストあります。我々は昨夜警察に提出済なので素通り。

トレースははっきり！

八ヶ岳が良く見える。

日向に出ると少し暑くて・・・。

林間に入るとホッとする。涼しくて気持ちいい！

徐々に斜度が増して来たので、

この辺でアイゼン装着！！

実は買い替えていたおNEWのアイゼン！
グリベルエアーテックライト(アルミ製・セミワンタッチ)
今までのブラックダイヤモンドのオールステンレス製12本爪よりも重量は半分以下。

装着完了！しっくりくるね。イイ感じ。

車坂山の少し上。北アルプスの峰々がその姿を臨ませてくれた。

上空は湿気が多そう。

暑いよ！暑い！風がないのはいいことばかりではない。

出た！浅間。思ったよりだいぶ雪が無い。

噴石シェルター。なぜこんな場所なのかよくわからない。
黒斑からでも登り返してこないとここまでは辿り着けないし。緊急時に逃げてくる場所として正しいのか？この場所。

さぁ、トーミの頭までもう少し！

日向の雪はグズグズ。

槍ヶ鞘からトーミの頭直下のプチトラバース地点。
だいぶ融雪が進んでいる。

八ヶ岳の先に中アが見えていた。

この辺からは立山エリアまで見えていた。

トーミの頭直前

そうして立つ。

トーミの頭

トーミの頭から下界

トーミの頭から浅間外輪山

浅間本体と外輪山

自分は永久に登る予定が無い富士山も見えていた。

黒斑を目指して再度進む。

黒斑へ続く尾根からは木々の間から浅間が見える。

浅間をチラ見！

黒斑着。3組位休憩されていた。

黒斑から上州方向

浅間とJバンド

今日は全然噴煙が無い。今週の日曜日は豪快に噴煙を上げているのが自宅からでも見えたんだけど。

ここだけでは不満足なので蛇骨岳を目指します。

霞雲が出て来た。
これは上空の湿気が多い状態。ここに冷たい空気が入るとすぐに天気が崩れる。早めに下りよう。

春の空色。

これも典型的な春の空。

また一つ季節の移ろいを感じる。

蛇骨岳までのルートは雪が多く、木々の枝が近いので注意しましょう！

雪の爆撃を交わしながら進む。

間もなく蛇骨。

あぁこれあっという間に空が真っ白になっちゃうパターンだ。

陽が陰ると寒いかも。

こういうトラバースが複数あるので注意！落ちるとかなり下まで行きそうです。

飛行機雲が輝いていた。

登頂！

蛇骨から！

蛇骨から！

蛇骨から！

ここでランチタイム。

さぁ、1月に賞味期限が切れたカップ麺いきますよ！！
きっと大丈夫！

ドローンを持ってくるべきだった。絶対きれいに取れたと思う。

下山開始。

はい、空は真っ白

帰りがけ、最後に見た浅間は煙を吹いていた。

帰りは中コースで。

時折開けた場所に出ながら

こんなとこ滑り降りちゃえば早いのにね。

あっという間でふもとまで下りて来た。
お疲れさま〜〜！

感想

Beloved Sky

雪崩が多いこの季節。
チャレンジはしたくないので安全最優先の黒斑へ。
黒斑は実は結構多く来ていて今回で5回目？過去3回は確実に来ている。
でも残雪期は初めて。
前回は3年前の初冬だった。
高峰高原の観光センターまで車で上がれるので黒斑まではらくらくで特に危険個所も無い。

まだ少し寒さが残る春風を感じながら山頂で1時間の時を過ごした。
木々の切れ間から天を見上げると、雲の切れ間から青空が見えた。
その空はひときわ青く、ところどころ霞かかっていて典型的な春の色を呈していた。

昨年10月に焼岳からみた秋空がまだつい先日のように感じるけど、また季節が一つすすんだわけだ。
山で感じる季節はとても幸せなときの流れに思う。
そろそろ夏の計画立案に着手しなきゃね。