天城縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 728m
天候 | 概ね晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
大雑把に、天城峠〜戸塚峠は歩き易く、戸塚峠〜天城高原は少し歩き難い印象 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
以前、バイクに乗っていた頃、一番好きなルートが伊豆だったので、日帰りで伊豆半島一周は数え切れない程繰り返したが、「伊豆の踊り子」も読んだことはないし、演歌の「天城越え」にも「日本百名山」にも興味は無いので、天城山系に興味を持ったことはなかった。ただ、今回、電車でアクセスできる伊豆の山、という観点で調べてみると、存在を初めて知った、「伊豆の瞳」と呼ばれる八丁池を見てみたいと興味が湧き、どうせなら天城を縦走してみようかと思い立った。
宇佐美駅で、伊豆急下田駅行きの始発電車は逃してしまったが、何とか2本目の電車に乗り、河津駅でバスに乗り換えた。余談だが、河津駅で電車賃を精算した際に、電車の乗車時間に比べて特急でもないのに異常に運賃が高いなと感じた。後日調べてみたところ、やはり伊豆急は、単位距離当たりの運賃が非常に(正確には日本で2番目に)高いらしい。
「天城峠」バス停でバスを降り、早速歩き出した。前日の巣雲山登山の後、筋肉痛を予想して温泉で念入りに足をマッサージしたが、やはり筋肉痛は残っている。それでも、かつて昭和天皇が歩かれた道だからなのか、急な傾斜はなく、ブナとアセビが目立つ早春の歩き易い道を気持ちよく歩けた。途中、ワサビを栽培している沢など数本の沢筋を渡った。
八丁池到着。まず展望台から眺めた後、水際に近づいてみた。ガイド板によると、八丁池は火口湖ではなく、窪地に水が溜まったものらしいが、溜まり水にしては意外に澄んでいて、青空を映して青く輝いている。ここでキャンプしたいなと思ってしまった。
先は長いので、八丁池から先へ進む。八丁池〜戸塚峠の間も、道は尾根を巻いていて傾斜が緩やかで歩き易い。その代わりと言っては何だが眺望はなく、少し速いペースで淡々と歩いた。
戸塚峠を過ぎると急な上りが出現。この上りを過ぎた辺りから前日の筋肉痛がダメージとして現れ始め、道の印象も整備された山道から普通の山道になった。筋肉痛に耐えながらやっと上り詰めた万三郎岳は眺望無し。残念。
アセビも、奥多摩のタワ尾根に1本生えている存在感のあるアセビは好きなのだが、群生してトンネルまで作ってしまっていると、今回は目に付く緑がアセビばかりで有難くないというか、まる1日たっぷりアセビを見て、もう沢山という気分になってしまった。
ヤマレコの記録を見ると、ほんの1週間前は雪が残っていたようで、今回は訪問時期が少し早すぎたのかも知れない。石楠花は5月中旬〜6月初旬が季節らしく、その頃には、ブナの葉っぱも幹に付いた苔の新芽も緑に加わって賑やかになりそうだ。機会があればその頃また訪れてみたいと思った。
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