至仏山(2228m)



- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 843m
- 下り
- 844m
コースタイム
10:30 小至仏山
11:30 至仏山 到着(お昼ご飯)
12:30 至仏山 出発
14:00 山の鼻 到着(休憩)
14:30 尾瀬ヶ原散策
15:00 山の鼻 出発
16:30 鳩待峠
天候 | 晴れ時々雲り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ここ数年、毎年この時期には尾瀬の至仏山に登っています。
残雪期はこの時期にしか登れないんですよね〜。雪が解け始めると、植生保護のため入山禁止になります。
いつもはスキーを担いでバックカントリーなのですが、今年は趣向を変えて登山で。
同じ山、同じシーズンでも観点を変えると新しい発見があったりします。
そして、今回はtwitterのフォロワーさんと。
深夜3時に、暗くてお互いの顔がよく見えない状態で「はじめまして」というとても不思議な感じ。
でも、これまでやり取りが数多くあったので、初対面な感じはしませんね。これも不思議な感じ。
鳩待峠に7時前に着いて登り始めたかったのですが、駐車場手前で渋滞。
何があったのかというと、駐車場直前のきつめの坂が鏡のように凍っていて、登れない車が道を塞いでる…
この時期に鳩待峠に2WD車がチェーンなしでノーマルタイヤで来ちゃダメだよ…
結局、そこで1時間をロス。
8時から登り始め。
天気は良いのですが、山頂のほうは雲がかかっていて、山頂は見えない状態。
「でも、着くころには晴れてるよ〜」と気楽な感じ。
※実際、山頂に着くころには晴れました。
スキーが装備に入っていないと、軽くて快適だね〜
写真を撮りながらのんびりと。
いつもより雪が多い感じです。
そして、気温も低かったのかな。
小至仏山の手前では樹氷や霧氷の花が多く見られました。
海老の尻尾がカッコいい!
フォロワーさんが小至仏山のトラバースが苦手なようで、小至仏山への直登を決行!
※こっちのほうがキツイのではないかと思いましたが、それほどでもなかったです。
そんなわけで、鳩待峠から3時間半ほどかけて至仏山に到着。
いつもながら燧ケ岳と尾瀬ヶ原がきれい。
尾瀬ヶ原をくねくねとうねる川の模様がなんとも言えません。
遠くには会津駒ケ岳が。
この景色は日本ではここしか見られないと思います。
来週は山仲間と燧ケ岳と会津駒ケ岳を登ります。
とても欲張り。
山頂でご飯を食べて、尾瀬ヶ原へ向かって下山開始。
どこを歩いて降りてもいいのですが、ときどき足がズボッとはまり、身動きが取れない状態に。
今回の雪歩きで、雪の上の危険地帯を見分ける能力がかなり上がりました。
中腹の傾斜が緩くなってきてからは、ザックザックと雪を蹴散らしながら下りて行けます。
「まるで富士山の須走みたいだ〜」とはしゃぎながら駆け足で下ったりていたのですが、これが後々響きました…
ということで、1時間半ほどで尾瀬ヶ原の山の鼻に到着。
ちょっと休憩して、尾瀬ヶ原を散策してから、鳩待峠に戻り始める。
距離にして3.3km、標高差150mほどの登りでコースタイムでは1時間ぐらいなのですが、ここまでの疲れがだいぶ出てきました。
鳩待峠まで1時間半ほど。
だいぶ時間がかかりました。
でも、「この蕾は何かなぁ?」と植物を楽しみながらの歩きでした。
植物が詳しい人との山行はとても楽しいね。
やっぱり、最近は山の楽しみ方が変わってきました。
昔はスピード重視だったからなぁ。
デジタル一眼レフを手に入れてから、楽しみ方が変わったんだと思います。
■補足「尾瀬と東電の関係」
この日歩いたところのほぼすべてが東電の所有地でした。
尾瀬の環境保護のために毎年約2億円を拠出しているということ。
個人的には登山者から入山料を徴収してもよいのではないかと思ってます。
ちょっと調べてみると、去年の尾瀬の入山者は約35万人。
これで2億円を割ると、一人あたり600円ぐらい。これぐらいなら登山者も抵抗はないと思います。
■補足2「夏が来〜れば 思い出す〜」
沼田ICから鳩待峠に向かう途中、鎌田交差点を左に曲がってすぐのところ(ヤマザキデイリーの前ぐらい)で面白いことが起こります。
何かの曲が流れます。
最初は「何だ?」と思うのですが、よく耳を澄ますと分かります。
道路に工夫がされてあって、車で走るとタイヤとの摩擦で「夏が来〜れば 思い出す〜」の曲が聞こえるんです。
ぜひ、お試しあれ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する