霊仙山 〜6歳最初の登山〜 [滋賀県 多賀町]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 828m
- 下り
- 830m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:10
天候 | 晴れ 登山口 15℃ 霊仙山 9℃(北西風10m) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西南尾根直下が直登で滑りやすい。 |
写真
感想
先週末に初の標高1000m越を成し遂げた息子(コウ)は6歳を迎えた。
そして今週末の今日、もちろん登山しますよ。
6歳最初の山は霊仙山。
俺は先週末に銚子が口の山頂で「おかえりなさい」と迎えてくれた山々にコウを紹介しがてら「挨拶登山」をする一年にしようと決めました。
その第一弾が霊仙山という事だ。
まぁ俺としても5年ぶりの山やし、多賀側から登るのは初めてなので新鮮極まりないです。
今畑から少し登るとなんと廃村があるではないか!
流石にこれには驚いた。 なにが驚いたかって?
車道がない登山道だけのところにこんな村があったことだ。
ここらへんは廃村が多いのは知ってるがここは知らなかった。
それから少し歩くと尾根に取りつく。
ここが西南尾根の始まり。
登るに連れ石灰石むき出しのカルストに変わっていき、直下を迎える。
相変わらずキツい傾斜で岩がない区間は注意が必要である。
コウは体験したことない傾斜でも頑張って前に進む。
ただ、景色は超一流なので目の保養になる。
頑張って登ってきたら今度は歩きにくい岩だらけの尾根歩き。
歩きにくいが飽きはしない。
相変わらずの景色の良さやしお目当てのフクジュソウも拝めれた。
ここらへんからコウは俺のいう事を聞かなくなり、登山道から外れる行為を何度もやってのけ、俺も若干イラつき始める。
なんだかんだで最高点に到着。
西南尾根直下からそうだったけど今日は風がキツイ!
それに加えて気温も10℃下回っているので寒いのなんの。
この最高点のちょっと下で飯を食べるも寒くて震えながらだ。
三角点のある山頂も記念撮影が終わればさっさと移動する。
下り始めると風も大したことなくなるので快適になる。
そして事件は起こった。
8合目のお池にカエルの卵があり、コウと一緒に見ると何を思ったか「せぇーの」と言い始め飛び込む!
着水する寸前でつかんで放り投げるも足元が濡れた。
これには俺も大激怒! コウは大泣き。
この池で小さいコウが飛び込めば上半身までドボドボになるんだ。
たぶん苔の生えた岩みたいに見える箇所に飛び移ろうとしたんやろうな。
しかしそういう問題じゃない、これまで俺のいう事を無視し勝手な行動ばかりしてたのも相まって大激怒になってしまったのだ。
コウも泣き止まないのですべてが収まるまで30分も掛かった。
お互い分かり合えてスッキリしたのでそこからの下りは仲良くスイスイ下れた。
汗拭き峠からの沢に降りる下りは結構な傾斜でロープなしでは怖かったけど短かったので安心。
沢沿いも堰堤を越えると林道に変わり、落合の廃村を通過し登山終了。
初6歳の登山はすべての感情が出た登山になった。
標高1000m越えの登山は2回目になるが、体力面では問題ない。
ま、岩だらけの箇所も歩いているから表には出さないけど結構疲れてたのかな?
午後8時にはぐっすり寝てしまってる(笑)
ただ、今回は行動面での課題が多かった。
それに対しての俺の精神面の課題もあるのでお互い克服していかねば。
子供は突然何をするかわからないからね
ウチなんか、車が来ているのに飛び出そうとしたりするよ
山では、この衝動を抑えないと無用な事故の原因になるから
ここは、わかって欲しいね。親子のやり取りが目に浮かびました。
それにしても、良い景色です。
廃村は怖いですが、私も登ってみたくなりました
mountrexさんこんばんは。
車が来てるのに飛び出す、それも怖いもんですね
自分の子供だからこそ真剣に怒ってしまう、それほど心配してるんですよね。
特にあんなに風が強く、気温も10℃を下回ってる環境で上半身までドボドボになったら低体温症の危険だってありますもんね(着替えは俺のザックに入れてるので問題ないけど)。
この山はね、1000mとは思えないスケールなので大好きなんですよ。
でも本当に5年ぶり、やはり聞こえてきましたよ「おかえり」と(笑)
廃村、秋田とは違ってここは家を畳まず放置なのでリアルなんですよ
廃村巡りも兼ねてmountrexさんにも訪れてほしい山の一つです
少し私の三角点探訪が落ち着いたら県外の山にも登ってみたいですね。
それにしても東北と違って整備されている山が多くて羨ましいです。
登攀中は気持ちが高ぶっていたり、汗をかいていたりして
本当の気温を体感できないものですよね。
低体温は気が付かないこともあるので危険です。
山で濡れる=低体温ですからね。
過去に鳥海山でも真夏に凍死した人がいたくらいでしたから。
mountrexさんが遠征登山するイメージってそういえばないですね。
目的が目的やから仕方ないけど。
滋賀でも殆ど整備されてない山は結構ありますけど、やはり秋田から見ると圧倒的に整備されている山は多いですね。
この日に関しては登攀中でも風がキツく寒かったんですよ。
一番体温調整が難しかった日やったと思います。
それなのにコウときたら
鳥海山みたいな標高だと夏とかでも雨が降れば寒いですからね。
お互い身体で体験してますしね
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