燕岳// 最高の展望に静かに興奮・・・
- GPS
- 06:04
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,380m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
→6:27富士見ベンチ→6:56合戦小屋→7:11合戦沢ノ頭→7:48燕山荘→8:13燕岳8:46
→9:11燕山荘9:27→9:49合戦小屋→10:01富士見ベンチ
→10:16第3ベンチ→10:31第2ベンチ→10:42第1ベンチ→10:56登山口
<所要時間> 登り 3時間21分
頂上休憩 33分
山荘休憩 16分
下り 1時間54分 計 6時間04分
<総歩数> 24,979歩
天候 | 見事な快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
片道355km 往復710km |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険個所はありません。 登山者が多くトレースはしっかりしており、合戦小屋から上部は案内の旗があり 迷うことはありません。 また、200m登る毎に休憩ベンチがあり、よく整備された登山道です。 さすがに表銀座登山口となっているところですね。 ・残雪は第3ベンチ上から登山道の8割位、富士見ベンチから上は全面あります。 登りでは、富士見ベンチの上からアイゼンを着けましたが、慣れている方なら アイゼンは不要と思います。 下りでは、燕山荘から富士見ベンチの下まで、アイゼンを着けました。 ・燕山荘から燕岳の間は、ほとんど雪は無くアイゼンは不要です。 ・駐車場は第一駐車場を利用しましたが、50〜60台駐車可能で、4:20到着 時点で空きスペースが7、8台でした。 すぐ手前の第二駐車場は、2、3割程度駐車してありました。 |
写真
感想
とにかく、最高でした。
この展望だけで、お腹一杯になり、十分満たされました。
下記の文章は蛇足です。
もしよろしければ、読んでみてください。
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雪の北アルプスの峰々が見たくて、居ても立ってもおられず出かけました。
夏・秋のアルプスは何度も登ったことはありますが、雪のアルプスは今回が
初めてで、天気もよさそうで胸膨らませて、期待して出かけました。
登り始めから樹林の中で、中々展望が開けずじっと我慢してひたすら登って
行きます。
これも見えた時の感動をより大きくするための演出なのかなと、ただひたすら
足を前に出し、とにかく前に進みます。
合戦小屋を過ぎた辺りから展望が開け、大天井岳へ通じる表銀座の尾根の向こ
うから、槍の穂先がひょっこり顔を出し、合戦沢ノ頭に出ると、全容が見えて
来て、この尾根の向こうには何が見えるんだろうと、期待に胸が躍ってきます。
足元の雪も、急な勾配もお構いなしに、とにかくこの尾根の向こう側を見たく
て急ぎますが、先を急ぐあまりに燕山荘ではなんとか右側から行けないかと、
いったもののそこは雪の急斜面で思わず引き返し、山荘の左を大きく廻って、
やっと尾根の向こう側に・・・
そこには想像していた以上の展望が開け、頂上を雪で覆われている峰々が連な
っており、もっとよく見ようと山荘で休みもせず、とにかく燕岳の頂上へ急ぎ
ます。
多くの登山者とすれ違いましたが、どの顔も満足した顔のように見えました。
頂上到着の瞬間、思い抱いて憧れていた展望がそこには広がっていました。
雲一つなく、少し霞んでいますが、そんなものは気になりません。
団体さんも去り、そこに居た単独の方に挨拶をし、
一人静かに感動し興奮してしまいました。
「いやっー・・」
の後に言葉が続きませんでした。
夏に見た山とはまた異なり、暫しどの山なのか区別がつかず、思わずそこにいた
方に山名を聞いてしまいました。
その後、また2人の方が来て、暫し4人で見とれていました。
頂上で何枚、同じような写真を撮ったか分からない位たくさん撮りましたし、
時が過ぎるのも忘れて、ずっと山々に見とれていました。
・・・・
ずっとここに居たいのですが、もう帰ろう!
と、自分に言い聞かせて、山頂を後にしました。
思い起こしてみると、ここに来たのは33年前の秋、大学生の時に4人で来て、
槍、大キレット、奥穂から上高地に下山しました。
その時のことを思い出そうとしたのですが、極一部しか記憶になく、燕岳の記憶
は全くありません。
ただ、山バッジを買ったような記憶がかすかにあり、33年ぶりで山バッチを
思わず買ってしまいました。
時は過ぎ、その時の記憶はほとんどありませんが、山に登った時の感動は、きっと
その時と同じだったと思います。
また、こうして山に登ることになるとは思いませんでしたが、
これもきっと何かの縁でしょうか。
燕山荘からの下りは、雪渓で勢いづいた速さで半分駆け下りてしまいました。
道を空けていただいた皆さんは、そんなに急いでどうしたの?
と思われたかもしれませんが・・・
とにかく、今日はそんな気持ちにさせる1日になりました。
同じ日に燕岳に登った方のヤマレコはもう5件ありました。
まさに燕岳日和でした。
こんなに長く書くつもりはなかったのですが、
今回は特に拙文にて失礼しました。
燕岳山頂からの360°展望ビデオです
一言!
yes!最高
つばくろ!!サイコー!
自分が中学生のときに学校登山で初めて登った高い山です。
懐かしい!
今は仕事で休みもなかなか取れないので、里帰りもなかなかままならないですが、
なんとか時間を作って北アルプスに行きたいですね。
URUさん最高のレコ、写真&動画ありがとうございます。
昔の記憶は薄らいでしまうこともありますが、いいものは今行ってもやはり宝石ですよね。
chachamaru
初めまして
本当に最高でした。
申し分ありません。
心が満たされました。
でも、お腹はすきました。
こんにちは
そういえば、chachamaruさんは長野出身でしたね。
学校登山で、こんな高い山を登るなんて、
茨城県人には驚きです。
長野県人はすごいんですね
茨城県人にも他県に自慢できることがあるんですが、
ご存知ですか?
それは、私と同じ頃の年代の人は、
みんな茨城県民の歌が歌えるんです。
他県で、県民の歌を知っている人はあまりいないと思います。
”空には筑波 白い曇”
”野には緑を 映す水” って
でも、自慢にはならないかも?
長野の人はいいですね。
こんな素晴らしい山がそばにあるし、
行こうと思えば、すぐ行けるし
羨ましい
こんな郷土が豊かな人を育てるんですね
まさに最高ですね!!!
お写真拝見しうっとりです
以前から思っていたのですが山の名前とてもお詳しいですが地図か何か御持参されているのですか?
私はさっぱりで勉強中です
山の名前がわかるとより一層楽しめますよね
fall
おはようございます。
本当に最高の展望で、よかったです。
山名ですが、頂上で地図を広げてみています。
分からなければ、知っていそうな人に聞きます。
誰もいなければ、コンパスで方向を確認して、
地図とにらめっこです。
それでもわからなければ、帰ってきてから
カシミール3Dのカシバード機能を使って、
写真と比べて、山名を同定しています。
最近は山行も増え、すぐにわかる山が増えてきたので、
割と知っている山から辿っていくと、
早く分かるようになってきました。
後から写真を見て、こんなところから、こんな山が見えてる
なんていう発見があると、感動してしまいます。
こんにちは!
ツバクロはエライことになってたのですね
これはスゴイです
360°パノラマを楽しませていただきました!
こんにちは
いつもコメントありがとうございます。
燕岳頂上は、団体さんも去った後で、単独者と私と
後から来た2人組で独占でした。
男4人で景色を眺め、お互い言葉を少しですが交わし、
至福の時間が流れました。
他にヤマレコユーザーさんの同日のレコが5件ありましたが
おそらく、どこかですれ違っていたはずです。
vottiさん、いい季節になりました。
やっと本格的に始動したようですね。
エンジン全開で出かけましょう!!
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