乗鞍岳・剣ヶ峰☆意地の山スキー登頂 [三本滝-ツアーコース-位ヶ原-朝日岳-剣ヶ峰]
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- GPS
- 05:53
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,228m
- 下り
- 1,228m
コースタイム
天候 | 曇り→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
来週からは位ヶ原までバスが運行予定です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■乗鞍大雪渓web---------------------------------------------------------- http://www.norikura.org/index.htm 乗鞍岳のBC情報といえばこちら。この時期は週一で情報を更新してくださっています。管理人さんに感謝。 ■登山ポスト-------------------------------------------------------------- Mt.乗鞍スキー場のベースにあります。道路沿いの黄色いポストが登山ポストです。 ■トイレ------------------------------------------------------------------- 三本滝レストハウスのトイレは使用できませんでした。 ■雪の状況---------------------------------------------------------------- [ゲレンデ] ゲレンデは道路で分断されていますが積雪量はたっぷりあり、休暇村まで滑って降りれそうな積雪量でした。 [ツアーコース] ブッシュが出ている箇所は全くありませんでした。 下山時には滑走痕で多少荒れてましたが、シャバ雪でとても快適に滑れました。 [位ヶ原〜肩の小屋] 登行時は固めでしたが、滑走時には雪も緩み快適に滑れました。 [朝日岳〜剣ヶ峰] 稜線上の気温はマイナス。雪は氷化していました。ストックやウィペットがなんとか刺さる状態でしたので今回はシール+クトーで登り切りましたが、アイゼンで登るのがベストな状態でした。 [剣ヶ峰・蚕玉岳のコル〜位ヶ原] 稜線上はアイスバーンでしたが、気温が低く雪が溶けておらずパウダー気味の滑りやすい雪質でした。 2800m以下はアイスバーンになったのでトラバースで朝日岳方面に逃げ、雪が柔らかくなった箇所から再び滑走しました。 ストップスノーもなくとても快適に滑れました。 |
写真
ということで、乗鞍岳BCにやってきました。
4/21に乗鞍エコーラインが三本滝まで開通したので、今シーズンの営業を終えたMt.乗鞍スキー場のゲレンデをハイクアップし、ツアーコースに向かいます。
といっても、本当は野麦から乗鞍岳に登るつもりだったんですけどσ^_^; 道が閉鎖されててUターン…
しかし以後、40分間1枚も写真なし。その理由は?
・途中から雪が凍りシール登行が厳しくなるもアイゼンに変えるタイミングを逃してしまった。
・そのままシールで登り切る事にしたものの、直登するかトラバースするかを迷ったあげく、結局高い位置でトラバースする羽目になってしまった。
という事で写真を撮る余裕ゼロだったのでした。
乗鞍に来た際は、必ずと言っていいほど寄らせて頂いてます。
中之屋
http://www001.upp.so-net.ne.jp/nakanoya/home.html
ちなみにこの中之屋さんのような切り妻造の緩やかな勾配の屋根を持つ家屋は、長野県の中南信地方でよく見られる"本棟造り"と呼ばれる伝統的家屋です。
湧水でさらした蕎麦が乾かないように、ざるではなく皿出しするのもこちらのこだわり。「蕎麦は水が命」がモットーとのこと。
はぁ、うまかった〜。また来ます〜
感想
今回は乗鞍岳に滑りに行ってきました。
乗鞍岳といえば昔から親しまれている山スキーのメッカ。僕もシーズンに1回は必ず滑りに訪れていますが、今シーズンは未訪。
「やっぱ1年に1回は滑りに来なきゃね」
ということで、天気はイマイチな予報でしたが行ってきました。
朝5時。松本から車を走らせ奈川の野麦峠へ向かいます。
「乗鞍岳なのに野麦峠?」とお思いかもしれませんが、野麦峠の近く、岐阜県側から乗鞍岳へと登る山スキーのクラシックルートがあるということを知り、一度訪れてみたいと思っていたので今回は野麦峠へ行く事にしたのでした。
野麦峠に向かうため奈川地区に入ると、「道路情報が更新されました」とカーナビがアナウンス。画面を見ると到着予定時刻が7時から9時に延びている。
「は?なんだよ、このポンコツカーナビめ。壊れたのか?」
僕は基本カーナビは信用しない人間で、カーナビが右に行けと言ったらまっすぐ行くタイプなので、カーナビを完全無視して野麦峠へと向かうと、道路脇の立て看板に『この先、野麦峠から先は通行止め』の文字が。。
「…。冬季通行止め、まだ解除されてなかったんだ。。」
ポンコツなのはカーナビではなく僕でした。。
ということで急遽Uターン。乗鞍高原からのツアーコースで乗鞍岳に向かう事にしたのでした。
そんな出だしからつまずいた乗鞍岳。
詳しくは写真のキャプションをご覧頂くとして、滑りに関しては重パウあり、フィルムクラストあり、ザラメありで最高に楽しい滑りとなりました。
しかしハイクアップに関してはヽ(´o`;
まだまだ学ばなければいけないことだらけだなと痛感。
シールで登る?それとも担ぐ?ルート取りはどうする?等々、同じ斜度であっても雪質によって選択が変わりますし、山スキーが威力を発揮する場面もあれば足枷になる場面もあるので、自分のスキルと現場の状況をマッチさせながら選択していくのは本当に難しいなと感じました。
ただ山スキーをやる以上、山スキーで登る技術を高めたいので、今回は危なっかしいところはありましたが、出来るだけ板を担がずチャレンジしてスキルアップして行きたいと思います。
今まで何度か乗鞍岳には滑りに訪れてますが、今回は一番楽しい滑りが出来ました。
「やっぱ乗鞍岳はイイ!」
そんな事を感じた春の乗鞍岳でした!
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