旭岳 地獄谷
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- GPS
- 05:08
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,197m
- 下り
- 1,190m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんど全面雪です。 |
写真
感想
羊蹄山と暑寒別を目指すと予報も悪くトラブル続き、もういい加減今年は止めよう。十勝岳と愛山渓は後でも行けそう。そういえば旭岳ロープウェイは19日まで運休、今なら大手を振って地獄谷を滑れるだろうと第一候補にする。朝どうも寝起きが良くない。出発時には車に霜、この時期に氷点下とは。旭川紋別道に乗ると北大雪の山々が真っ白。北大雪スキー場もまだ滑れそう。チトカニも白い。愛山渓は来週にして旭岳に。8時旭岳温泉に到着、車は無い。ロープウェイは休止中、雪はいっぱい、昨日のトレースが残っている。天気は物凄く良い。登り始めすぐからバテバテ、調子悪い。山頂まで行ける気がしない。早くも行ける所までで止めようと、ダラダラモードになる。登るにつれ十勝連峰が見えてくる。途中でウサギが前を横切って木陰でじっとしている。近寄っても逃げない。隠れているつもりが毛変わり途中で迷彩色になっていないことに気付いていないのか?15mほどでさすがに逃げ出す。姿見駅が目の前に見えてから急ブレーキ、暑くて水分切れと糖分切れ。そこへ試運転のロープウェイがゆっくりと到着。動かしたということは、自販機を使えるか?と山頂駅に行ったら開いていた。助かった!ペットボトルを買い、ホットミルクティーを飲みながら登りだす。風が強くなり、噴気孔の上に地獄谷が壁のように見える。こんな所何処から入るのか?と、横目に見ながら登り続けるが、意外と登れてしまっている。トムラウシが聳え、忠別の向こうにニペが現れる。十勝連峰が富良野岳まで綺麗に見える。俄然テンションが上がりだす。当分補給が効いてきたのか?八合目上岩場直下までシールで登り、そこから地獄谷を見ると意外と普通に滑れる斜面。登ってきた斜面より快適そう。ここでスキーをデポしツボ脚で山頂まで。雪と氷の斜面でキックステップが適当に効き、快適な登りだが、スタミナがもう無い。それでも呻きながら何とか山頂到着。山頂からの展望は最高、沼ノ平から比布、北鎮、黒岳、白雲、トムラウシ、オプタテから十勝連峰、下ホロが浮かんで見える。石狩もニペも良く見える。西の遠望は無いが、大雪周辺の360度最高のパノラマ。真っ白で何処の斜面も快適に滑れそう。下を覗くと裏旭と裾合平の雪の状態が物凄く良さそう。滑るのならこちらの方が良さそうだ。でもスキーは無い。今日は地獄谷で。いつまでも眺めていたいが、西から雲が出てきたのでスキーまで下り、お楽しみの地獄谷へ。クライミングサポートを下ろすのを忘れず、シールを外し、いざ滑走。カリカリに少し重雪が乗って、すごく久しぶりのまともな滑走。思わず笑ってしまうが、噴気孔の少し上、途中から重雪ストップ。南風で噴気を風上に大きく避けて姿見の池の縁を進む。池もただの雪の窪み。去年見た擂り鉢池も雪だけ。ストップ雪で全く滑らず、歩くように滑りながら下まで。勇駒荘で汗を流し、明るいうちに峠越えになったので、石北峠で大雪を眺めながら帰る。
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