世界遺産熊野古道”八鬼山” 三重県尾鷲市

2017年04月26日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.2km
• 登り: 634m
• 下り: 644m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:40

12:10 熊野古道センター駐車場
12:50 登山口
13:20 13:25 籠立場
13:55 桜茶屋一里塚
14:15 14:25 九鬼峠
14:30 荒神堂
14:40 14:50 八鬼山
15:00 荒神堂
15:15 九鬼峠
15:30 桜茶屋一里塚
16:05 籠立場
16:35 登山口
16:50 熊野古道センター駐車場

天候

曇り　頂上は雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

エリアは”東海”ですかね。近畿かなぁ。
私的には静岡と同じ東海エリアにしたいと思います(間違ってたらすみません)
熊野古道センターに停めました。駐車場は50台位おけます。

コース状況／危険箇所等

さすが世界遺産！道は幅広いし、整備されていて大丈夫です。

写真

4/25 12:03

熊野古道センターです。ここの写真左手が総合案内で、八鬼山登山についてのアドバイスを貰いました。すごく親切で男性スタッフが雨雲レーダーを見てくれて、天気解析してくれます。”今から登ると頂上から雨に降られますよ。南側の三木里方面までは雨ですね”。そしてここでガイドブックも貰えます。知っていれば本屋で買わずに済んだなぁ。

4/25 12:08

展示館で記念撮影。ここもゆっくり見学したかったけど、なんせ時間が無くて次回に・・

4/25 16:46

帰りに撮影。熊野古道センターから、ここまでの場所が分からなくて、30分程さまよいました。

4/25 12:41

このタンクヤードの横を歩いていくと、登山口に着きます。

4/25 12:46

登山口入り口に着きました。ここも熊出没注意かぁ。静岡だけじゃないんだね。

4/25 12:46

さてタイム測ります。日没まで下山出来るかなぁ。出来たら三木里に友人がいるので下山したいけど、間に合うかなぁ。

4/25 12:55

最初はこんな感じでさっぱりしてます。

4/25 12:55

こんな標識が100mおきにあります。目印にしていけば迷子になりません。

4/25 12:59

登山口から数百m区間が、昔から残っている熊野古道だそうです。

4/25 13:08

ここも現存する、古い昔ながらの熊野古道。

4/25 13:12

こんな急坂もたまにあります。

4/25 13:18

籠立場の前にある樹齢300年の木だそうです。ここにベンチもあり、水場もあります。昔の人もここで木にもたれかかり、水を汲んで休憩したんでしょうね。

4/25 13:30

この先苔のワンダーランドが始まります。

4/25 13:34

そしてここから本格的な急登です。しかしそんなに長く続きません。

4/25 13:40

もう色彩が苔の緑ばかりで、目がおかしくなりそう・・(笑)

4/25 13:54

峠茶屋一里塚まで来ました。こんなお地蔵様が道脇に沢山あります。

4/25 14:06

はい、またまた苔のワンダーランド。

4/25 14:10

九鬼峠分岐まで来ました。

4/25 14:11

九鬼峠の看板です。この先に熊の目撃情報集中しているそうです。

4/25 14:22

荒神堂。昔は立派なお堂で、熊野詣する時は、必ずこの前でこれからの無事を願い祈願し、通過したそうです。

4/25 14:24

荒神堂の向えにあった茶屋跡です。ここで皆お茶を飲んで休憩し、草鞋や合羽も売ってたそうです。ここは霊が留まってますね。霊感強い私には感じます。でも良い霊ばかりで、旅人が通過を歓迎してくれてるみたいです。

4/25 14:34

さすが世界遺産八鬼山だけあって、ここまでスゴイ立派な道ですが、ここから最後の山頂までのトラバースはショボいです(笑)

4/25 14:37

山頂着きました。今日は出張のついでだった為に、ザックに亡くなった弟の位牌は背負ってません。でも弟の気配は感じます。一緒に登りました。

4/25 14:45

山頂先にある展望台です。熊野古道センターの男性が言ってた通りです。この後土砂降りの雨が降り出しました。さすが数年前まで降水量日本一の尾鷲市。

4/25 14:46

あの入り江は九鬼です。歴史好きはご存知九鬼水軍発祥の地です。私も仕事柄(海運関係）今までずっと気になってました。

4/25 14:49

とりあえず私の後姿です。カッコつけた為か、この後土砂降りでした（涙）三木里方面に下山する予定でしたが、日没も近いし、元来た道で下山します。

4/25 15:19

慌てて合羽を着て下山しましたが、九鬼峠まで来たら止んじゃいました。この真ん中の全身が苔の石は愛・地球博のマスコットキャラだった”モリゾー”みたいだと思いませんか？

4/25 15:52

そういえば下山もこの石畳滑りませんでした。なるべく石畳みを傷めないように、ストックを仕舞いました。

4/25 15:53

こんな感じで石の苔が削られてる部分が必ずあるのでここを歩けば、滑りませんでした。

4/25 15:56

またまた苔のワンダーランド！本当目が緑色ばかりでなんかおかしくなってきました(笑)

4/25 16:00

これだけ緑色の登山はあまり有り得ないでしょう。

4/25 16:24

どうしたらこんな形の石が出来るのかなぁ。

最後にチョット恰好よく記念写真です。

撮影機器：

iPad Air 2 Apple

Canon IXY 200 Canon

感想

yama259

仕事の関係で出張で三重県尾鷲市に来ました。
静岡から高速でスムーズに尾鷲入りして、もしかしたら世界遺産”八鬼山”に登る時間あるかもと思いました。
そうかぁ、ザックも登山靴も車のトランクに入ってるし行けるかもと思い、熊野古道センターへ急ぎました。
熊野古道センターの職員さんたちは良い人ばかりで、色々八鬼山に関するアドバイスを貰いました。
ただ時間が午後からの登山なので、日没の事を心配してくれて、私も15時には山頂制覇出来なくても引き返すと伝えました。なんせ急なことで、車にザックは置いてありましたが、ヘッドランプは自宅に置いてきてしまいました。
道は世界遺産だけあってすごく良かったですよ。
道幅も広く、藪漕ぎなどもないから、半そで半ズボンでも大丈夫でしたね。
道幅は江戸時代お殿様の輿が通れる幅そのままとの事でした。
石畳は滑ると思ったのですが、全然大丈夫でしたね。
昨年馬越峠登った時は、滑りまくりでしたが、石の質が少し違って八鬼山の場合、砂岩系が混入している為、滑らないのだと思います。
ただやはりかつて日本一雨の多い場所だったので、合羽は必要ですね。
それからこれから湿気が出て来るので、水対策も。
籠立場と荒神堂に2か所水場があります。
これで世界遺産熊野古道も”馬越峠””始神峠””八鬼山”と3カ所制覇しました。
次回時間があれば”ツツラト峠”にチャレンジしたいと思います。