奥多摩駅から鋸山 雷のため撤退
- GPS
- 04:37
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 937m
- 下り
- 945m
コースタイム
天候 | 曇りのち薄日のち雨のち曇りのち雨のち薄日のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り;13:42奥多摩駅青梅行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道標はきちんとしています。 ・トイレは駅、鋸山山頂から林道へ下りた大ダワ入り口手前。 |
写真
感想
雨は夕方頃からの予報でした。
大岳山への、同行者曰く『正規ルート』、奥多摩駅から行ってみよう、ということで鋸尾根へ行って来ました。
わたしも随分前から行ってみたかったのですが、雪のあるうちは難儀になりそうでしたのでやっと実現です。
奥多摩駅から進み、登山道入り口を少し進むと暗い林の中にこれが、あの、うわさの石段がお待ちかね。
何も考えず、数だけ数えてたんたんと昇る。
188段。
同行者と同じでした、ってあたりまえか。
ビル15階に相当するという。
暑くもなく寒くもない、山歩きには快適な日だねぇ〜、が一気に発汗発熱状態に。
途中でシャツ一枚ゴソゴソと脱いで着替えましたが、ほんの少し行ったら二体の天狗さまが祀られている眺めのよいところに出ました。
いつも思うのですが、どうでもいい所で小休止して、ちょっと進むと分岐であったり、休むのに適当なポイントに出会うことが多々あります。
逆に、もうちょっと、もうちょっと、と頑張ってあらら山頂に着いちゃったよ、という時もありますが。
まぁ、天狗さまの前で着替えるのも、はしたなかったから今回はいいとしまして。
本仁田山が、どど〜んと大きい。
天狗さまをあとにすると急坂になり、ハシゴや階段を上り、右が足場悪しの鎖場、左が巻き道の岩場に出ました。
迷う事無く同行者は岩場にとりつき、鎖を掴んで這い上がって行く。
上から、「巻いたほうがいいよ!ほら!」と言うのでそれでも下から「おお〜」と関心しながらわたしにも登れるかしら…と一瞬思ってでも巻きました。
樹林の間から御前山を見たり、林の中を出たり入ったり。
枝を伸ばした新緑がアーチのようになっていて、陽が差し込む若葉のトンネルを抜けるわたしは、物語に登場しそうなお姫さまです。
…ただし、
手ぬぐい首に巻いたお姫さまですけどね。
短い急坂、短い岩場が続き(上りでよかった〜)、鋸山山頂。1109m。
「ゆっくり出来ないよ、5分後に雨が降る、確実に」
携帯電話で気象観測をしていた同行者が予報する。
「ええ〜?」
おやつも食べずに雨具を取り出し、ザックカバーを付けていたら…
ポツ、ポツ。
木の下に移動して雨をよけていると
「雨よりも雷の方が心配、どう下りよう?」
とりあえず
大岳山へ行き、白倉バス停に下りる。
大岳山から御岳山へ行き、ケーブルで下りる。
御岳山から日の出山へ行き、二俣尾駅へ下りる。
さあ、どうしましょう。
鋸尾根の下りは…パスなので選択肢は無し。
「大岳山まで標準タイム1時間40分の所を1時間で行こう!!」
「!?」
急坂を下り始めたら、
もう、すぐ真上でゴロゴロゴロッ!!!
ピカッ
ドワッシャーン!!!
…下った分岐で、同行者が大岳山断念、鋸山林道下山を決断。
そのあとも、雷が上空をすごいスピードで走り抜けて行く。
光速?
バリバリバリバリ!!!
「もしもどちらかに落ちた場合、放電するから離れて歩いた方がいい」、って
恐怖と孤独の戦いですかい?!
半ベソかいていたら天候はからり。
ウソみたいに薄日が射してきて林道に自分たちの影が映る。
雨もまた降りかかってきたり、少しするとフードは外せたり。
林道も、下り始めた時ははるか下方に白いガードレールが見えましたが、うねうね下りに下るとうんと高い場所にガードレールが見えます。
あっという間に晴れたり曇ったり小雨になったり霧に包まれたり、新緑よし鋸尾根よし、の短い山歩きでした。
久しぶりの雨にうれしいのかカエルがケロケロッ、と誰も通らない静かな林道で驚かせてくれる。
同行者が近寄ると鳴く。
人の気配がうれしいのかな。
三頭山方向や六ツ石山方向は雲がかかったままです。
青梅線に乗ってしばらくすると里も降り始めてきました。
24676歩。
雨だけでしたら大岳山まで行きたかったです。
miketamaさん、こんばんは(^^)
ご無事で下山、何よりです。
私は、まだ山で雷に遭ったことがないのですが、想像しただけでも、凄く怖いですよね。アウトドアショップに行くと、年々、いろいろな装備や器具の技術が進歩していくことがわかりますが、これだけ技術が進んでも、雷の対策って、ないですよね。
やはり、自然にはかなわない。だからこそ、ハイキングが楽しいのかもしれません。
ではまた(^^)/
miketamaさん、こんにちは!
実は自分も同じ日に雲取からの帰りの
石尾根縦走中に雷に遭いました!!
ホントに恐かったです。
最初は採石場の発破と勘違いしてしまい
下山、避難のタイミングを失い
携帯も繋がらず情報を得られず
素人判断の危険さを味わいました...
反省してます。
それでは。
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