仕事が終わって直接到着した夜の奥多摩駅。閑散としています。乗り継ぎが良ければ立川から1時間10分ほどなので、少しは通勤客がいるのかと思いましたが、他に降りたのは2名だけ。
7
仕事が終わって直接到着した夜の奥多摩駅。閑散としています。乗り継ぎが良ければ立川から1時間10分ほどなので、少しは通勤客がいるのかと思いましたが、他に降りたのは2名だけ。
山沿いの住宅地を15分ほど登っていくと、林道の上を羽黒三田神社の参道が横切っています。そこを登って、ここに出てくるはずだったのですが、間違って林道を来てしまいました。
2
山沿いの住宅地を15分ほど登っていくと、林道の上を羽黒三田神社の参道が横切っています。そこを登って、ここに出てくるはずだったのですが、間違って林道を来てしまいました。
登山口です。2年前、娘と雲取山に登ったときの記憶があったので確信もって行けますが、やはり夜は少し不安ですね。登り始めは蜘蛛の巣が鬱陶しい薮気味の道ですが、先へ行くと開けてきます。
4
登山口です。2年前、娘と雲取山に登ったときの記憶があったので確信もって行けますが、やはり夜は少し不安ですね。登り始めは蜘蛛の巣が鬱陶しい薮気味の道ですが、先へ行くと開けてきます。
暗くても踏み跡を見失うようなことはありませんが、ひとつひとつ道標を確認していきます。
1
暗くても踏み跡を見失うようなことはありませんが、ひとつひとつ道標を確認していきます。
すでに出発して2時間半か…今回の荷物は野宿を想定しての冬山テント泊装備。ただし、通常時は小屋を当てにして、食料を最小限にする作戦。水場もそこそこあるので五十人平までの登りの分だけを持ちます。
1
すでに出発して2時間半か…今回の荷物は野宿を想定しての冬山テント泊装備。ただし、通常時は小屋を当てにして、食料を最小限にする作戦。水場もそこそこあるので五十人平までの登りの分だけを持ちます。
三ノ木戸山分岐。いつもやっている黒戸尾根夜行は明るくなるまでせいぜい4時間強。今回は長く退屈な夜ですが、石尾根は分岐がたくさんあるので眠気もまぎれる感じがします。
0
三ノ木戸山分岐。いつもやっている黒戸尾根夜行は明るくなるまでせいぜい4時間強。今回は長く退屈な夜ですが、石尾根は分岐がたくさんあるので眠気もまぎれる感じがします。
夜遊びすると危ないと思ったのはここ。石尾根は道が広いところが多いので、標識から離れて歩けてしまいます。一瞬、作業道に入ってしまいました。見た目が変わらないのに足元が柔らかくなったら注意ですね。
1
夜遊びすると危ないと思ったのはここ。石尾根は道が広いところが多いので、標識から離れて歩けてしまいます。一瞬、作業道に入ってしまいました。見た目が変わらないのに足元が柔らかくなったら注意ですね。
六ツ石山分岐。この間、約1時間。たぶん、寝ながら歩いてたな(笑)
0
六ツ石山分岐。この間、約1時間。たぶん、寝ながら歩いてたな(笑)
一度下って登りに転じた後、急登区間はほぼ終わり。トレラン向けの道になり、重装備の私も快調に飛ばします。
0
一度下って登りに転じた後、急登区間はほぼ終わり。トレラン向けの道になり、重装備の私も快調に飛ばします。
水根沢への分岐。この先、少し狭い崖っぷちの道が断続的にあります。
1
水根沢への分岐。この先、少し狭い崖っぷちの道が断続的にあります。
水根山直下、倉戸口への分岐。
0
水根山直下、倉戸口への分岐。
午前3時過ぎ。ほぼ目論見通り、避難小屋に到着。先に寝ている人がいるかもしれないので、外のテーブルで寝る用意をしてから中に入ります。
1
午前3時過ぎ。ほぼ目論見通り、避難小屋に到着。先に寝ている人がいるかもしれないので、外のテーブルで寝る用意をしてから中に入ります。
誰もいなかった。横になって2時間くらいゆっくりできればいいな、と思っていましたが、行動後の体温が残っていたせいか4時間ほどぐっすり眠れました。
8
誰もいなかった。横になって2時間くらいゆっくりできればいいな、と思っていましたが、行動後の体温が残っていたせいか4時間ほどぐっすり眠れました。
6時間強の登りフル行動の疲れがすっかり回復した!頑張っていける気がします。
3
6時間強の登りフル行動の疲れがすっかり回復した!頑張っていける気がします。
千本ツツジへの登り。巻いていきます。
0
千本ツツジへの登り。巻いていきます。
続いて峰谷への分岐
0
続いて峰谷への分岐
野鳥がたくさん、登山道のそばに遊びに来てくれます。
5
野鳥がたくさん、登山道のそばに遊びに来てくれます。
この先、歩いていく山々。今のところ、不安は感じません。
7
この先、歩いていく山々。今のところ、不安は感じません。
以前七ツ石小屋でいただいた山菜ラーメンが頭にちらつき、ぐらっときますが、ここは山頂経由の方が早そうだ。
1
以前七ツ石小屋でいただいた山菜ラーメンが頭にちらつき、ぐらっときますが、ここは山頂経由の方が早そうだ。
七ツ石神社を経て、
0
七ツ石神社を経て、
七ツ石山。徹底してまき道を進んできましたが、ここで初めてピークを踏みました。しかしこの「墓標」、嫌な感じ。
3
七ツ石山。徹底してまき道を進んできましたが、ここで初めてピークを踏みました。しかしこの「墓標」、嫌な感じ。
七ツ石山からブナ坂への下りはわずか。
6
七ツ石山からブナ坂への下りはわずか。
ブナ坂
0
ブナ坂
南アルプスも見えています。
1
南アルプスも見えています。
五十人平の水場です。ここでペットボトル2本に補給していきます。これだけあれば、将監小屋まで行けるし、もし途中で夜明かしする羽目になっても一食分は作れるだろう。
5
五十人平の水場です。ここでペットボトル2本に補給していきます。これだけあれば、将監小屋まで行けるし、もし途中で夜明かしする羽目になっても一食分は作れるだろう。
こちらは自炊のみの奥多摩小屋。この日はふとんが4枚ほど干してありました。
3
こちらは自炊のみの奥多摩小屋。この日はふとんが4枚ほど干してありました。
小屋でランチにしようと思い、右側のまき道を通って雲取山荘へ。まき道は日陰斜面、雪がかなり残っていました。
1
小屋でランチにしようと思い、右側のまき道を通って雲取山荘へ。まき道は日陰斜面、雪がかなり残っていました。
残念ながらカップ麺のみでしたが、貴重な食料ゆえありがたくいただきます。ここで小屋泊をキャンセルして帰るという方とテーブルでお話し。受付は2時からなので、それまでは外か山頂にいてくれと言われたそう。なんだかなあ…寒いんだし、もうちょっと融通きかせられないもの?売店のわきに、ストーブを囲んで座る場所もあったはず。GWで小屋も大変でしょうが、こんな時間からそんなに大勢来るわけじゃないでしょ。
8
残念ながらカップ麺のみでしたが、貴重な食料ゆえありがたくいただきます。ここで小屋泊をキャンセルして帰るという方とテーブルでお話し。受付は2時からなので、それまでは外か山頂にいてくれと言われたそう。なんだかなあ…寒いんだし、もうちょっと融通きかせられないもの?売店のわきに、ストーブを囲んで座る場所もあったはず。GWで小屋も大変でしょうが、こんな時間からそんなに大勢来るわけじゃないでしょ。
五十人平で降りて行かず、ここでもよかったか…
1
五十人平で降りて行かず、ここでもよかったか…
山頂までは30分ほど。七ツ石と同じ墓石。
10
山頂までは30分ほど。七ツ石と同じ墓石。
雲が厚くなってきた。午後からは雨覚悟だな。ここから先、未踏区間。三条ダルミへ向け、下っていきます。
1
雲が厚くなってきた。午後からは雨覚悟だな。ここから先、未踏区間。三条ダルミへ向け、下っていきます。
三条ダルミ。ここから雲取山荘へのまき道もあったのですね。
0
三条ダルミ。ここから雲取山荘へのまき道もあったのですね。
0
岩の出ていない、足に優しい笹の道が続きます。
2
岩の出ていない、足に優しい笹の道が続きます。
狼平。
1
狼平。
狼平から三ツ山への登りで少し消耗。地味ですがきつい登り下りでした。
1
狼平から三ツ山への登りで少し消耗。地味ですがきつい登り下りでした。
北天のタル。とてもいい響きです。
0
北天のタル。とてもいい響きです。
狼平からここまで1時間40分か…コースタイムからそんなに外れていないだろうけど、すごく遠く感じた区間。
1
狼平からここまで1時間40分か…コースタイムからそんなに外れていないだろうけど、すごく遠く感じた区間。
飛龍山への登り。沢の崩落地を迂回する部分などにも、かなり雪が残っていました。危険なところもあります。
2
飛龍山への登り。沢の崩落地を迂回する部分などにも、かなり雪が残っていました。危険なところもあります。
日没までには将監小屋へと思っていたけれど、怪しくなってきた。
0
日没までには将監小屋へと思っていたけれど、怪しくなってきた。
飛龍権現に着きましたが、ちょっと余裕なくなってきた。まだ2時間以上かかるな。
1
飛龍権現に着きましたが、ちょっと余裕なくなってきた。まだ2時間以上かかるな。
焦ってもしょうがないのですが、あられまで降ってきてますます心の余裕を奪われそうになります。行動時間は仮眠後からも10時間を超えてきた。体力的にも注意しなければならない時間帯。
2
焦ってもしょうがないのですが、あられまで降ってきてますます心の余裕を奪われそうになります。行動時間は仮眠後からも10時間を超えてきた。体力的にも注意しなければならない時間帯。
明るく映っていますが、ああ、もう日没。あられがみぞれにかわり、危険地帯を滑落しないように歩くだけで精一杯な状況。
3
明るく映っていますが、ああ、もう日没。あられがみぞれにかわり、危険地帯を滑落しないように歩くだけで精一杯な状況。
小屋の明かりが見えたときは本当にホッとしました。大目玉を食らうのを覚悟で小屋泊をお願いしたところ、ご主人は笑顔で迎え入れてくれました。「まあ、先に濡れたものを干しておいで」という意味のやわらかな甲州弁?に緊張が解けました。
9
小屋の明かりが見えたときは本当にホッとしました。大目玉を食らうのを覚悟で小屋泊をお願いしたところ、ご主人は笑顔で迎え入れてくれました。「まあ、先に濡れたものを干しておいで」という意味のやわらかな甲州弁?に緊張が解けました。
翌朝。こちらが宿泊棟入口。奥が厨房と管理人室。左は自炊室のようです。
3
翌朝。こちらが宿泊棟入口。奥が厨房と管理人室。左は自炊室のようです。
寝床は大部屋。
7
寝床は大部屋。
玄関にストーブあり、和名倉山へ行くという男性2人組と消灯までここで過ごしました。寝るときはご主人のアドバイスでガラス戸を開け、その周りに布団を敷いて。あったかく過ごせました。
7
玄関にストーブあり、和名倉山へ行くという男性2人組と消灯までここで過ごしました。寝るときはご主人のアドバイスでガラス戸を開け、その周りに布団を敷いて。あったかく過ごせました。
バイオトイレはにおいもなくとても清潔。水場も小屋のすぐ前にあります。
2
バイオトイレはにおいもなくとても清潔。水場も小屋のすぐ前にあります。
車で上がってこれるのですね。
1
車で上がってこれるのですね。
さて、2日目の出発です。お世話になりました。
4
さて、2日目の出発です。お世話になりました。
将監峠
6
将監峠
ああ、こんな天気のこんな朝の山歩きは本当に楽しい♪
8
ああ、こんな天気のこんな朝の山歩きは本当に楽しい♪
三ノ瀬登山口への分岐を経て
0
三ノ瀬登山口への分岐を経て
山の神土。
0
山の神土。
今日は稜線を歩く気分になっていました。まき道を行くつもりだったら、がっくり来ていたかもしれません。
0
今日は稜線を歩く気分になっていました。まき道を行くつもりだったら、がっくり来ていたかもしれません。
約2時間半経過。はて?いくつか小ピークを越えてきたけれど、唐松尾山はどこだったんだろうか。山頂標識はない?
2
約2時間半経過。はて?いくつか小ピークを越えてきたけれど、唐松尾山はどこだったんだろうか。山頂標識はない?
いつの間にか笠取山の下まできてしまっていた。
0
いつの間にか笠取山の下まできてしまっていた。
人気のお山ですね。家族連れや若者のグループがたくさん登ってきます。ここまで孤独な旅をしてきたので、小さい子たちに声をかけて少し心が和みました。
1
人気のお山ですね。家族連れや若者のグループがたくさん登ってきます。ここまで孤独な旅をしてきたので、小さい子たちに声をかけて少し心が和みました。
こちらが東側の山頂
3
こちらが東側の山頂
10分後に
1
10分後に
山梨百名山。気さくな女性が撮ってくださいました。
31
山梨百名山。気さくな女性が撮ってくださいました。
裸ん坊なので近く見えますが、かなり下ってきました。
2
裸ん坊なので近く見えますが、かなり下ってきました。
雁峠分岐。荷物を置いて笠取小屋へ行ってみます。これだけ登山客がいるのだから、カレーとかうどんくらいないかな…
0
雁峠分岐。荷物を置いて笠取小屋へ行ってみます。これだけ登山客がいるのだから、カレーとかうどんくらいないかな…
残念ながらまたもカップ麺…コーヒーはいれたてをいただきました。
5
残念ながらまたもカップ麺…コーヒーはいれたてをいただきました。
あちらは大菩薩嶺かな
2
あちらは大菩薩嶺かな
ここも車で補給可能な小屋。もう少し「商売」できる気がしますが…
2
ここも車で補給可能な小屋。もう少し「商売」できる気がしますが…
至近距離をシカの大群が占拠しています。この辺は本当にシカが多い。少し捕って食った方がいいですね。
10
至近距離をシカの大群が占拠しています。この辺は本当にシカが多い。少し捕って食った方がいいですね。
分岐に戻ります。激しい縦走気分がどこかへ行ってしまいそうな、家族でピクニックの道。
0
分岐に戻ります。激しい縦走気分がどこかへ行ってしまいそうな、家族でピクニックの道。
まもなく雁峠。
0
まもなく雁峠。
燕山(つばくらやま)へ約200m、ゆっくり上ります。
8
燕山(つばくらやま)へ約200m、ゆっくり上ります。
燕山
0
燕山
ここから先も歩きやすい道が続きます。
1
ここから先も歩きやすい道が続きます。
標高の表示がありがたい
0
標高の表示がありがたい
また雲が厚くなってきました。今日も降るんだろうか。
1
また雲が厚くなってきました。今日も降るんだろうか。
古礼山への分岐。まき道がありますが、
0
古礼山への分岐。まき道がありますが、
北斜面には残雪が見えるので山頂へ行きます。
1
北斜面には残雪が見えるので山頂へ行きます。
古礼山。ここからの下りはやはりグサグサの雪でした。
0
古礼山。ここからの下りはやはりグサグサの雪でした。
続いて水晶山。さて、今夜はどうしようか。明日以降のことを考えると、なんとか破風山避難小屋まで行っておきたいが…
6
続いて水晶山。さて、今夜はどうしようか。明日以降のことを考えると、なんとか破風山避難小屋まで行っておきたいが…
だんだんと残雪が多くなってくるのがわかります。
3
だんだんと残雪が多くなってくるのがわかります。
雪のあるところ、ないところを断続的に歩いているうちにシカのトレースに幻惑されました。通せんぼサインはこんなもんでいいかな。
1
雪のあるところ、ないところを断続的に歩いているうちにシカのトレースに幻惑されました。通せんぼサインはこんなもんでいいかな。
雁坂小屋への分岐です。ここでずいぶん迷いました。破風山まで行くとしたらコースタイムであと3時間弱。たぶん少なくとも+30分くらいは見ておかねば。避難小屋なら遅くなっても「大目玉」を食らう心配はないが…
0
雁坂小屋への分岐です。ここでずいぶん迷いました。破風山まで行くとしたらコースタイムであと3時間弱。たぶん少なくとも+30分くらいは見ておかねば。避難小屋なら遅くなっても「大目玉」を食らう心配はないが…
未踏区間でしかも地図には「急坂」と書いてある。雪はもっと増えるだろうし、凍結かも知れない。ここは夜道を避け、やはり小屋に泊まって明日の朝は早出にしよう。
1
未踏区間でしかも地図には「急坂」と書いてある。雪はもっと増えるだろうし、凍結かも知れない。ここは夜道を避け、やはり小屋に泊まって明日の朝は早出にしよう。
雁坂小屋に到着。着いた瞬間から何やら楽しそうな雰囲気…
4
雁坂小屋に到着。着いた瞬間から何やら楽しそうな雰囲気…
なんと今日が小屋開きだそうで、掲示物も新しい。10名ほどの常連さん?たちが小屋開きを手伝いに来ているそうです。
12
なんと今日が小屋開きだそうで、掲示物も新しい。10名ほどの常連さん?たちが小屋開きを手伝いに来ているそうです。
奥のトイレの先に
0
奥のトイレの先に
テント場
2
テント場
私と同い年だ…
2
私と同い年だ…
みんなヤマレコユーザーだそうです。
4
みんなヤマレコユーザーだそうです。
寝床はこんな感じ。「一般」宿泊客は結局、私だけだった?
4
寝床はこんな感じ。「一般」宿泊客は結局、私だけだった?
小屋のご主人に周囲の山々のことを教えていただいたりしながら、しばし外でくつろぎの時。小屋準備が一段落し、スタッフのみなさんは宴会の準備みたい。そうこうしながらもつまみのサービスが届いたり…
11
小屋のご主人に周囲の山々のことを教えていただいたりしながら、しばし外でくつろぎの時。小屋準備が一段落し、スタッフのみなさんは宴会の準備みたい。そうこうしながらもつまみのサービスが届いたり…
真ん中の三角の隣にうっすら写っているのが雲取山。小屋の方に教えていただきました。あんなに遠くから歩いてこれたんだ!
5
真ん中の三角の隣にうっすら写っているのが雲取山。小屋の方に教えていただきました。あんなに遠くから歩いてこれたんだ!
こちらは食堂と厨房。誘われるがままに、
1
こちらは食堂と厨房。誘われるがままに、
翌朝、スタッフの方4人に見送られ、無事4時に出発。ここは雁坂峠。この山行で初めて富士山のお目見えです。
9
翌朝、スタッフの方4人に見送られ、無事4時に出発。ここは雁坂峠。この山行で初めて富士山のお目見えです。
雁坂嶺への登りで、木の隙間からご来光。
1
雁坂嶺への登りで、木の隙間からご来光。
雁坂嶺
2
雁坂嶺
こんな道を登ってきました。今のところは締まった雪ですが…天気もいいし気温が上がってくるでしょう。その前にできる限り進まなくては。
1
こんな道を登ってきました。今のところは締まった雪ですが…天気もいいし気温が上がってくるでしょう。その前にできる限り進まなくては。
0
東破風山
4
東破風山
雪があったりなかったりですが、凍結部の進みが悪くなってきました。この先、下りはチェーンアイゼンで行きます。
4
雪があったりなかったりですが、凍結部の進みが悪くなってきました。この先、下りはチェーンアイゼンで行きます。
もうすぐ咲くのかな。
3
もうすぐ咲くのかな。
西沢渓谷方面、ダム湖が見えます。
5
西沢渓谷方面、ダム湖が見えます。
西破風山
1
西破風山
下りの雪道。少し柔らかくなってきたようです。
1
下りの雪道。少し柔らかくなってきたようです。
正面は木賊山ですね。ここから急坂を下ります。
6
正面は木賊山ですね。ここから急坂を下ります。
破風山避難小屋に着きました。順調に来ましたが、雁坂峠からはやはり3時間半ほどかかっています。昨日無理をすれば、日没後だったでしょう。その意味では正解だし、この時点ではまだ大弛峠まで行ける可能性はあると思っていました。
5
破風山避難小屋に着きました。順調に来ましたが、雁坂峠からはやはり3時間半ほどかかっています。昨日無理をすれば、日没後だったでしょう。その意味では正解だし、この時点ではまだ大弛峠まで行ける可能性はあると思っていました。
避難小屋の内部
2
避難小屋の内部
しっかり補給して、いよいよ甲武信へ。しかし、背中に受ける直射日光が熱い。気温が上がってきているのがわかります。
9
しっかり補給して、いよいよ甲武信へ。しかし、背中に受ける直射日光が熱い。気温が上がってきているのがわかります。
振り返って西破風山
5
振り返って西破風山
この急登区間、ちっとも進まなくなってきました。眩しい白のトレイルはもうズブズブです。
2
この急登区間、ちっとも進まなくなってきました。眩しい白のトレイルはもうズブズブです。
この積雪量でこの状態、甲武信から先も続くと見なければならない。いや、標高は少し高いところを行くわけだから、残雪量は多いはずだ。気温は十分高いから、標高が少し高いくらいで雪が締まっていることはないだろう。
1
この積雪量でこの状態、甲武信から先も続くと見なければならない。いや、標高は少し高いところを行くわけだから、残雪量は多いはずだ。気温は十分高いから、標高が少し高いくらいで雪が締まっていることはないだろう。
避難小屋から2時間以上かかって、やっと甲武信小屋に到着。コースタイムの2倍。これと同じような登りをこの先、水師、富士見、東梓と繰り返し、最後は国師ヶ岳への400mだ。もう無理かな。
7
避難小屋から2時間以上かかって、やっと甲武信小屋に到着。コースタイムの2倍。これと同じような登りをこの先、水師、富士見、東梓と繰り返し、最後は国師ヶ岳への400mだ。もう無理かな。
開き直っておでんを注文。でも、完全にあきらめることができたわけではありませんでした。
5
開き直っておでんを注文。でも、完全にあきらめることができたわけではありませんでした。
甲武信ヶ岳山頂へ。八ヶ岳をいつもと反対側から。
4
甲武信ヶ岳山頂へ。八ヶ岳をいつもと反対側から。
富士山も見守ってくれています。
2
富士山も見守ってくれています。
遠くに南アルプス
1
遠くに南アルプス
快晴の甲武信ヶ岳に着きました。ここでエスケープを決断。
16
快晴の甲武信ヶ岳に着きました。ここでエスケープを決断。
国師ヶ岳方面をのぞいてみます。トレースは薄く、雪は深い。大弛峠までのコースタイムは約6時間ですが、この状態ではよくて8時間。この時間から突っ込んだら、体力を考えても途中でビバークになるのがオチでしょう。うまく国師のタルあたりで夜を過ごせたとしても、明日終バスまでに瑞牆山荘に到着することは至難の業になります。
3
国師ヶ岳方面をのぞいてみます。トレースは薄く、雪は深い。大弛峠までのコースタイムは約6時間ですが、この状態ではよくて8時間。この時間から突っ込んだら、体力を考えても途中でビバークになるのがオチでしょう。うまく国師のタルあたりで夜を過ごせたとしても、明日終バスまでに瑞牆山荘に到着することは至難の業になります。
というわけで、いずれにしてもレタス畑・川上村へのエスケープしか解はないということになりました。ここまで比較的元気に進んでこれたので、突然詰んでしまうのが残念ではありますが。
3
というわけで、いずれにしてもレタス畑・川上村へのエスケープしか解はないということになりました。ここまで比較的元気に進んでこれたので、突然詰んでしまうのが残念ではありますが。
千曲川水源地。まだ雪に埋まっています。
1
千曲川水源地。まだ雪に埋まっています。
こちらの方がすこし雪の状態はいいみたい。
1
こちらの方がすこし雪の状態はいいみたい。
今の目に見える源流はこのあたり。
0
今の目に見える源流はこのあたり。
30分ほど下ったところ。娘と一緒に顔洗ったな。
2
30分ほど下ったところ。娘と一緒に顔洗ったな。
梓山の終バスは19:10。前回の経験もあるし、ゆっくり余裕をもって遊んで行きます。
4
梓山の終バスは19:10。前回の経験もあるし、ゆっくり余裕をもって遊んで行きます。
ナメ滝
2
ナメ滝
毛木平の駐車場に着きました。
2
毛木平の駐車場に着きました。
トイレあり
0
トイレあり
また、前回と同じようにバス停まで歩きます。レタス畑は準備中?
1
また、前回と同じようにバス停まで歩きます。レタス畑は準備中?
こちらはもう育ってるのかな?
0
こちらはもう育ってるのかな?
川上村の方は、登山者に「こんにちは」と声をかけてくれます。お母さんに連れられた小さな女の子に、お山に行ってきたお話をしました。
7
川上村の方は、登山者に「こんにちは」と声をかけてくれます。お母さんに連れられた小さな女の子に、お山に行ってきたお話をしました。
到着。今回も無事に楽しめたことを感謝。
4
到着。今回も無事に楽しめたことを感謝。
最後に貴重なデータを
奥多摩駅:コーラ、ポカリ、クリスタルガイザー(1.5リットル)
五十人平:水1リットル補給
雲取山荘:CCレモン(0.5リットル)
将監小屋:缶ビール350ml、バヤリースオレンジ350ml、水1.5リットル補給
笠取小屋:アクエリアス(0.5リットル)
雁坂小屋:缶ビール700ml、ワイン少々、水1リットル補給
甲武信小屋:お茶(0.5リットル)、水1.5リットル補給
アルコールを除いて8リットルほどの水分を消費したことになります。
12
最後に貴重なデータを
奥多摩駅:コーラ、ポカリ、クリスタルガイザー(1.5リットル)
五十人平:水1リットル補給
雲取山荘:CCレモン(0.5リットル)
将監小屋:缶ビール350ml、バヤリースオレンジ350ml、水1.5リットル補給
笠取小屋:アクエリアス(0.5リットル)
雁坂小屋:缶ビール700ml、ワイン少々、水1リットル補給
甲武信小屋:お茶(0.5リットル)、水1.5リットル補給
アルコールを除いて8リットルほどの水分を消費したことになります。
山の神土にメモ追記した一行のものです
飛竜権現すぎ大常木山付近で歩道崩落があったかと思いますが
無事に通過できたようで何よりです
これからもお互い事故の無いよう山行を楽しみたいものですね
fujisato さん、コメントありがとうございます。
山の神土のメモ、とても力になりました
前日、場所ははっきり覚えていないのですが、確かに崩落でどうにもならないところがありましたね。山でこんなことやっちゃいけないと思いながらも、走り幅跳びで通過しました
やはり、山は何があるかわかりませんので、気を付けなければ…
やはり補修はされていない感じですね
自分も単独行ならザック投げて自分も飛んで
とやったかもしれませんが
何分3人パーティーの上に一人が25キロも背負ってきたので
上の薮にエスケープしました
危険判断は人それぞれなのですが怪我がなくて何よりでしたね
そのときの私は心身ともに少し消耗し、周囲が見えていなかったかもしれません。高巻きするなどの方法を想像しませんでした。つまらないけがをしなくて幸運だったと考えねばなりませんよね
あのレベルになると、どこかに通報して補修を依頼した方がよさそうですね。登山口にでも連絡先を書いておいてくれれば、みんな喜んで情報提供するのでしょうけど。
一応管轄かとおもい丹波山村の役場には質問メールで一報入れていますが
何分連休直前でしたので対応もしにくいのでしょうね
唐松尾山はまた別の自治体ですし
いちハイカーとしては待つしかないというのが現状かと・・・
なるほど。もう通報済みとは、ありがとうございます。
もちろんすぐには対応できないでしょうが、雨で崩落が拡大しないうちに直してもらえるといいですね。
記事がとても参考になりました。良い山旅でしたね。
私も明日5月3日から雁坂峠→雲取山を目指すつもりです。
天気は良さそうです。
今、靴の選定で迷っています。
雪の状態がどうなのか?
夏靴にチェーンスパイクで大丈夫なのか?
雁坂峠から雲取山の間の積雪の状態はどれくらいでしたか?
gagaimo さん、コメントありがとうございます。
雁坂峠からの下りコースであれば、残雪は日陰のごく一部だけです。飛龍権現→北天のタルに崩落地があり、登山道にも雪が残っている部分がありましたが、私は東破風山までチェーンスパイクなしで通過できました。解けた雪が今後どうなるかを考えると、持って行かなくてもいいとまでは言えないですが、使わない可能性が高いのではと思います。
靴は、私は冬靴でした。それほど深いぬかるみはありませんでしたし、多少のことを気にされないなら夏靴でも大丈夫だと思いますよ。
天気に恵まれるといいですね。気を付けてお出かけください
hiyopaさん コメントありがとうございます。
標高によって残雪状況が違うようですね。高いとまだ残雪。
飛龍権現→北天のタルに残雪と崩落地、了解です。
以前北天のタル→飛龍権現を歩いた時、切れ落ちて残雪もあったので今回も一番の難所と思います。気を付けて進みます。
飛龍山山頂から飛龍権現に戻らずに、北天のタル方向に降りれればいいなと思います。
hiyopaさんは北天のタルから飛龍山を越えて飛龍権現に降りられたんですか?
私は、前回は登り口が分からないうちに北天のタルからトラバース道を進んで、飛龍のピークを踏まずに飛龍権現・禿岩に着いてしまいました。(未踏峰の飛龍山なんです)
晴天続き、寒気も入らず、他の方のレポも総合判断して夏靴とチェーンスパイクで行く判断にします。ぬかるみが乾いてくれればいいなあ(笑)
gagaimo さん、
私は今回、先へ進むことを優先していましたので、飛龍山の山頂は踏みませんでした。
飛龍山頂→北天のタルはわかりませんが、きっと難路でしょうね どうぞ、お気をつけて。
hiyopaさん
山と高原地図では “山頂の東に踏跡がある” と点線で記載されています。
↓このような記録を残されている方もおられます。
http://yamatabi.info/hiryu.htm
“ほとんどの人が飛龍権現から往復するのだろう、北へ向かう主稜の径は突然藪っぽくなる。適当に藪を漕いで下っていくと、行きがけに歩いてきた径がすぐ下に見えたので、ひょいっと降り立つと、すぐ先がもう北天のタルだった。”
飛龍権現から往復するより山頂超えのほうが安全そうな気がしますが、人通りが多くないのには訳があるような気がします。
体力・天候・時間の余裕があったら山頂からの藪漕ぎを試すかもしれません。
将監小屋泊して次は雲取山荘泊です。
ありがとうございました。
gagaimo さん、
確かに、一般には尾根道の方が巻き道よりも安全な場合が多いようですよね。ただ、ご覧になった記事はちょっと古いようなので、過去に何か起きたのかもしれませんし、注意するに越したことはないと私も思います。お帰りになったらぜひレコを
雁坂峠〜飛龍山〜雲取山を歩いてきました。
崩落個所は、飛龍山西側の大常木山の下でした。
知らずに足を着けたら踏み抜いて滑落間違いなしの状態でしたが、半歩山側に踏み跡ができていて、昼間なら安全に通過できます。
ただし、一雨あれば、もっと大きな崩落になりそうで、早く保護工事をしないと危険ですね。
それから、飛龍山山頂から北天のタル方向への道は、赤テープもあり、歩いて降りて着た方の話では登り口にも看板があったそうです。(私は気づかずに通り過ぎてしまいました)
飛龍権現から北天のタルの間に崩落個所はありませんでした。
良い天気で涼しい山旅ができて大満足でした。
gagaimo さん、お帰りなさい
私が走り幅跳びで通過したところですね 確かに、放っておくと崩落が進んでしまいそうでした。
また連休が取れたら歩いてみたいと思っていますので、私も飛龍山のところはよく観察してみます。
天候に恵まれたようでよかったですね。下界は暑くて、それを言い訳に 飲んでばかりの連休後半でした
深夜からの行動だったのですね、凄いです。
こちらの山域は詳しく無いのですが、これだけ長距離が歩けるのですね。
素敵なレコ、ありがとうございました。
いつか私も歩いてみたいと思います😊
PENTAGON さん、こんばんは♪
凡人として無難に行くなら、雲取山荘→笠取小屋→甲武信小屋→金峰山小屋とつなぐべきところなのですが、なんとか1日短縮したいと思ってちょっと冒険しました 間を取ると、将監小屋→雁坂小屋(または破風山避難小屋)→大弛小屋になるわけです。
でも体力的にはまだもう少しは大丈夫で、雪の状態がよければ瑞牆山荘は夢ではなかったなあ…と思っていますが、まあ、これも山ですよね。
PENTAGON さんならもちろん、問題なく行けるコースだと思いますので、ぜひ機会があれば歩いてみてください。立派になった HEPTAGON くんと一緒にね
hiyopa さん
おはようございます。(^-^)/
いつも拙いレコにご訪問頂き
ありがとうございます。m(__)m
避難小屋泊が好きな私にとって
奥多摩駅からのこのような大縦走を
拝見し、いたく感激してしまいました。
いきなりのコメントお許しください。
それにしても、将監小屋と
雲○山荘の対応の違い。。。(-_-)
午前中から14時まで外で待てとは。。!?
時代錯誤の殿様商売。
私ならとっとと下山しちゃうわ。
素晴らしいレコありがとうございます。
大変お疲れさまでした。(*^^*)
sion さん、こんにちは
こちらこそ、いつもありがとうございます♪
sion さんの女性らしい繊細さに力強さが同居した山歩きが興味深く、たまにですが楽しませていただいています
そういえば2年前、雲取山避難小屋の宿泊者ノートに sion さんのサインがあったのを思い出しましたよ あの山荘は不要ですね。
今回、私は避難小屋だ野宿だと想像しながらも結局は営業小屋に2泊しましたが、もっといろいろ楽しめるのではないかと思います。ぜひ機会があれば歩いてみてくださいね。
奥多摩、奥秩父の縦走漠然と憧れてます。
赤線ズバッとつなげそうでいつか歩いてみたいと思ってます。
この時期の腐れ雪は山行時間なかなか読めませんね。
雁坂小屋、熱心なファンがいる山小屋で有名です。
私は酒は苦手なのですが、登山仲間同志語らえるのは素敵なことですよね。
kerolinaさん、私も黒戸で会いました。
山の世界も案外狭いものでビックリです。
山行計画通りとはいかなくても大成功だったなではないでしょうか。
tomhig さん、こんにちは。
そう言えば kerolina さん、tom さんの写真に写ってましたよね。
雁坂のみなさん、体力も飲酒力も私にはとてもついていけません…f(^^;)
丹沢の一部の山小屋もあんな感じになってるようですが、雁坂は遠い。それでも引き付けられるものがあるのですね。
今回私は、3日目くらいで登り筋肉が全部死んでリタイア、と想像していたのですが、体力的には思ったより元気でした。それだけに、将監小屋を早立ちできていれば、と後悔もちょっとあったりします。まあ、また挑戦しますよ 秋の連休あたりが季節的にはいいのかも。
hiyopaさま
小屋あけの雁坂へおいでいただき有難うございました。
よくぞ「いつかは甲武信へ」をぶち破り、初めの計画通りに実行されてすごいです。小屋番は「いつかは雁坂峠」で、結局今回もあの目と鼻の先にある峠に立つことなく7日に降りてきました。
丸1日過ぎてやっとヤマレコ拝見です。若いお客様でスタッフで、飲み友達のような人が来ていただけるのが小屋番の楽しみ。またぜひお越しくださいませ。
イシさん、こんばんは♪
予期せぬ小屋開けの宴、楽しく過ごさせていただきましてありがとうございました。
また、GW中の滞在お疲れさまでした。
酔いもあって「いつかは雁坂峠」の意味がよく分かっていなかったのですが、翌朝みなさんに見送っていただき、峠への道を登っているときにハタと気づきました…f(^^;)埼玉側から登って小屋で飲んでいたら、私もそうなるのでは。
計画通りだったのは小屋を出発するところまでで、その後はちょっと情けない展開となりましたので、また挑戦すべく、折を見て奥秩父を少し研究しようと思います。
またおじゃまするときは、酒を担いでまいりますよ
P.S. 事情をよく知らなかったとはいえ、つらい話に火をつける形になってしまったのではと気になっています。お許しくださいm(__)m
いえいえ、誰かの心の中に残っている、覚えている人が居てくれることが何よりだと思っていますので気にしないでください。何度涙を流してもそれだけ大事なお客様で、いい仲間だったわけですから。
イシさん、
悲しいことだけれど、いいお話をありがとうございます。
人の心に残っているということは、今の小屋の一部を形作っているということに他ならないわけですもんね
ぜひ、またおじゃまさせていただきます。 イシさんがしょぼんとしていそうな、閑散期をねらって
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する