尾瀬 景鶴山
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- GPS
- 12:46
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 1,972m
- 下り
- 1,958m
コースタイム
- 山行
- 12:12
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 12:46
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口ポストは見かけませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
手袋
冬用帽子
防寒着
着替え
靴
ツエルト
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
地図(地形図)
笛
鈴
ヘッドライト
計画書
筆記用具
常備薬
時計
ストック
カメラ2台
ヘルメット
携帯電話&iPhone
バッテリー
ワカン
|
---|
感想
「コースデータ」あくまでも参考値です。
アタック日: 2017/4/28
天候: 快晴
気温: -2〜
アタック場所: 景鶴山
標高: 2004m
ルート: 富士見下登山口から富士見峠を通るルート
駐車場: 富士見下登山口駐車場
出発時間: AM5:30
所要時間: 12:46
到着時間: PM18:17
歩いた距離: 31.8Km
標高差登り: 2012m
標高差下り: 2020m
歩数: 59700歩 (新平成の伊能忠敬万歩計の数字)
景鶴山はどのような経緯で入山禁止となったかまで詳しくはわからないが、山を愛する者として素晴らしい山に巡り会えたことをお伝えすべく、悩んだ末に投稿することにした。
地権者並びに関係者機関の方々にはご海容のほどお願い申し上げる次第です。
当初鳩待峠側からの入山を計画していたが道路冬季閉鎖解除時間とタイミングが合わず急遽 富士見下駐車場側から登ることにした。幸い戸倉スキー場から先の道はすっかり除雪されていて普通タイヤでも問題なかった。もっと早い時期から来れたかも?
このコースは小生の足では時間的に冒険だと思ったが4月始めに登った山の経験から行けるのではとの希望的観測が膨らんでしまった。
朝は寝坊したためAM5:30スタートとなった。只管富士見峠を目指すも結構長い道のりで、湿原のあたりは一部不明瞭な箇所もあった。ただ天候に恵まれ素晴らしい景色を堪能できた。逆に富士見峠から竜宮小屋までの長沢新道 下りは一気に降りたが帰りには大変な登り坂ではないかと感じた。樹林地帯には先駆者の方が適宜ピンクマーカーを付けてくれたのでとても歩きやすくありがたかった。木の根元にサイズ26儖未梁跡あったから最近だね、感謝します。
やっと尾瀬ヶ原に出た。イメージでは木道を想定していたが状況はTVで見るような一面の大雪原であった。無限の世界が広がって見えた。ただこれが大変なことだと気付く、足跡などは無く進む方角は地図などで都度確認しなければならない。遠くの立木などを目印にしながら進む。あらためて普段何気なく歩く木道や登山道のありがたみを痛感したシーンでもあった。
ヨッピ橋を渡り東電小屋到着、休まず与作岳へ向かう。ここからもマーカーや足跡などは無い。幸い天候は快晴のため、目的の山が直視できたのであまり逆らわず登った。他にも距離的に近いルートはあるようだが、単独なので一般的なルートを選択した。
やっと与作岳到着、ここからの眺めも素晴らしく眼下には歩いてきた尾瀬ヶ原が広がりあらためて規模の大きさを実感した。
更に進むと前方に景鶴山が大きく見えてきた。山頂までは雪に覆われていたが、どなたか雪庇の上を歩いた足跡があったので登って行ったら山頂直下で足跡は途絶えていてビビってしまった。冷静に考えここからはナイフリッジの上部に大きい岩が見えるのでそこまでは腹ばいでナイフリッジの上にまたがり獣のように、手で雪を挟むようにして4つ足で登った。風のある日などはとても危険だと感じた。山頂はまだ多くの雪が残っており、カモシカの足跡しか無かった。
山頂標識が見つけられなかったので持参した手作り標識で写真を撮った。山頂にはピークらしきものが4つほどあったが、最後の西側は両側が切れ落ちていて小生の技術では行けなかった。
山頂からの眺めは実に雄大で名だたる山々が一望できた。眼下に広がる尾瀬ヶ原、この時期にしか見れない風景に少し残念さを覚えた。
下山はヘルメットをかぶり登ってきた道を慎重の上に慎重を重ね1歩1歩下った。山頂直下はバランスを崩したらアウト、とても危険だと感じた。その後も自分の足跡を辿りながら下山した。笹山手前では楽しようとトラバース気味に歩いたら谷側へそれてしまい 10mほど滑落 右肩を痛めた。幸い打撲で済んだが、また油断してしまった。
ヨッピ橋付近では鳩待峠から来たパーティと遭い情報交換を行った。(この日は他に誰とも遭わなかった)
最後の長沢新道登りは体力も限界に近づきとてもつらかった。
富士見小屋を通過したのはPM17:00であった。
PM18:20駐車場到着、老人には厳しい一日となってしまった。
最高の山行と引き換えに、数日間 体中の痛みと戦わねばならないのは言うまでもない。
〈まとめ・反省点〉
・標高は2,000mほどだが尾瀬の中心に位置し、眺めは最高、周りの有名な山々に劣らない素晴らしい山であった。
・今年は雪が多いようで登山口から山頂までの道のりはすべて残雪で覆わてれいた。歩きやすくツボ足などは少なかった。状況は日に日に変わると思います。
・行きは無駄な道を歩き過ぎ衰えが顕著な体力を消耗した。コースをもっと入念に計画すべきであった。(前夜に決めたので仕方なかった)
・20日ほど体力トレーニングを休んでしまったため、最後はへばった。
・出来れば景鶴山の夏道開通を希望してやまない。
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