鳥海山(中島台より)
- GPS
- 09:29
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,866m
コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 9:29
6:32 鳥越川右岸台地621m 6:36 -> シール登行
11:39 鳥海山 12:15 -> スキー滑降
13:32 鳥越川右岸台地588m 13:37 -> シートラーゲン
14:36 中島台レクリエーションの森
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・あがりこ大王の辺りは雪がなく、もうこちら側からは登れません。 ・獅子ヶ鼻湿原散策路から登山道までは反時計回りのほうが歩きやすかったです(鳥海マリモ側)。逆ルートだと半端に雪が残っていて、コースから外れて踏み抜きまくりました。 ・登山道沿いは標高600mくらいから雪がつながるようになりました。 |
その他周辺情報 | 鶴泉荘 300円 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル
|
---|
感想
4年連続のGWの鳥海山、初日の今日は中島台からのロングルートを滑ることにしました。かつて吹浦口コースで千蛇谷上部を滑って以来、この素晴らしい斜面をそのまま下まで滑ってみたいと思っていたのです。
問題は、通常GWの頃には下部の雪がなくなっていること。まぁ今年は例年並みに残雪があるようだし、登山道もあるようなので、それほど苦労せずに雪のある場所まで出られるでしょう。
さて実際歩いてみると、獅子ヶ鼻湿原の「あがりこ大王」分岐手前からさっそく斑雪が。これなら登山道ではなく「あがりこ大王」経由で登れるかも。しかし甘かったです。こちらの尾根は全然雪がありませんでした。
分岐まで戻って登山道経由で登ることにしましたが、遊歩道から続くその登山道を見つけられずに一苦労。この辺りは溶岩石がゴロゴロしていて、雪の下は空洞になっていることも多いので、何度も股まで踏み抜きました。あとでわかったのですが、GPSの地図の登山道は場所がズレてるんですよね。これでは無理だ。
結局、雪が完全につながるようになるまで1時間半近く歩くことになりました。このような登山も嫌いではありませんが、まだまだアプローチに過ぎないことを考えると少々うんざりです。
それでも、美しいブナ林をシール登行できるようになってからは気分も一変。
さらにカラ川右岸に出てからは見晴らしが良くなり、笠雲をかぶった山頂やジャンダルムなどの荒々しい外輪山内壁を見ながら楽しく登ることができました。
滑降はさすがの面白さ。千蛇谷はもちろんのこと、谷を離れて右岸台地に出てからも面ツルの素晴らしいバーンが続きます。カリカリだったり柔らかすぎる斜面も一部ありましたが、ほとんどのところで快適に楽しく滑れました。
ただ、下部のブナ林は今ひとつ。往路で期待したほどは楽しめませんでした。この柔らかい雪で快適に滑るにはちょっと傾斜が足りない感じ。それに下生えや枯れ枝がうるさい個所もありました。
雪が切れたら登山道に合流。今度はすぐに見つかりました。木に赤ペンキでマーキングされているので、丹念に追っていけば外すことはないでしょう。
最後は観光客にまじって湿原の遊歩道を歩いて終了です。
結局往復9時間半。さすがに時間はかかりました。それでも長さを感じなかったのは、さすが鳥海山といったところでしょうか。大満足の1日となりました。
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