雪解けの蓬莱山から堂満岳へ、琵琶湖を眺めながら縦走(SkyWalkingでGPSロギング)
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- GPS
- 11:41
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,668m
- 下り
- 1,664m
コースタイム
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 11:41
天候 | 快晴(紫外線強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR湖西線 比良駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蓬莱山から堂満岳への縦走路は問題なし。堂満東稜道は3箇所ほど迷いやすいところがあり、初めて行く方は注意が必要かと思いました。堂満東稜道の標高550m付近の沢沿いの道が消えており、何度か歩いている私も少々迷いました。SkyWalkingに入れておいた過去のGPSログが役に立ちました。 |
その他周辺情報 | イン谷口に下山後は、温泉施設・比良とぴあで登山の疲れを癒やしました。 |
写真
装備
個人装備 |
ラジオペンチ
ライター
エマージェントシート
クマよけ鈴
非常用笛
携帯トイレキット
ゴミ袋
着替え用Tシャツ
携帯用浄水器
プラティパス
Tシャツ
ソフトシェル
クライミング用パンツ
靴下
雨具
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
常備薬
保険証
サングラス
タオル
ストック
登山靴
帽子
iPhone7
SkyWalking
モバイル用バッテリー
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感想
GWいかがお過ごしでしょうか?
私は比良山系に行くことにしましたが、さて今回はどこを攻めようか?ヤマレコの記録を参考にしながら、ルートを検討する時間は楽しいものです。
いろいろ考えた結果、蓬莱山から琵琶湖の絶景が見たくなったので、2015年11月に歩いた小女郎峠・蓬莱山・打見山・木戸峠・烏谷山・南比良峠・堂満岳の縦走コースに再び行くことにしました。
そのときのレポートは、下記へどうぞ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-761187.html
スタート地点は蓬莱駅で、ゴール地点は比良駅。蓬莱駅から小女郎峠を登り、蓬莱山・打見山を経由、木戸峠から堂満岳までを歩き、堂満岳東稜道でイン谷口方面に下山するというコースです。そのコースでも今回、チャレンジしてみたかったことがありまして、南比良峠から金糞峠方面へ一度迂回して堂満岳山頂に行くのではなく、南比良峠から堂満岳の南面を直登するショートカット。それをやってみようと。
事前に愛用の登山用GPSロガーアプリ・SkyWalkingに参考ルートGPXをダウンロードし、対象となるエリアのオフライン地図を作成するなど、準備をしておきます。モバイルバッテリーの充電もOK。
SkyWalkingの詳細は下記へどうぞ。
http://deepkick.com/skywalking/
早朝京都市内の自宅を出発し、京都駅から湖西線へ。蓬莱駅には6:50に到着。ここから小女郎峠を目指すルートです。最後にこのルートを登ったのは、2015年11月のこと。当時はまだ開発途中のSkyWalkingのフィールドテストと紅葉の撮影を兼ねて行きました。このルートを歩くのは、それから1年半ぶりのこと。いつものようにiPhone7に入れているSkyWalkingを起動、GPSロギングをONにして、登山開始。ルートはだいたい覚えており、薬師の滝を過ぎてから何度か沢を渡渉し、登山道を登ります。次第に斜度がキツくなってきますが、どうにかこうにか高度差1000mを登りきり、小女郎峠に到着。けっこう足にきましたが、小女郎峠は気持ちの良い涼風が吹いていました。
琵琶湖を望む絶景を眺めながら、軽く朝食のおにぎり。小女郎ヶ池まで足をのばし、蓬莱山山頂へ。この日は素晴らしい快晴で、稜線右側には、琵琶湖を見下ろす絶景が広がり、ところどころ立ち止まっては風景を楽しみました。ほどなく蓬莱山山頂へ到着。ここまで誰とも会いませんでしたが、びわ湖バレイでは、大勢の人がロープウェイで運ばれて、散策していました。私は麓の駅から人力です(笑)。打見山の山頂駅で一休みし、縦走路の木戸峠へ。雪解け直後の縦走路の状態がどうなっているのか気になりましたが、今回歩いた感じでは、問題はなさそうでした。
比良岳・烏谷山と縦走しましたが、強烈な日差しと紫外線のせいか疲労を感じました。日焼け対策は今回完全に忘れていたな。。。と反省。5月の日差しは強烈ですし、体もまだ慣れていませんので、日焼け対策は忘れずにするようにしてください。私は日焼け対策をしなかったせいで、腕と首が赤くなってしまいました。
南比良峠から見上げる堂満岳の南面は、見るからに急斜面で「これ、登れるのかな?」と思わずにはいられませんでしたが、密集した木をホールド代わりにして、どうにかこうにか取り付きました。背中のザックが灌木の枝に引っかかるので難儀しましたが格闘すること20分、SkyWalkingで現在位置とルートを確認しながら高度差120mの道なき道を攻略し、堂満岳のピークに到着。計画通りに、蓬莱山・打見山・比良岳・烏谷山・堂満岳の5つのピークを無事に完登できました。
下山は堂満東稜道を使いましたが、危険箇所に行ってしまいそうになる分かりづらい箇所が3つほどありましたので、初めて行かれる方は注意が必要だと思いました。比良山系は、毎年遭難が多発している危険な山です。私は比良に関してはそれなりに経験がありますが、それでも道迷いをしないようにSkyWalkingで万全の対策をしております。単独で行かれる方も、グループで行かれる方も、GPSや地図を使ってしっかりとルートファインディングを行い、道迷いしないように、危険箇所に行ってしまわないように、注意してください。
比良とぴあで温泉に浸かった後、美しい夕焼け空と麓の田んぼに写る逆さ堂満岳を見ることができました。日差し対策の反省がありましたが、絶景を堪能できた良い山行となりました。
====== iOSアプリ・SkyWalking について======
SkyWalkingはネットに接続できない山岳地帯での道迷いを防止することを目的に私がフィールドテストを重ねながら開発を続けているiOSアプリです。ネットに接続できない山岳地帯でも使えるオフライン地図機能など、登山に必要な機能を持つアプリとして、多くの方に利用していただいております。すべての機能を利用するのは有料になりますが、無料の機能制限版でもある程度お使いいただけます。ご興味のある方は、SkyWalkingオフィシャルサイト( http://deepkick.com/skywalking/ )をご覧ください。
私はSkyWalking を使ってGPSロギングを楽しんでおりますが、完璧な動作を保証しているアプリではありません。単なる道具ですので、使い方や条件次第で期待どおりに動かない可能性もあります。ご利用については自己の判断の下でお願いいたします。現在位置を確認したり、操作すると、それなりに電力を消費します。登山中にバッテリー切れを起こさないためにも、充電用のモバイルバッテリーは必ず持っていくようにしてください。では、安全な登山を!
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