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Yamareco

記録ID: 1126038
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

怖楽しい鎖祭り!?両神山を八丁尾根から! (今日は歩きです)

2017年05月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:26
距離
12.9km
登り
1,760m
下り
1,601m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
0:38
合計
7:26
距離 12.9km 登り 1,760m 下り 1,603m
8:19
77
9:36
9:38
73
10:51
10:56
45
11:41
10
11:51
12:11
24
12:35
12:41
26
13:07
16
13:23
18
13:41
25
14:06
14:07
21
14:28
5
14:33
14:35
6
14:41
14:43
40
15:23
22
15:45
0
15:45
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:西武線始発(池袋5:00発)で西武秩父駅へ(6:48着)。
西武バスの小鹿野車庫行(西武秩父7:00発)に乗り、小鹿野町役場BSで降り、坂本行きに乗り換え。終点坂本BSで下車。
帰り:日向大谷BSより17:20発の小鹿野町営バスで薬師の湯BSへ 。西武秩父駅行きへ乗り換え(18:15発)。
西武秩父から電車で帰京。
※行きも帰りもバスの本数が少ないので時間に注意!
コース状況/
危険箇所等
■坂本BS〜八丁峠
山と高原地図では赤破線の道。噂には聞いていましたが、荒れています。大岩までは斜面の崩落でルートが不明瞭な所が多数。大岩〜八丁峠までは道は分かりやすいものの、足元がフカフカな不安定な土なのに滑落したら只では済まないレベルの急斜面をトラバースする道が続き、気が抜けません。別の意味で八丁尾根より怖い道。
■八丁峠〜西岳〜東岳〜両神山【八丁尾根】
八丁峠から東岳までは猛烈な岩場・鎖場ラッシュです!ただし、ホールドは全体的にしっかりしているので、落ち着いて行けば問題ないかと。こころゆくまで鎖場を楽しめます(笑)
■両神山〜日向大谷登山口
時々プチ岩場・プチ鎖場が有るものの、フツーの登山道です。
■アカヤシオの開花状況 (5/4現在)
八丁尾根の東岳、西岳周辺はほんの少ーし咲いていましたが、0.5分咲き(?)といったところ。
両神山山頂付近は全然でした。
やはり5月中旬頃が見頃かと。
始発電車にバスを2本乗り継いで、やっと来ました坂本BS。
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始発電車にバスを2本乗り継いで、やっと来ました坂本BS。
少し車道を歩き、
少し車道を歩き、
ここから取りつきます。
ここから取りつきます。
山と高原地図では赤破線の道。登山道が荒れているで注意との看板も有りました。
若干緊張。
山と高原地図では赤破線の道。登山道が荒れているで注意との看板も有りました。
若干緊張。
今日はトレランではないので、ゆっくり落ち着いて進みましょう。
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今日はトレランではないので、ゆっくり落ち着いて進みましょう。
タチツボスミレかな?
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タチツボスミレかな?
渓谷を辿ります。
渓谷を辿ります。
こういう崩落箇所がいくつか有りました。
こういう崩落箇所がいくつか有りました。
大きな岩がガラガラの沢。ピンクテープを辿り時々渡渉しながら沢を詰めていきます。
大きな岩がガラガラの沢。ピンクテープを辿り時々渡渉しながら沢を詰めていきます。
清流と新緑。絵的には凄く綺麗なんですが、
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清流と新緑。絵的には凄く綺麗なんですが、
歩き辛いです…。
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歩き辛いです…。
ここ分かりにくくて少し迷いました。2本の沢が合流していますが、左から来ている沢は地図に有りませんでした。そのまま正面に渡渉して、右手の沢が本流(?)なので、こちらの沢を詰めていきます。
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ここ分かりにくくて少し迷いました。2本の沢が合流していますが、左から来ている沢は地図に有りませんでした。そのまま正面に渡渉して、右手の沢が本流(?)なので、こちらの沢を詰めていきます。
キバナネコノメかな?
キバナネコノメかな?
伐採地?開けてますが、細かい倒木が大量に積もり、道標も倒れてます。
伐採地?開けてますが、細かい倒木が大量に積もり、道標も倒れてます。
大岩。休憩しましょう。
大岩。休憩しましょう。
いつも行動食はジェルとかミニようかんですが、トレランではない今回は志向を変えて自家製トレイルミックスです。とはいっても、ジップロックにミックスナッツ、ドライフルーツ、マーブルチョコレートをざっくり重量比で7:4:2で混ぜただけです。が、噛み締める度に幸せな気分になる、個人的にベストな配合が出来ました。
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いつも行動食はジェルとかミニようかんですが、トレランではない今回は志向を変えて自家製トレイルミックスです。とはいっても、ジップロックにミックスナッツ、ドライフルーツ、マーブルチョコレートをざっくり重量比で7:4:2で混ぜただけです。が、噛み締める度に幸せな気分になる、個人的にベストな配合が出来ました。
大岩から先、道は分かりやすいのですが…。
大岩から先、道は分かりやすいのですが…。
沢は枯れ、八丁峠に向けて急登で高度を上げていきます。
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沢は枯れ、八丁峠に向けて急登で高度を上げていきます。
写真では伝わりませんが、急斜面をトラバースする道自体が急です。
写真では伝わりませんが、急斜面をトラバースする道自体が急です。
登って来た道を振り返って。土と落ち葉でフカフカですが、滑落したら只では済まない長い急斜面が続き、
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登って来た道を振り返って。土と落ち葉でフカフカですが、滑落したら只では済まない長い急斜面が続き、
その斜面に付いたトラバース道がまた細いうえに柔らかくて不安定。凄〜くやな感じ。登りはまだ良いが下りでは使いたくない道。個人的には。
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その斜面に付いたトラバース道がまた細いうえに柔らかくて不安定。凄〜くやな感じ。登りはまだ良いが下りでは使いたくない道。個人的には。
八丁峠まで来ました〜!(安堵)

後々思いましたが、坂本から八丁峠の道は、八丁尾根と別の意味で怖くて嫌な道でした。
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八丁峠まで来ました〜!(安堵)

後々思いましたが、坂本から八丁峠の道は、八丁尾根と別の意味で怖くて嫌な道でした。
八丁峠に、八丁尾根の危険性と注意を促す看板が。
いよいよ鎖祭りの始まりか…ゴクリ…。
よし!「あれ」を実戦投入だ!
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八丁峠に、八丁尾根の危険性と注意を促す看板が。
いよいよ鎖祭りの始まりか…ゴクリ…。
よし!「あれ」を実戦投入だ!
\\ピカピカピカー!//
『折り畳み式ヘルメット〜!』
(←ドラえもん風に)
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\\ピカピカピカー!//
『折り畳み式ヘルメット〜!』
(←ドラえもん風に)
展開するとこんな感じ。
こいつを装着して行きましょう!
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展開するとこんな感じ。
こいつを装着して行きましょう!
本当にちょっとだけど、アカヤシオが咲き始めている!
本当にちょっとだけど、アカヤシオが咲き始めている!
いよいよ鎖場スタート!
後述しますが、先行した二人組の、
「うわっ!」「うわぁぁぁぁっ!」って絶叫が何度も聞こえてきて、その度に
ビクッ!!!(||゜Д゜)
事故!?滑落!?って何度も無駄に肝を冷す。
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いよいよ鎖場スタート!
後述しますが、先行した二人組の、
「うわっ!」「うわぁぁぁぁっ!」って絶叫が何度も聞こえてきて、その度に
ビクッ!!!(||゜Д゜)
事故!?滑落!?って何度も無駄に肝を冷す。
アカヤシオ。
右手を振り返れば、八ヶ岳!
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右手を振り返れば、八ヶ岳!
尖ってるのは甲武信?
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尖ってるのは甲武信?
尾根もどんどん痩せてきて、両側切れ落ちています。
「いいよ!両神山!切れてる!切れてる!!」
(←ボディビルダーの仕上がり具合への賛辞か!)

馬鹿なこと言ってないで先へ進みましょう。
尾根もどんどん痩せてきて、両側切れ落ちています。
「いいよ!両神山!切れてる!切れてる!!」
(←ボディビルダーの仕上がり具合への賛辞か!)

馬鹿なこと言ってないで先へ進みましょう。
素晴らしい西側の眺望!
土地勘が無くて八ヶ岳と甲武信位しか分からないのが残念…。
素晴らしい西側の眺望!
土地勘が無くて八ヶ岳と甲武信位しか分からないのが残念…。
八の赤岳、あんたも今年登ってやるからな〜〜!
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八の赤岳、あんたも今年登ってやるからな〜〜!
まだ少ないけど、咲いてる咲いてる♪
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まだ少ないけど、咲いてる咲いてる♪
西側の眺望をバックに。
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西側の眺望をバックに。
変則木の根階段。
変則木の根階段。
らしくなってきました!
正面の岩壁を直登します。
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らしくなってきました!
正面の岩壁を直登します。
行蔵峠。
振り返って。通ってきた稜線と、更にその先が赤岩尾根でしょうか。 凄いゴリゴリ!
振り返って。通ってきた稜線と、更にその先が赤岩尾根でしょうか。 凄いゴリゴリ!
ここを登れば…
西岳着。
西岳の西側は素晴らしい眺望です。
西岳の西側は素晴らしい眺望です。
西岳のピークのすぐ脇に、平なスペースが。
西岳のピークのすぐ脇に、平なスペースが。
ここでお昼にします。
山専ボトルにお湯を持ってきたので、カップ麺を頂きます。
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ここでお昼にします。
山専ボトルにお湯を持ってきたので、カップ麺を頂きます。
山で食うとなんでこんなに美味いのか。
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山で食うとなんでこんなに美味いのか。
満たされました〜。
西岳に戻り縦走再開です。
満たされました〜。
西岳に戻り縦走再開です。
東岳が見えてきました。
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東岳が見えてきました。
うっひゃ〜!!
あそこ直登か。よーく見ると岩壁に取りついてる人達も見えます。
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うっひゃ〜!!
あそこ直登か。よーく見ると岩壁に取りついてる人達も見えます。
西岳より少し下って。
正面の東岳手前の、人がいる段になっている所が、龍頭神社奥宮でしょうか。
西岳より少し下って。
正面の東岳手前の、人がいる段になっている所が、龍頭神社奥宮でしょうか。
西岳から鎖で下って。
西岳から鎖で下って。
鎖で登り返す!
龍頭神社奥宮。
龍頭神社奥宮の先、ナイフリッジになってました。
左側に鎖が垂れてましたが、それに頼ろうとすると足の置場が微妙…。結局、ナイフリッジ上を平均台を這うように通過。多分それが一番確実。
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龍頭神社奥宮の先、ナイフリッジになってました。
左側に鎖が垂れてましたが、それに頼ろうとすると足の置場が微妙…。結局、ナイフリッジ上を平均台を這うように通過。多分それが一番確実。
東岳まで鎖ラッシュ。
東岳まで鎖ラッシュ。
どんどん登ります。
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どんどん登ります。
楽し〜い。
西岳と同じ目線まで登って来ました。
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西岳と同じ目線まで登って来ました。
更に鎖ラッシュ。
更に鎖ラッシュ。
振り返って。大分登って来ました。赤岩尾根がヤバい…。
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振り返って。大分登って来ました。赤岩尾根がヤバい…。
東岳手前の痩せ尾根より西側。素晴らしい眺望。
東岳手前の痩せ尾根より西側。素晴らしい眺望。
痩せ尾根の上からは東側も見渡せます。
痩せ尾根の上からは東側も見渡せます。
正面に有るのが、天理岳に続く天武将尾根でしょうか。その先に続く小鹿野町の山々と秩父盆地。彼方に武甲山も確認できます。
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正面に有るのが、天理岳に続く天武将尾根でしょうか。その先に続く小鹿野町の山々と秩父盆地。彼方に武甲山も確認できます。
東岳着!
東岳周辺もアカヤシオが少し咲き始めています。
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東岳周辺もアカヤシオが少し咲き始めています。
ここから暫し、
基本岩がちで痩せていますが、
基本岩がちで痩せていますが、
普通の稜線歩きです。
普通の稜線歩きです。
尾根上が通行禁止で、一旦東側斜面に下り、
尾根上が通行禁止で、一旦東側斜面に下り、
この鎖で登り返すと、
この鎖で登り返すと、
両神山山頂着。八丁尾根を踏破しました!
良い天気。人が沢山。
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両神山山頂着。八丁尾根を踏破しました!
良い天気。人が沢山。
両神山山頂から。確か梵天尾根の方だったと思う。
両神山山頂から。確か梵天尾根の方だったと思う。
日向大谷方向に下山します。
ここからは両神山一のメジャーコース。
日向大谷方向に下山します。
ここからは両神山一のメジャーコース。
もう長い岩場・鎖場はなさそうなので、被り物は左→右に再び選手交代。
もう長い岩場・鎖場はなさそうなので、被り物は左→右に再び選手交代。
普通の尾根道です。
普通の尾根道です。
両神神社。
秩父らしい、狛犬がオオカミの神社でしょうね。
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秩父らしい、狛犬がオオカミの神社でしょうね。
すらっとしてます。
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すらっとしてます。
奥の子達とはフォルムが違う。ちょっと頭でっかちでずんぐりw
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奥の子達とはフォルムが違う。ちょっと頭でっかちでずんぐりw
愛嬌があります。
愛嬌があります。
プチ鎖場が有りましたが、全然問題にならないレベル。
プチ鎖場が有りましたが、全然問題にならないレベル。
急は急なんですが、坂本〜八丁峠間とは比べ物にならない平和な道。
急は急なんですが、坂本〜八丁峠間とは比べ物にならない平和な道。
キバナネコノメ。こっちのルートも沢山咲いてます。
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キバナネコノメ。こっちのルートも沢山咲いてます。
これも一杯咲いてました。
ハシリドコロかな。
これも一杯咲いてました。
ハシリドコロかな。
コバイケイソウでしょうか?
コバイケイソウでしょうか?
清滝小屋まで降りて来ました。
清滝小屋まで降りて来ました。
弘法の井戸。お水を頂きました。
弘法の井戸。お水を頂きました。
こちらも美しい新緑の沢を辿るルートになっています。
こちらも美しい新緑の沢を辿るルートになっています。
癒されます。
この橋、僕が渡った時に大分たわみましたw
大丈夫だったかな?
この橋、僕が渡った時に大分たわみましたw
大丈夫だったかな?
時々滑落注意の場所や、
時々滑落注意の場所や、
プチ岩場が有るものの、特に難しい所はない普通の登山道。
プチ岩場が有るものの、特に難しい所はない普通の登山道。
鳥居を過ぎると、
鳥居を過ぎると、
日向大谷側の登山口です。

どうでも良いことですが、この日まで僕は、『日向大谷』を「ひなたおおや」じゃなく、「ひゅうがおおたに」と堂々と読み間違えて、他の登山者と話していました(苦笑)。
日向大谷側の登山口です。

どうでも良いことですが、この日まで僕は、『日向大谷』を「ひなたおおや」じゃなく、「ひゅうがおおたに」と堂々と読み間違えて、他の登山者と話していました(苦笑)。
下山しました。
両神山荘。本日の登山終了〜。
下のバス停から西武秩父に戻ります。
両神山荘。本日の登山終了〜。
下のバス停から西武秩父に戻ります。
げっ、次のバスまで約1時間半待ちです。
「今日はトレランじゃないから」とゆっくりし過ぎましたか?
乗り換えの薬師の湯BSまでは約12kmとの情報。いつものトレラン装備だったらトレーニング兼暇つぶし(笑)で走って行くところですが……今日は大人しくバスを待ちます。
げっ、次のバスまで約1時間半待ちです。
「今日はトレランじゃないから」とゆっくりし過ぎましたか?
乗り換えの薬師の湯BSまでは約12kmとの情報。いつものトレラン装備だったらトレーニング兼暇つぶし(笑)で走って行くところですが……今日は大人しくバスを待ちます。
小鹿野町の町営バス。
小鹿野町の町営バス。
途中薬師の湯BSで乗り継いで、西武秩父駅まで戻ってきました。すっかり夜です。
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途中薬師の湯BSで乗り継いで、西武秩父駅まで戻ってきました。すっかり夜です。
駅併設の新な温泉複合施設、「祭の湯」
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駅併設の新な温泉複合施設、「祭の湯」
嫁に「秩父で一人遊んで来るならお土産買ってきなさい(怒)」と言われているんで、祭の湯のお土産屋で貢ぎ物を買っていきます。
嫁に「秩父で一人遊んで来るならお土産買ってきなさい(怒)」と言われているんで、祭の湯のお土産屋で貢ぎ物を買っていきます。
言われていた物は、なんとか調達出来ました(安堵)
言われていた物は、なんとか調達出来ました(安堵)
定番ですが。
これは自分用。大好きなので。
これは自分用。大好きなので。
祭の湯のフードコートで何か食べていこうかと思いましたが、あまりの混雑に断念( ̄▽ ̄;)
代わりに、飯能までの西武線鈍行のボックス席で呑み鉄をキメます(笑)。写真は2本目ですw
「秩父の山に遊び、西武線で呑み鉄をキメ、板橋へ帰る…」
あれ、何かそんなレコ最近よく見た気が…!?…なんか玄人っぽいぞw
少し大人になった気分ですw
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祭の湯のフードコートで何か食べていこうかと思いましたが、あまりの混雑に断念( ̄▽ ̄;)
代わりに、飯能までの西武線鈍行のボックス席で呑み鉄をキメます(笑)。写真は2本目ですw
「秩父の山に遊び、西武線で呑み鉄をキメ、板橋へ帰る…」
あれ、何かそんなレコ最近よく見た気が…!?…なんか玄人っぽいぞw
少し大人になった気分ですw

感想

今回はトレランではなく、初めてのフツーの(?)登山で、前から行ってみたかった両神山の八丁尾根を楽しんで来ました!

本当はアカヤシオの開花時期を狙って、GW明けの5月の第二週の週末に行こうと思っていたんですが、諸般の事情によりこの日に変更。

アカヤシオ、流石に早くて咲いていないかな〜?少しでも咲いてくれていると良いなぁ。
そして待ち受ける壮絶鎖祭りに期待と緊張を感じつつ、西武線の始発に2本バスを乗り継いで、埼玉の秘境・両神山に向かうのでした。

あこがれの両神山、初の八丁尾根は、少〜し怖くて、でもとても楽しいルートでした!
車なし、バスで行く場合の八丁峠までのアプローチの、坂本BS〜八丁峠までの登山道は噂通り荒れていて、そこだけは難儀しましたが。
八丁尾根の特に行蔵峠〜西岳〜東岳の鎖祭りは、高度感は有りつつも難し過ぎず、適度なスリルとアスレチックを楽しみながら通過しました。(簡単に書いてますが、鎖場が長く数も多く、途中のエスケープも困難なので、十分な気力・体力が有り、高所恐怖症で無いことがこのルートを楽しむ条件です。)
痩せ尾根から見渡せる八ヶ岳、奥秩父の更に深部の山々、秩父盆地の展望の向こうに見える奥武蔵の馴染みの山々…眺望も最高でした!

アカヤシオですが、やはり見頃には早すぎて、両神山山頂付近は全然咲いていませんでした。
「アカヤシオが咲き乱れる」という状態には、10日から2週間くらい早かったでしょうか?
5月中旬にゆっくり登山できる時間が取れれば良かったんですが(T_T)
ですが、西岳、東岳付近にはポツポツと咲いていて、何とか見ることが出来ました。この点でも八丁尾根から登って良かったです。

しかしGWの百名山は混雑し、そして色んな人が登っていますね。
僕と前後して八丁尾根に入った2人組なんですが、癖なんだと思いますか、何でもない事で叫び声が出ちゃうらしく、「うわっ!」「うわぁぁぁぁ!!」って絶叫がちょくちょく聞こえてきました。
僕も初・両神山だったので、「ええっ!?事故!?滑落!?どうしょう?」って最初はかなり焦りました(^_^;)
で、追い抜いて先に行かせてもらってからも、時々後ろから「うわぁぁ!」って聞こえてくる(苦笑)。
何事もなければそれで良いんですが、本当に事故った時に「またあの人達叫んでるのか」って、オオカミ少年状態で気付いて貰えなくなるのでは?(^_^;)
そして、両神山に響き渡る「ヤッホー!!!」の叫び声(苦笑)。
あの絶景…気持ちは分からなくもないですか…(苦笑)
両神山〜日向大谷登山口まではかなり人も多かったですね。

でも混雑や、アカヤシオの開花状況がベストで無いことを差し引いても、心から楽しめた素晴らしい登山でした。
今度は(今度こそ)紅葉の時期に八丁尾根に再訪して、秋の鎖祭りをやりたいですね!

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コメント

池袋5:00発
Nao3180 さん こんばんは

東武東上線だと池袋5:00発ムリでしょう?
ひょっとして池袋まで歩き(走り)ましたか
JR板橋駅だと池袋着が4:57なのですが未だに恐ろしくて
使ったことがなく、自分は歩きです。(3分で間にあうのか?)
乗れなかったら山行ダメになりますからね

両神山、6年ほど行ってません。
今月中旬頃がヤシオがいい感じなのですね?
なんとか休みが取れないかな〜
2017/5/6 22:55
Re: 池袋5:00発
warutepoさん

こんにちは。

山行記録に書いてませんでしたが、ご察しの通り、東武東上線の始発では乗り継げないので、朝4時に家を出て池袋まで走りました

JRだと池袋での乗り換え時間3分ですか
なるほど、使う気になれませんね(笑)
(あの距離を3分…乗り換え時間と言えるのか… )

両神山のアカヤシオ、開花にはまたまだでしたが、つぼみは大量に仕込まれてましたよ!来週か再来週には咲き乱れているはずです
2017/5/6 23:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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