【城山作戦】八王子城山〜小仏城山〜南高尾山稜〜津久井城山【戊46.2】

2017年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: 09:52
• 距離: 30.2km
• 登り: 1,762m
• 下り: 1,778m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 1:20
• 合計: 9:52

距離 30.2km 登り 1,763m 下り 1,786m

6:28 高尾駅
6:49 霊園前八王子城跡入口バス停
7:02 八王子城跡バス停
7:05 7:06 八王子城跡管理所
7:12 御主殿の滝
7:14 7:21 御主殿跡・曳橋
7:56 八王子神社
7:59 8:03 八王子城跡
8:05 8:06 松木曲輪
8:08 井戸
8:20 8:21 八王子城天守閣跡
8:34 8:40 富士見台
8:41 小下沢下降点
9:04 こげさわの森 1番口 (富士見台登山口)
9:22 日影沢入口
9:26 小仏城山登山口
9:41 446m峰
10:16 10:38 城山
11:12 大垂水峠
11:32 11:38 大洞山
11:46 11:47 コンピラ山
12:00 中沢峠
12:04 中沢山
12:15 見晴台
12:23 12:24 入沢山
12:28 東山
12:32 西山峠
12:38 12:44 泰光寺山
12:58 12:59 三沢峠
13:06 13:08 峰の薬師守護 金毘羅様
13:11 13:13 峰の薬師奥の院
13:17 13:23 峯の薬師
13:32 峯の薬師表参道口
13:47 三井大橋
14:02 14:05 諏訪神社
14:36 14:45 津久井城山(津久井城)
14:51 飯綱神社(飯綱山)
14:54 宝ヶ池
14:58 鷹射場
15:15 15:16 十兵衛山
15:21 城山登山口
15:37 相模川
15:55 原宿五丁目バス停
16:20 相原中央バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：高尾駅
復路：相原中央バス停〜橋本駅北口

コース状況／危険箇所等

八王子城山：正面からの道が立入禁止になっていたので、荒れた沢を詰めた。
富士見台からの下り：標識の通り悪路。ザレ、ガレ、急傾斜。
日影沢〜小仏城山：ほぼ一方的な上り。上りだけが延々と続く。
津久井城山：小山ながらもハードさは侮りがたし。急な傾斜も。

写真

5/4 6:28

高尾駅出発。

5/4 6:36

緑に覆われた八王子の朝は涼しい。

5/4 6:53

霊園前バス停で左折し、八王子城山へ向かう。

5/4 7:05

八王子城跡管理所

5/4 7:06

え？立入禁止？出鼻を挫かれた感。遺構保護のためらしい。

5/4 7:10

5/4 7:10

取り付ける箇所を探しながら、御主殿跡の方に向かう。

5/4 7:12

御主殿の滝

5/4 7:14

御主殿跡

5/4 7:25

とりあえず、この道を進んでみるか。

5/4 7:36

〜　一般ルートでないため、詳細は割愛。　〜
※一応トラロープがあったので、道なき道を歩いたわけでもないようだ。

5/4 7:56

八王子神社

5/4 7:59

本丸跡でやっと朝食休憩。

5/4 8:05

松木曲輪

5/4 8:06

葉が茂って展望も限定されてきた。

5/4 8:06

高尾山

5/4 8:08

井戸

5/4 8:10

最近は歩く人も増えてきたようだが、高尾山正面に比べたら圧倒的に静かな山行を楽しめる。ただ、中央自動車道から走行音が。

5/4 8:20

詰の城。石には「天守閣跡」とあるが、オフィシャルガイドの会によると、「ここに天守閣があったわけではありません。東京都サイドが立てたものです。」とのこと。

5/4 8:34

富士見台から富士山。まだ結構低い所まで雪が残っている。

5/4 8:41

木下沢に下る。

5/4 8:44

進むにつれて傾斜が急になってくる。

5/4 8:47

滑りやすいので慎重に歩を進める。

5/4 8:53

沢に降りて、今度は沢の中を歩く。雨の後は難しいだろう。

5/4 8:55

こちらは両脇にトラロープ、真ん中に鎖。

5/4 9:01

丸太橋を渡ると先に東屋がある。

5/4 9:02

5/4 9:03

5/4 9:04

下山。

5/4 9:09

小下沢。看板には木下沢とあったが、木（こ）下（げ）沢か。

5/4 9:12

猿が何匹か。こいつは老練なのか逃げない。

5/4 9:18

中央線を潜って第2ステージへ。

5/4 9:26

日影沢を渡って、今度は小仏城山へ。

5/4 9:26

5/4 9:39

さほど急ではないが、上り道がずっと続く。

5/4 9:49

軽く渋滞し始めている中央自動車道

5/4 9:57

大山と、その手前は仏果山、丹沢三峰か。

5/4 10:14

日影沢林道と合流。

5/4 10:16

小仏城山

5/4 10:16

城山から高尾山方面

5/4 10:16

大東京

5/4 10:19

富士山

5/4 10:19

山桜

5/4 10:23

他の物も注文しようと思いつつ、やはり定番のなめこ汁を頼んでしまう。

5/4 10:38

5/4 10:43

うーん、腰を落ち着けて食事を摂ったら疲れがどっと出てきた。オフモードになるにはまだ早いぞ。

5/4 10:52

5/4 11:01

大垂水峠への静かな道を省エネモードで歩く。

5/4 11:07

沢まで降りる。

5/4 11:12

大垂水峠

5/4 11:19

木の根の張り出す傾斜を乗り越えると、

5/4 11:30

道はまた落ち着きを取り戻す。

5/4 11:32

大洞山

5/4 11:34

大洞山から石老山と麓のさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト。

5/4 11:38

前日ぶつけた足指を木の根に何度かぶつけて悶絶、速力が低下する。

5/4 11:46

コンピラ山

5/4 11:50

5/4 11:53

南高尾山稜には珍しくロープが張ってある。

5/4 11:57

木々の合間から垣間見られる高尾山

5/4 12:04

中沢山

5/4 12:15

見晴台から丹沢の展望が開ける。

5/4 12:28

暑さのためか水分の消費が激しい。セーブしながら水分補給する。

5/4 12:32

西山峠

5/4 12:44

泰光寺山で昼食休憩。

5/4 12:46

泰光寺山からの下りは、やや急。

5/4 12:58

三沢峠

5/4 13:03

南高尾山稜自体歩きやすいが、三沢峠から先は道幅が広くなり、さらに歩きやすくなる。

5/4 13:07

峰ノ薬師守護　金毘羅様

5/4 13:10

ゲートまで来ると、

5/4 13:11

峰ノ薬師奥の院。薬師だが祀られているのは弥勒菩薩。

5/4 13:15

峰ノ薬師から津久井湖越しに津久井城山

5/4 13:22

姿三四郎決闘の場だったのか。現在決闘は犯罪だが、決闘しても碑は建ててもらえないだろう。

5/4 13:23

大山中心に丹沢の山々

5/4 13:26

表参道をジグザグに下る。

5/4 13:32

峰ノ薬師表参道口

5/4 13:34

湖に向かって段丘状になっているので、視界が遮られない。

5/4 13:41

南高尾山稜を振返る。城山湖をぐるっと回ることも考えていたのだが、連日山行の疲れもあるので端折った。

5/4 13:41

民家の軒先に藤の花

5/4 13:45

津久井城山に至る道。三井大橋に歩道が無いようだが。

5/4 13:46

5/4 13:47

歩道橋は別にあった。

5/4 13:48

津久井湖北岸

5/4 13:48

津久井湖南岸

5/4 14:03

小網諏訪神社

5/4 14:07

南高尾山稜

5/4 14:07

中央本線南側の山々

5/4 14:08

入口にあったガイドマップを手に入山。

5/4 14:24

男坂に入って傾斜がやや急になる。

5/4 14:31

多摩センター方面

5/4 14:34

橋本駅周辺。その奥にも高層ビルが林立している。

5/4 14:35

津久井城山から丹沢

5/4 14:36

特に山頂標識的なものは見当たらなかったが、最高地点に石碑があった。

5/4 14:37

丹沢の稜線には分厚い雲

5/4 14:39

津久井湖

5/4 14:45

湖面も空も青く、新緑とマッチしていた。

5/4 14:51

飯綱神社

5/4 14:54

宝ヶ池

5/4 14:55

鎖の付いている箇所は滑りやすいので慎重に下る。

5/4 14:58

鷹射場からの展望

5/4 15:01

男坂を下る。落葉と相まって非常に滑りやすい。ちなみにガイドマップには「男坂：急峻で危険」、「女坂：急峻」とある。

5/4 15:15

十兵衛山からの展望

5/4 15:15

バスが来るまで1時間30分ある。便数の多い所まで歩く必要がありそうだ。

5/4 15:16

相模川の向こうは町田の街だ。

5/4 15:19

5/4 15:19

最後は桟道歩き。

5/4 15:21

城山登山口に下山。

5/4 15:37

相模川渡河。

5/4 15:52

相模原の田園風景

5/4 16:20

国道413号線にある相原中央バス停まで来たところで、ちょうどバスが来た。そのためピンボケ。

5/4 16:55

帰りに多摩センターの極楽湯に立ち寄る。

撮影機器：

XQ2 FUJIFILM

感想

narodniki

【経緯・計画】
八王子城山、小仏城山、津久井城山と3つの城山を繋げる縦走を企図。戸倉の城山も入れるか一瞬考えたが、繋がりが悪いので三山縦走とする。

【山行概要】
○八王子城山
　管理所からの入口には「立入禁止」、「ガイド同行以外立入禁止」の札。帰宅してからオフィシャルサイトを見て、どうも遺構保護のためらしいと悟ったが、その場に直面して初っ端で頓挫かと一瞬愕然とする。
　しかし、諦めず登山口を探す。最初、杉沢の頭方面に向かう道から沢に入り、急斜面を詰めると、城山山頂からさほど遠くない所に出ることができた。
　立入禁止なら、迂回路くらい示してもらいたいものだが、城山付近で見かけた人は皆さん別ルートから、或いは管理者に断って入山したのだろうか？

○富士見台〜小下沢
　富士見台ではやはり富士山を見たい。朝方に空を覆っていた雲は払拭され、青空に結構な低さまで雪を戴いた富嶽を真正面に見る。
　富士見台からは破線の小下沢ルート。標識に「悪路」とついているものの当初はなだらかな下り。これは後半すっぱり切れ落ちている感じだなと思ったら、案の定。結構急な下りで沢に降り、その後は沢の中を歩く。下りよりも昇りで使った方が良いだろう。

○日影沢〜小仏城山
　こちらも地図上は破線。しかし、歩いてみると道の状態は悪くなく、他にも結構人が歩いている。但し、ほとんど一方的な上りが続き、息を整えられるような平坦な所は少ない。私は上りの途中であまり休みたくないので、これにはなかなか苦労した。
　山頂では、なめこ汁とおでんを腰を落ち着けて食す。城山茶屋で積極的な呼び込みをしていたが、山頂の長閑な雰囲気には合わなかった。いつもなめこ汁を頼んでいるので、たまには別のものをとも思ったのだが、やはり、なめこ汁に落ち着いた。

○南高尾山稜
　小仏城山の休憩を終え、再度歩き出すと、疲れがどっと出たのか身体が重く感じる。前日、予想外の中長距離山行をやってしまったことによる疲労が原因だ。
足も上がらないのか、木の根に何回かぶつけて悶絶。歩く速度を緩めざるを得なくなる。
　その後は疲れた身体を刺激しないよう、省エネ脱力モードで歩き、ピーク等休める所では座って休むようにした。夏日に近い気温に身体がまだ慣れていないということもあるかもしれない。暑さに慣れない内に中長距離山行というのは危険だろう。今後、2000m級の山々を一定時間以上歩くに当たっては、事前に暑下ハイクをこなしておく必要がありそうだ。
　疲労の軽減のため、当初、城山湖の周りをぐるっと巡る予定だったが、端折る。

○津久井城山
　南高尾山稜から下り、自販機で水分補給して津久井の城山へ。入口にガイドマップがあったので、それを手にして進んだが、縦走の一つとして通過するだけでは勿体無いほど見所満載だ。そして、小山ながら歩き応えは十分。さすがに城山なだけはある。ピンでも十分楽しめる山と見た。

○下山後
　城山登山口バス停には16時台以降でないとバスが来ないことは事前に把握していたので、バスの便の多いと思われる国道413号線、或いは橋本駅まで歩くこととした。
　結局、国道に出て暫くしたところでちょうど良くバスが来て相原中央バス停で締める。

【総括】
最近、短距離山行が多かったので、なかなかキツイ山行となったが、連日の30km山行に身体も慣れてきたものと思う。これを受けて、次は気温と高度に身体を合わせていくこととしよう。

〜おしまい〜