【開山】男体山【式は見てないけどね!】
- GPS
- 07:05
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,326m
- 下り
- 1,314m
コースタイム
天候 | ☀/薄着でも良いけど山頂は寒かった |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
WC: 1箇所/二荒山神社中宮祠 道中にトイレはなく、行き交う人が絶えないので立ちションという訳にもいかず… 売店: なし 清滝ICを降りた所にセーブオン(東京にはないコンビニ)があった程度。 佐野SAのベーカリーもなかなか美味しかった。 【1合目〜4合目】 明るい樹林帯歩き。歩きやすいが、斜度があるのか意外と辛く、初っ端から心をくじかれそうになる。 3〜4合目間は車道歩き。 山門をくぐった直ぐ先に靴洗い場があった。 【4合目〜7合目】 山道、泥道、岩場などのミックス。5合目くらいからストックが邪魔だったり? 【7合目〜頂上】 7合目の途中くらいから雪道が始まった。早い時間なら締まっていて歩きやすいが、昼過ぎにはデロデロになっていてアイゼンがあると役には立つ。問題は距離が短いので、出し入れする手間暇であるき切れてしまうことか。 9合目の途中から雪がなくなりザレになる。 |
その他周辺情報 | 県営湖畔駐車場/310円(1回) 中宮祠に登山客用の無料駐車場があり、中宮祠の正門付近にも無料駐車場があったが速攻埋まっていた。 ホテル湖畔亭を利用するのに便利。 奥日光中禅寺温泉 ホテル湖畔亭/日帰り風呂 大人500円 日帰り風呂はWeb上から情報掴めないが、営業時間に注意すること。あと、駐車場が狭く宿泊客優先っぽいので、満車で断られるかもしれない。泉質は硫黄の臭いがきついにごり湯。あと、入浴料だけでアメニティがもらえる。ラッキー。 ユタの店(今市駅)/カレー担々麺880円 「いまいちのラーメン」とか言うと言葉が酷いが、今市(現日光市)のB級グルメに推しても良いんじゃないかという気がする。 カレー味のスープに青梗菜、オクラ、チーズ、茄子などがトッピングされている。別途ついてるおこげは先に浸して食べるもよし、最後に食べてパリパリ感を楽しむのもよし。夜の時間帯だとさらにトッピングのサービスがつく。牛すじ超ウマ。 マスターも気さくな方で、見るからに怪しい三人組に「どこに登ってきたの?」とか声を掛けてくれたりした。 折角日光まで来たのだから名物料理の一つでも食べたいところではあるが、市内が絶望的に混んでいるのでプランBとして用意して間違いないと思う。 また行きたいお店である。 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
グローブ
ジャージ
雨具
日よけ帽子
登山靴
ザック(25L)
昼ご飯
行動食
水(1.5L)
スポドリ
地形図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPSロガー
GPSナビ
筆記用具
ガイド地図
エマージェンシーキット(非常食他)
保険証
携帯
高度計
タオル
ストック
カメラ
サブカメラ
お風呂セット
爪切り
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感想
男体山の開山日に登ってきた。20年弱栃木県民していたのに一度も登る機会が無く、故郷離れて十云年経ってから登りたくなるとか、縁は異なもの。
男体山の開山日は毎年5月5日らしい。その情報を知ったのも割と最近だった。県民の歌や校歌に歌われているにも関わらず興味なさすぎでしょ。というか、例えば東京の学校は雲取山とか、埼玉の学校は秩父とか歌っているんだろうか…てな事を考えると、栃木県民には馴染み深い山だったりする訳ですが。
ともあれ、男体山の登山を決めたのはGWに突入後の4.29。私とshinobuの休出日程や天気予報を色々鑑みつつ「混むだろうなあ」と言いながら開山日に登ることにした。
私は東京の自宅から単車による自走で日光を目指した。3時間くらいの距離なので荷物背負ったまま走っても良かろうと思って、横着したら結構腰が死んだ。荷物は単車に持たせる、これ基本。多摩を5時過ぎに出て、途中朝食休憩挟みつつ0830に二荒山神社中宮祠到着。東北道と日光道はまだそれ程の渋滞もなく快適だった。
待つこと30分、栃木の実家を出発したcj2tszkがshinobuをJR日光駅でピックアップして到着。いろは坂を楽しんだらしい。
中宮祠にも登山客用の駐車場があったが、0830の時点で満車だった。我々も1000から始まる開山式より先に登るのでフライングじゃね?なんて話していたが心配無用、早い人はきっと0600から登っているのだろう。我々が4合目に到着するくらいにはもう下山している人がいたので、それにしても凄まじくはや登山じゃないか。
男体山の獲得標高は1,200mということで、以前登った武甲山(浦山口)程度のキツさを想定していたが、もう明らかに男体山の方がキツかった。雪道、ぬかるみ、岩場、がれ場などバリエーションに富んでおり、スキル不足を着実に剥がされるというか、登りだけでメタメタに。実際我々以外にも、見るからに経験の浅そうな登山客も辛そうな表情を浮かべていた。若い男の子とか、多分最初に飛ばしすぎたのか7合目にも到達していないのにヨレヨレになっていたりとか。勢いだけで登るにはちょっとコースが長いのかも。
辛いながらも、標高を上げていくと中禅寺湖の全貌やら仙丈ヶ岳やら、まだ雪の残る日光白根山を始めとした日光・足尾の山々が見えてきて実に飽きない。男体山は見上げる山じゃなくて、登る山なのだと思う。
さて、肝心の雪道は2,000m〜2,200mの間に残っていた。登りではアイゼンを使うほどではないかなと思っていたが、下りは結構役に立っていたようだ。(自分はつけなかった) もっとも、GW中に溶けてしまうのではないかと思う。距離も短いので、ヤマレコ見て登っているような人なら出し入れしている暇に降りきっちゃうのではないかと思う。自分らが登った時間にはもう十分に踏み固められていたので、ゲーターも必要ないと思った。日焼けが酷かったので帽子、日焼け止めはあった方が良い。
下山後の風呂も色々探したが、ホテル湖畔亭で日帰り風呂をやっていたので助かった。17時までらしいので、入るのであれば余裕を持って計画したほうが良いと思われる。
折角日光くんだりまで来たのだから、湯葉でも食べていきたいと話していたが、日光市付近の目星つけていた所が休み(というか閉店)だったため、諦めて今市で焼きカレー担々麺なるものを食べたが滅法うまかった。あれはまた食べに行きたい。
帰りの東北道だが、また例によって加須IC付近で30km/80分の大渋滞が発生していてなかなかの地獄だった。佐野SAも駐車待ちで1km近い列が出来ていたし。かといって、電車で日光に行こうものなら、バスで移動するのに日光市内の大渋滞(東照宮前の交差点が最近物凄く混むようになった)に巻き込まれてしまう…と帰りにすれ違った登山者が言っていた。都下に住んでいる人で快適に登りたいのであれば、レンタカーなど借りて朝6時から登るような計画をたて一刻も早く下山するか、公共交通機関を使うのであれば中禅寺湖畔で一泊したほうが良いのではないかと思われる。
男体山は、元栃木県民としていつかは登らねばと思ってた山です。
調べたところ、5月5日に山開きするということで、GWに登る計画にしました。
こどもの日だと激混みだろうなと考え、6日に登る計画でいましたが、天気予報を見ると、6日から下り坂の様子だったので前倒しで5日にしました。
日光市内はひどい渋滞になるという情報もあり、早めに出ました。7時頃日光駅周辺に着き、コンビニで買った朝食を食べてたところ、続々と東照宮方面に車が登っていきます。0745に日光線できたshinobu235合流し、さていろは坂へと車で移動を開始しましたが、渋滞により一向に動く気配がありません。川をわたって市街地へ入るルートも試みましたが状況は全く同じです。市街地通貨は諦めて、高速道路から清滝に向かったところ、あっさりと通過できました。日光駅で合流して、男体山に向かうなら高速一択です。いろは坂もスイスイ登れます。
100円ケチって30分ハマりました。
紅葉シーズンだといろは坂も渋滞するのでしょうが、GWは登りも下りも渋滞してませんでしたね。
二荒山神社の駐車場も既に満車で、近くの『栃木県営湖畔第一駐車場』に駐めました。普通車を一日駐めて310円です。中宮司までちょっと歩きますが途中に日帰り温泉もある『ホテル湖畔亭』があり下山後に汗を流すには調度良い位置だと思います。
ホテル湖畔亭の温泉はザ硫黄泉で、強烈な硫黄臭と大量の湯の華が浮かんでいます。温泉入ってる感がするため自分は大好きです。入浴料も500円とリーズナブル。日帰り温泉は17時までですが、時間が合うならオススメの温泉ですね。
中宮司では登拝料として500円払います。お守りと登山ガイドパンフレットがもらえます。せっかくなのでお守りは首にさげて登っていくことにしました。
中宮司にはとちテレの人も来ていました。多分開山式の取材ですね。
開山式前なので登山口の門は閉まっています。門は迂回して登ってくださいとの事なので迂回して登っていきます。
3合目までは明るい樹林帯で、登山道から離れると広葉樹、登山道付近には針葉樹という感じした。不思議ですね。登山道の雪対策になるのでしょうか。
3合目から4合目は、舗装された作業用道路を登っていきます。傾斜もゆるく3合目まででかいた汗がひきました。一旦落ち着けるルートですね。
4合目から5合目までは、ところどころに岩場がある樹林帯です。高木に囲まれたためかちょっと暗いです。笹原が印象的ですね。
5合目から8合目までは岩場の連続です。大きな岩も多く、ルートを間違えると足に大ダメージが入ります。どのルートで行くか考えながら登るのも楽しいですね。休憩がてら振り返れば中禅寺湖が一望できます。このあたりまで、中禅寺湖の遊覧船の搭乗アナウンスが聞こえました。アナウンスがちょっとキレ気味なのは交通機関あるあるなのでしょうかw
8合目から9合目までは残雪があり、上りはともかく下りはアイゼンつけたほうが良いです。自分は、下りで土踏まずのところのみをカバーする小型アイゼンをつけましたが、あまり効果がなく、一回転びました。次の雪道までにちゃんとしたアイゼンを用意しようと思います。
9合目からは、頂上が見えます。足元の砂利は鉄分を多く含んでいるのか真っ赤でした。
頂上では沢山の人が休憩をとってました。いつもはどのくらいいるんですかね。
想定より寒くなく、快適に過ごせました。
頂上でお昼を食べてその後、西側の神社と東側の剣を見に行きました。剣がある方が頂上標識のある場所より高いですね。
晴れていれば遠くまで眺められるのでしょうが、やや曇りで南側は中禅寺湖が見え隠れといった状態でした。北側はある程度晴れていて遠くの山まで見ることができました。
満足のできる山行でした。
いつか男体山から女体山へ縦走したいですね。
山開きという言葉に惹かれ、便乗させてもらいました。
今回の登山は、前回体調管理不足で途中ルート替えしてもらっての下山だったので、その無念の払拭もしたいと意気込んでの挑戦。
登りは3合目まではならしで、3〜4合目まではアスファルト舗装の緩やかな登りで体力温存しつつこれはいけるかなと淡い期待を持っていたのですが、
以降は岩場が続き7合目でボロボロに、その後のザレ場で疲労困憊。見下ろして見渡せる中禅寺湖を癒やしに重い足を動かしつつ頂上へ。
頂上は途中から雪が残っているのもあり、かなり寒いですね。
防寒着を着けてお昼を食べ休憩。
下りは雪道でのアイゼン初デビュー。
6本爪の簡易アイゼンですけど安定感が全然違ってびっくり。
滑らないのが嬉しくてガンガン降りていけました。
それもあり、下山はあっさりと終わった感じ。
ただ、春だからと日焼け対策を全くしていなかったため日焼けが…天気が良かったこともありガッツリ焼けて未だにヒリヒリ。
結果としては、無事登りきれて大満足でした。
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