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Yamareco

記録ID: 1129558
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

果無山脈縦走(ヤマセミ温泉〜十津川温泉BC)

2017年05月04日(木) ~ 2017年05月05日(金)
情報量の目安: A
都道府県 奈良県 和歌山県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
23.9km
登り
1,522m
下り
1,833m

コースタイム

1日目
山行
2:36
休憩
0:21
合計
2:57
13:21
20
13:41
13:45
75
小森の果無越登山口
15:00
15:04
21
15:25
15:35
26
河俣分岐
16:01
16:04
14
16:18
展望台
2日目
山行
6:53
休憩
1:22
合計
8:15
5:20
38
展望台
5:58
26
黒尾山
6:24
6:32
28
7:00
11
7:11
41
7:52
8:05
18
8:23
27
8:50
9:00
47
9:47
9:52
26
ブナノ平のピーク
10:18
10:50
25
11:15
6
果無山
11:21
11:24
23
果無峠
11:47
11:55
52
12:47
12:50
22
果無集落
13:12
23
13:35
十津川温泉バスセンター
天候 1日目:晴れのちくもり 夕方から一時小雨
2日目:くもりのち昼前から晴れ 早朝は晴れ間あり
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<行き> 
□JR特急くろしお3号で紀伊田辺駅へ(新大阪駅9:01発、紀伊田辺駅11:15着)
□紀伊田辺駅より龍神バス季楽里龍神行きで西へ(紀伊田辺駅11:35発、西12:32着 1,300円)
http://www.ryujinbus.com/shuttle_bus/time_fare/taimetable_ryujin_1704.pdf
□西より田辺市住民バス(丹生ノ川線)でヤマセミ温泉へ(西12:41発、ヤマセミ温泉13:10着 200円 ※ただし、運行は月・火・木曜日のみ)
http://www.city.tanabe.lg.jp/kikaku/bus/files/ryujin_jikoku_H29.4.1.pdf
<帰り>
□十津川温泉バスセンターより奈良交通五條BS行きで五條駅へ(十津川温泉BS15:40発、五條駅18:33着 2,650円 ※途中、上野地(谷瀬の吊り橋)でトイレ休憩)http://jikoku.narakotsu.co.jp/form/asp/ejhr0070.asp
□JR五條駅より橋本駅へ、橋本駅から南海高野線に乗換え、新今宮駅へ
コース状況/
危険箇所等
□小森の登山口から和田の森までのつづら折りの登りをこなすと、あとは果無峠まで多少のアップダウンをこなしながらの稜線歩きとなります。
□果無峠からは熊野古道(小辺路)に合流し、果無集落を経て、蕨尾口へ下っていきます。
□コースは全般的に歩きやすく、危険個所なし。冷水山からブナの平あたりまで落ち葉等で一部踏み跡が不明瞭な個所がありますが、テープ・目印が必ずありました。
□テント適地は展望台とブナの平となってますが、冷水山から少なくとも2ヶ所は良さそうな場所がありました。
その他周辺情報 庵の湯400円 ※十津川温泉バスセンターの斜め向かいにあります。
西バス停で田辺市住民バス(丹生ノ川線)に乗換え。乗客は私一人だけでした。運転手の方といろいろ話をしながらヤマセミ温泉へ向かいます。
2017年05月04日 12:37撮影 by  Canon IXY 170, Canon
2
5/4 12:37
西バス停で田辺市住民バス(丹生ノ川線)に乗換え。乗客は私一人だけでした。運転手の方といろいろ話をしながらヤマセミ温泉へ向かいます。
ヤマセミ温泉で給水させていただく。キャンプ場はGWでみなさんノンビリモード。昔を懐かしみながら出発。
2017年05月04日 13:22撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/4 13:22
ヤマセミ温泉で給水させていただく。キャンプ場はGWでみなさんノンビリモード。昔を懐かしみながら出発。
小森の民家脇の果無越え登山口。
2017年05月04日 13:44撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/4 13:44
小森の民家脇の果無越え登山口。
和田の森までは杉林の中、歩きやすいつづら折りの道を登っていく。
2017年05月04日 14:16撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/4 14:16
和田の森までは杉林の中、歩きやすいつづら折りの道を登っていく。
和田の森。ここで休憩されていた三重県からの3人の方に林道を少し歩いたら展望が開けることを教えていただき、それを目指します。
2017年05月04日 15:01撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/4 15:01
和田の森。ここで休憩されていた三重県からの3人の方に林道を少し歩いたら展望が開けることを教えていただき、それを目指します。
和田の森の少し先からしばらく林道歩き
2017年05月04日 15:07撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/4 15:07
和田の森の少し先からしばらく林道歩き
林道の先(河俣分岐)で展望が開ける。少し雲が湧いているが、気持ちがスカッとする。
2017年05月04日 15:25撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/4 15:25
林道の先(河俣分岐)で展望が開ける。少し雲が湧いているが、気持ちがスカッとする。
安堵山。完全に曇ってきた。
2017年05月04日 16:01撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/4 16:01
安堵山。完全に曇ってきた。
展望台への登り口。展望は期待できそうにない。
2017年05月04日 16:16撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/4 16:16
展望台への登り口。展望は期待できそうにない。
今日は展望台で宿泊。雨が降らないうちに夕食にする。水が補給できないので、アマノのフリーズドライカレーと尾西のアルファ米、玉葱スープとソーセージ。
2017年05月04日 17:20撮影 by  Canon IXY 170, Canon
6
5/4 17:20
今日は展望台で宿泊。雨が降らないうちに夕食にする。水が補給できないので、アマノのフリーズドライカレーと尾西のアルファ米、玉葱スープとソーセージ。
2日目。前夜は小雨と山に吹く風の音であまり眠れなかったが、いい一日となりそうな予感⤴
2017年05月05日 04:36撮影 by  Canon IXY 170, Canon
2
5/5 4:36
2日目。前夜は小雨と山に吹く風の音であまり眠れなかったが、いい一日となりそうな予感⤴
いい天気の朝。朝日に向かって樹林帯の中を気持ちよく歩きます。
2017年05月05日 05:34撮影 by  Canon IXY 170, Canon
2
5/5 5:34
いい天気の朝。朝日に向かって樹林帯の中を気持ちよく歩きます。
芽吹きはじめの森
2017年05月05日 05:40撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 5:40
芽吹きはじめの森
木々の間から左側(北東)に大峰の山々の稜線が見えました。尖っているのは釈迦ヶ岳でしょうか。
2017年05月05日 05:43撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/5 5:43
木々の間から左側(北東)に大峰の山々の稜線が見えました。尖っているのは釈迦ヶ岳でしょうか。
朝日に照らされるコースを振り返って... いい色。
2017年05月05日 05:52撮影 by  Canon IXY 170, Canon
4
5/5 5:52
朝日に照らされるコースを振り返って... いい色。
2017年05月05日 06:07撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/5 6:07
南側の展望
2017年05月05日 06:11撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 6:11
南側の展望
冷水山に到着。ここは北にも南にも展望が広がるいいポイントでした。
2017年05月05日 06:24撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/5 6:24
冷水山に到着。ここは北にも南にも展望が広がるいいポイントでした。
北は大峰山脈
2017年05月05日 06:26撮影 by  Canon IXY 170, Canon
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5/5 6:26
北は大峰山脈
南の展望。山の名前はわからない。
2017年05月05日 06:28撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/5 6:28
南の展望。山の名前はわからない。
冷水山を出発後も続くいい感じのコース
2017年05月05日 06:36撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 6:36
冷水山を出発後も続くいい感じのコース
静かな山歩きが続く。鳥や小動物もよく見かける。
2017年05月05日 06:44撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 6:44
静かな山歩きが続く。鳥や小動物もよく見かける。
青空と枝を広げた芽吹きはじめのブナのコントラスト
2017年05月05日 06:58撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 6:58
青空と枝を広げた芽吹きはじめのブナのコントラスト
水場への分岐。下れば約10分で谷水があるとのことだが、パス。
2017年05月05日 07:00撮影 by  Canon IXY 170, Canon
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5/5 7:00
水場への分岐。下れば約10分で谷水があるとのことだが、パス。
カヤノダン
2017年05月05日 07:11撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 7:11
カヤノダン
筑前タワ
2017年05月05日 08:23撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 8:23
筑前タワ
まるでスカートをはいたような、しなやかなブナがコース上に現れます。
2017年05月05日 08:37撮影 by  Canon IXY 170, Canon
3
5/5 8:37
まるでスカートをはいたような、しなやかなブナがコース上に現れます。
2017年05月05日 09:10撮影 by  Canon IXY 170, Canon
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5/5 9:10
ブナノ平のピーク。看板はブナノ平となってますが、ここに登っていく手前の平坦な場所がテント適地のブナノ平です。
2017年05月05日 09:48撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 9:48
ブナノ平のピーク。看板はブナノ平となってますが、ここに登っていく手前の平坦な場所がテント適地のブナノ平です。
コース途中、唯一の岩場を上って、北側が展望できる。
2017年05月05日 10:13撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 10:13
コース途中、唯一の岩場を上って、北側が展望できる。
石地力山から開けた北側の展望
2017年05月05日 10:17撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 10:17
石地力山から開けた北側の展望
景色もいい石地力山でカップ麺の昼食休憩
2017年05月05日 10:18撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 10:18
景色もいい石地力山でカップ麺の昼食休憩
歩いてきた稜線を振り返って、石地力山を出発。
2017年05月05日 10:50撮影 by  Canon IXY 170, Canon
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5/5 10:50
歩いてきた稜線を振り返って、石地力山を出発。
所どころにミツバツツジが咲いていた。
2017年05月05日 11:03撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 11:03
所どころにミツバツツジが咲いていた。
果無山。この日はここまですれ違ったのは一人だけ。
2017年05月05日 11:16撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/5 11:16
果無山。この日はここまですれ違ったのは一人だけ。
熊野古道(小辺路)の果無峠に到着。GWということもあり、ここからはたくさんの古道歩きの方とすれ違い、時々言葉を交わします。
2017年05月05日 11:24撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 11:24
熊野古道(小辺路)の果無峠に到着。GWということもあり、ここからはたくさんの古道歩きの方とすれ違い、時々言葉を交わします。
熊野古道らしい道
2017年05月05日 11:25撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 11:25
熊野古道らしい道
観音堂に到着
2017年05月05日 11:47撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/5 11:47
観音堂に到着
たっぷりの水が出ていました。今回3.5ℓの水を持参したがここまで十分にもった。
2017年05月05日 11:48撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 11:48
たっぷりの水が出ていました。今回3.5ℓの水を持参したがここまで十分にもった。
果無集落の手前では石楠花が出迎え
2017年05月05日 12:34撮影 by  Canon IXY 170, Canon
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5/5 12:34
果無集落の手前では石楠花が出迎え
2017年05月05日 12:35撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 12:35
2017年05月05日 12:36撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 12:36
果無集落
2017年05月05日 12:45撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 12:45
果無集落
世界遺産の碑と果無集落。テレビやネットでよく見た風景だ!
2017年05月05日 12:47撮影 by  Canon IXY 170, Canon
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5/5 12:47
世界遺産の碑と果無集落。テレビやネットでよく見た風景だ!
静かで穏やかな時間が流れています。
2017年05月05日 12:50撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/5 12:50
静かで穏やかな時間が流れています。
十津川温泉へ下る途中ベンチがあり、展望が開けます。
2017年05月05日 12:56撮影 by  Canon IXY 170, Canon
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5/5 12:56
十津川温泉へ下る途中ベンチがあり、展望が開けます。
熊野古道小辺路(果無峠)登山口に下山
2017年05月05日 13:12撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 13:12
熊野古道小辺路(果無峠)登山口に下山
ここから、赤い橋を渡って十津川温泉を目指します。
2017年05月05日 13:13撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 13:13
ここから、赤い橋を渡って十津川温泉を目指します。
しばらく車道を歩き、やっと十津川温泉バスセンターが... バスの時刻までたっぷり時間はある。温泉へ直行です。
2017年05月05日 13:34撮影 by  Canon IXY 170, Canon
1
5/5 13:34
しばらく車道を歩き、やっと十津川温泉バスセンターが... バスの時刻までたっぷり時間はある。温泉へ直行です。
庵の湯。階段を下りていったところが受付。いい湯でした。
2017年05月05日 13:40撮影 by  Canon IXY 170, Canon
5/5 13:40
庵の湯。階段を下りていったところが受付。いい湯でした。
撮影機器:

感想

 別冊山と渓谷「関西ハイキング2012」で果無山脈縦走の紹介記事を読んでから、いつかは行ってみようと思っていた果無山脈。やはりその名前に惹かれる。
 みなさんの記録を参考に下調べをし、田辺市住民バスの運行日が月・火・木曜日限定ということもあり、このタイミングでテント1泊で縦走してきました。
 1日目のコースは、途中、和田の森から展望台までは林道歩きもあり、あくまで個人的な感想として特筆するようなことはなかったように感じた。
 しかし、2日目の展望台からは、植生がガラッと変わり、ブナやヒメシャラなど芽吹きはじめの美しい落葉広葉樹林帯の中、落ち葉の歩きやすいコースと所どころ開ける大展望、心地よい響きのツツドリの鳴き声など、たっぷり楽しめる静かな縦走路だった。
 果無峠からは熊野古道(小辺路)に合流し、のんびりとした風景の果無集落を通って、ラストは十津川温泉が待っている、いい縦走路でした。

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