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Yamareco

記録ID: 1132013
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

前穂高岳BC

2017年05月05日(金) ~ 2017年05月06日(土)
 - 拍手
Bettie その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
26:10
距離
13.3km
登り
1,818m
下り
1,805m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
2:22
合計
9:12
距離 9.0km 登り 1,813m 下り 1,129m
5:39
7
6:29
6:31
91
8:02
8:19
243
12:22
14:24
21
14:45
2日目
山行
1:06
休憩
0:07
合計
1:13
距離 4.2km 登り 3m 下り 668m
6:30
30
宿泊地
7:00
7:02
19
7:38
7:39
4
夏道から雪渓に入ったところ(Ω晴台付近)で兼用ブーツに履き替えてシールへ換装。帰りも同地点まで滑り、そこからスキーとブーツを担いで降りました。
天候 5日晴れ 6日雨
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス 4:40のさわんどバスターミナル発の始発に乗りました
コース状況/
危険箇所等
奥明神沢はデブリだらけですが、沢の中も左右の雪は大分落ちていましたので、特に危険には感じませんでした
始発はほぼ満席。滑走系は我々だけでした。
2017年05月05日 04:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/5 4:39
始発はほぼ満席。滑走系は我々だけでした。
上高地から。ばっちり見えています。
2017年05月05日 05:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/5 5:43
上高地から。ばっちり見えています。
上高地らしい景色ですね。
2017年05月05日 05:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/5 5:53
上高地らしい景色ですね。
いよいよ登り。
2017年05月05日 05:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/5 5:56
いよいよ登り。
雪渓上に出ました。シール登高に切り替えです。
2017年05月05日 06:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/5 6:54
雪渓上に出ました。シール登高に切り替えです。
上高地にも朝日が入ってきました。乗鞍もGood!
2017年05月05日 06:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/5 6:54
上高地にも朝日が入ってきました。乗鞍もGood!
岳沢小屋に到着。テントもぼちぼち。
2017年05月05日 08:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/5 8:21
岳沢小屋に到着。テントもぼちぼち。
西側稜線もまだ天気は大丈夫。
2017年05月05日 08:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/5 8:21
西側稜線もまだ天気は大丈夫。
いよいよ登り始めますよ。
2017年05月05日 08:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 8:21
いよいよ登り始めますよ。
奥明神沢内。下のスキーヤーはA君。足取りが重そうだ。
2017年05月05日 09:33撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/5 9:33
奥明神沢内。下のスキーヤーはA君。足取りが重そうだ。
ダイレクトルンゼの分岐まではまだ少しある。デブリだらけ。
2017年05月05日 09:34撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/5 9:34
ダイレクトルンゼの分岐まではまだ少しある。デブリだらけ。
ダイレクトルンゼのノドを過ぎて安全地帯で休憩。
2017年05月05日 12:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
5/5 12:11
ダイレクトルンゼのノドを過ぎて安全地帯で休憩。
焼岳がきれい。西穂の高さも超えてきた。
2017年05月05日 12:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 12:11
焼岳がきれい。西穂の高さも超えてきた。
だいぶ登ってたな。
2017年05月05日 12:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 12:11
だいぶ登ってたな。
山頂直下。重太郎新道と稜線の分岐標識ですかね?
2017年05月05日 12:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 12:19
山頂直下。重太郎新道と稜線の分岐標識ですかね?
ゴール!奥穂をバックに自撮り記念撮影。
2017年05月05日 12:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 12:24
ゴール!奥穂をバックに自撮り記念撮影。
今度は横でもう一回!槍まで入らない・・・
2017年05月05日 12:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
3
5/5 12:39
今度は横でもう一回!槍まで入らない・・・
ということで標識みたいな小さい石と槍の穂先をセットに。1時間以上は山頂貸し切り。超ぜいたく。
2017年05月05日 12:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
3
5/5 12:47
ということで標識みたいな小さい石と槍の穂先をセットに。1時間以上は山頂貸し切り。超ぜいたく。
大体合ってますね。到着から1時間経過。A君がまだ来ないので色々撮影。雲が増えてきた。
2017年05月05日 13:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/5 13:21
大体合ってますね。到着から1時間経過。A君がまだ来ないので色々撮影。雲が増えてきた。
A君ヘロヘロで到着。雲が出てきたぞ!悪いけどそうそうに降りよう(笑)
2017年05月05日 14:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/5 14:10
A君ヘロヘロで到着。雲が出てきたぞ!悪いけどそうそうに降りよう(笑)
スキーヤーですからね。板を履いて記念撮影。
2017年05月05日 14:18撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 14:18
スキーヤーですからね。板を履いて記念撮影。
中間エリア。デブリで大変。
2017年05月05日 14:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 14:39
中間エリア。デブリで大変。
東側はまだ青空。
2017年05月05日 14:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 14:39
東側はまだ青空。
さぁあと少しです!
2017年05月05日 14:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 14:39
さぁあと少しです!
チェックインして一休み。周りも宴会ムードです。
2017年05月05日 15:12撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 15:12
チェックインして一休み。周りも宴会ムードです。
夕食。美味しい&ありがたい。
2017年05月05日 16:59撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/5 16:59
夕食。美味しい&ありがたい。
朝食。この頃から外は雨模様。風も強くなってきました。
2017年05月06日 05:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
5/6 5:54
朝食。この頃から外は雨模様。風も強くなってきました。
朝食食べたら即下山。今日は稜線はしんどいですね。西穂はまたこの次。ここまで石を避けながらスキーで無理やり降りました。
2017年05月06日 06:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/6 6:48
朝食食べたら即下山。今日は稜線はしんどいですね。西穂はまたこの次。ここまで石を避けながらスキーで無理やり降りました。
登山口に戻ってきました。
2017年05月06日 07:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/6 7:21
登山口に戻ってきました。
岳沢も雲の中に吸い込まれそう。
2017年05月06日 07:37撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/6 7:37
岳沢も雲の中に吸い込まれそう。
無事バスターミナルへ。お疲れさまです。
2017年05月06日 07:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/6 7:47
無事バスターミナルへ。お疲れさまです。
撮影機器:

感想

相変わらず休みと天気の都合で遅々として進まない、国内3000m峰滑走の旅9座目となります。ついでに翌日は西穂を予定して1泊2日の予定で入山。今回は穂高の無雪期シーズンに詳しいA君と二人パーティーです。

朝イチのバスで上高地に入山。まずは今晩お世話になる岳沢小屋まで。かなり雪解けは進んでおり、夏道の残雪もほとんどなくて歩きやすいです。見晴台付近から雪渓に乗り上げてここでスキーブーツ&シールに換装。岳沢小屋までは明日上る予定の西穂や他の沢の状態をチェックしながら登っていきます。

岳沢小屋に8:00に着いて不要な荷物を置かせていただく。すでに多くの登山者が奥明神沢経由で前穂高岳山頂を目指しています。我々は最終スタートのようでした。

奥明神沢は下から見える範囲はほとんどデブリで覆われていますが、日光に照らされて気温も高いため、かなり柔らかい状況でした。前日までにだいぶ雪が落ちているようで沢の中でも雪崩の危険は感じませんでしたが、落石にも注意しつつ登ります。奥明神沢からダイレクトルンゼに入ると雪面はトレース以外きれいな状態です。踏み抜きも少なく歩きやすかったです。

A君の体調が思わしくなく、途中からかなり引き離してしまいました。心配だったので2800m付近の草付きで休憩を含めて20分程度待っていましたが、それでも姿が現れないので一人で山頂を目指しました。

3年前に同時期の奥穂(このときは直登ルンゼを滑りました)から見た前穂高岳のイメージは黒々とした岩稜でしたが、このルートで登ってくるとまん丸い雪山に見えるのですね。正直イメージと違い過ぎて、山頂の雪庇を見るまでまだ先があると思い込んでしまいました(笑)

山頂には予定の時間に到着。景色は素晴らしいですね。吊り尾根を俯瞰して奥穂へ至る稜線は『ザ・穂高』の景観です。結局A君待ち(かなり体調が悪そうでしたがよく頑張りました)もあって2時間程山頂にいましたが、写真を撮ったり東稜を登るクライマーや涸沢のテント村を眺めたりと飽きることはありませんでした。幸い風も弱く日差しも強かったので、温められた岩をベットに昼寝をしたりと満喫しました。

さて、お楽しみの滑走は山頂から。当初は前穂高沢滑走も検討していましたが、下部エリアの雪の着き方が分からなかったことと、時間も押していたのでルートをロストした時のエスケープに不安もあったので、大人しく登りルートをピストンすることにします。明神のコルとの分岐までは斜度はあるものの斜面の幅もありますし、雪も緩んいたので快適な滑走となりました。奥明神沢に入るとデブリ帯を乗り越えながらの滑走で快適とは言えませんが、最下部は斜度も落ちて春のゲレンデのような状態。大パラレルで岳沢小屋にゴールとなりました。

小屋にチェックインしてからはビールを飲みながら山を眺めてのんびりと過ごしました。一昨年の仙丈ケ岳以来の山小屋泊で楽しかったですね。

翌日は日の出の時点で稜線は雲の中。朝食中には雨も降りだしたので西穂は断念。早々に下山となりましたが天候・展望に恵まれて満足した山行となりました。

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アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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