草津白根山
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 260m
- 下り
- 267m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
早朝、草津温泉に着き、ロープウェイが動くまで西の川原露天風呂で時間調整。山頂駅で観光客と別れ、リフト右側の登山道に入る。一応ワカンは持参したが、雪はザクザクで歩きやすい。頂稜部は平坦で気持ち良い。トレース、ピンクテープがしっかりあり、迷うことなく最高点2171mへの稜線に乗った。左側には火口が大きく開け、下の夏道や反対側のピークを歩く人が見える。雪の薄いところでほんの2、3メートルのハイマツ漕ぎが2カ所ほどあったが、ほとんど雪の上を歩いて頂上に着いた。真っ白な岩菅山から、苗場〜白砂山の茫洋とした稜線、遠く至仏、上州武尊、日光白根、奥秩父の上に頭を出した富士山、浅間、四阿山まで180度の展望だ。さらに少し先の雪原からは八ツ、北岳、中央アルプス、北アルプス、妙高戸隠の残り180度が見渡せる。
南に向かうと、ゆったりした稜線漫歩になる。前方の丘には登らず、第二の浅い火口に向かい斜面を靴セードで下る。雪がもっと減ってから最高点に行くなら南からの方がアプローチしやすいだろう。火口を横断し、遊歩道に入る。展望所を経て樹林の中を進むと鏡池の火口の縁に出る。森の瞳のように池が丸い。池の畔に降り、雪の上でカップ麺&コーヒータイムとする。青空に岳樺の白い肌が映える。
さて、池の北側の火口の縁(「鏡池」の看板のある所のすぐ先)から夏道は左へ乗り越すのだが、そのまま直進していく人が多い。トラバースルートには木道が現れており、ほどなく北に向かう稜線(火口縁)に飛び出す。ここからの夏道は遠回りなので、火口縁を辿ってショートカットできないかと思っていたところだが、稜線上を偵察するとヤブっぽそうなので諦め、斜面左下に向かって疎林を下っていくと、夏道沿いにトラバースしていると思われる1人の足跡があった。少し辿ってみると、目印の類は全くないが、道の雰囲気が感じられるので、土地勘のある人と推測して付いて行くと、針葉樹林に入り、切り開きが明瞭になった。(使わなかったが、お守りにGPSは持っていたので不安はなかった。)やがて意外と高くロープウェイ駅が見えてくる。最後は右下の林道らしきものに下り、ゲレンデを登って、周回を終えた。
〔総括〕
機械力で標高2000mまで上がれるので、楽に高山の雰囲気を味わえる、お得な山だった。火山特有の光景も面白い。ぜひ厳冬期に来てみたい。後半の展望所以降は、全くテープがなく、推奨していないらしい。鏡池までは多くの人を見かけたが、どのように下山されたのだろうか? 最後のトラバース部分はルートの見極めは難しく、信頼できるトレースがなければ、GPS頼みになるだろう。
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