アカヤシオ咲く袈裟丸山塊の二子山へ
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 526m
- 下り
- 487m
コースタイム
天候 | 晴れで無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二子山へは踏み跡薄く山の姿を探しルートを読んだ |
写真
感想
袈裟丸山は関東でも屈指のアカヤシオの名山で知られていて、この時期は毎年登山者で賑わいます。
この日は最短コースの折場登山口の駐車場が珍しく空いていました。いつもなら林道に沿って数珠つなぎのように車が止まっているのですが、あまりの少なさに驚きました。もしかしたら花が少ないのではと不安。
林道から階段を上りリョウブやシロヤシオの森の道をしばらく登ると視界の開けた笹尾根に出ます。そこから沢向こうに見える薄灰色の尾根がヤシオでふわっと赤くなっていたので少し安心しました。
見晴らし台を左に見て、賽の河原を過ぎると、八部咲きぐらいのヤシオロードとなりました。去年と比べると物足りない気がしました。去年は凄かったのです。花も休むのかもしれません。
今回は二子の山頂を目的にしていましたので、ちょっと先から登山道を反れ、わずかな足跡を頼りにカラマツ林を東に進みました。平坦な場所なので悪天候の時は注意が必要です。
天気も良いのに、東に進んだつもりが西に行ったらしく、いつの間にかハイキングコースに戻ってしまいました。仕方なく小丸山に今日の目的地点を変えたのですが、やはり間違った道を確かめたくて、再び戻って二子の山を探すことにしました。天気が良かったので地図がなくても、まだ冬枯れの透き通った木々の間から山が見え、そのため方向が分かり笹薮を通り明るい山頂に着きました。
山頂から皇海が大きく見えました。白根はまだ雪を被っていました。一緒に歩いた相棒は若い頃その峰のすべてを歩いたそうです。凄いなあ。
三角点を囲み山並みを眺めながらお昼ご飯を食べ、あちこちに咲く可憐なヤシオに感激しつつ登山道に戻りました。この日は人が少なくてメインの道に数えるほどもいませんでした。
そして、登っているときに賽の河原手前でヤシオで真っ赤に染まった峰が気になっていたので、トップ目指して登ってみました。けもの道でしたがヤシオだらけでどんどん進みました。
すると、そこはまるでアカヤシオに囲まれた夢の花園で、花の間に袈裟丸山の峰々が映り、それはもう至福の時間となりました。
買ったばかりのズボンが藪で汚れたけれど、ヤシオの洗礼を受けるためにはこのくらい仕方ないですね。
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