ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1136333
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

大沢崩れ下部・御中道

2017年05月11日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:01
距離
10.2km
登り
858m
下り
548m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
1:20
合計
6:59
距離 10.2km 登り 865m 下り 582m
7:26
16
富士線軽水線合流点
7:42
7:44
34
8:18
8:30
104
10:14
3
10:17
10:24
4
10:28
10:36
28
11:04
11:05
5
11:10
11:13
70
12:23
12:24
4
12:28
36
14:25
富士線軽水線合流点
富士線軽水線合流点0702-26
大滝雨量観測所 0818-30
高度計読み2045m0921-33
大沢休泊所 1013-36
仏石流し 1020
滑沢 1125
登山道復帰 1138
(休憩) 1155-1205
車道 1212
御庭 1224
スバルライン五合目1305-50
(バス)
大沢駐車場 1402
富士線軽水線合流点1425-1445
天候 晴れのち時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
林道富士線軽水線合流点に駐車。軽水線側からは全舗装。
スバルライン五合目から大沢駐車場まで路線バス(540円)。
大沢駐車場からは道はないが20分ほどで車に戻れる
コース状況/
危険箇所等
※滑沢(11:25)〜御庭手前(12:14)はGPSログがとれなかったので手入力です。
林道富士線→大沢崩れ右岸:大体なんとなく踏跡がある。前沢の横断は的確なルートファインディングが必要
大沢崩れ右岸:急傾斜だが、特に問題なし。
御中道:2箇所で登山道消失。仏石流しは急傾斜で右岸が立っていてやや危険。滑沢はそれほど危険ではないが、対岸の登山道を探すのが困難と思われる。
後で気づいたが以下に記述あり。
https://www.fujisan-net.jp/data/article/7.html
林道富士線の末端部分になります
1
林道富士線の末端部分になります
山頂方面無理やり
2
山頂方面無理やり
雲海。右は毛無山。奥は南ア
2
雲海。右は毛無山。奥は南ア
右奥北岳かな?
ひと月前に来た滑沢です。大規模崩落は上部を後で見て納得
ひと月前に来た滑沢です。大規模崩落は上部を後で見て納得
一番沢の下流になるようです
一番沢の下流になるようです
林道富士線終点
少しだけ道が続きますがすぐに消えます。
1
少しだけ道が続きますがすぐに消えます。
前沢に着きました。ここの横断がポイント
前沢に着きました。ここの横断がポイント
上流の岩棚の上が楽だったかと一時思ったが、結局ここが正解のようです。
上流の岩棚の上が楽だったかと一時思ったが、結局ここが正解のようです。
下流はこんな感じ
下流はこんな感じ
尾根に上ったところが丁度大滝雨量観測所
尾根に上ったところが丁度大滝雨量観測所
やはりすさまじい
1
やはりすさまじい
標高が疑問です、1700m台のはず、
2
標高が疑問です、1700m台のはず、
急傾斜だが目印は豊富
1
急傾斜だが目印は豊富
ここで対岸へ行けるということか。ちょっと下りてみればよかったかも
ここで対岸へ行けるということか。ちょっと下りてみればよかったかも
ケーブルが寄り添います
ケーブルが寄り添います
ソーラーパネルとか、モノラックのホームまで現れます
ソーラーパネルとか、モノラックのホームまで現れます
左岸の崩壊をメッシュとワイヤーで保護。いわゆる砂防ダムではない
左岸の崩壊をメッシュとワイヤーで保護。いわゆる砂防ダムではない
ここからの山頂は絶景ですね
3
ここからの山頂は絶景ですね
こんどは風力計
記念碑とか「建設」するのは役人の悪い癖。ここに建てても誰にも知らしめようがないだろうに
記念碑とか「建設」するのは役人の悪い癖。ここに建てても誰にも知らしめようがないだろうに
幸田文の随筆紹介はこれの末文で十分でしょう
1
幸田文の随筆紹介はこれの末文で十分でしょう
せっかくなので少し大沢へ下ってみます
せっかくなので少し大沢へ下ってみます
すごいところであるのは間違いない
1
すごいところであるのは間違いない
大沢休泊所の石碑
大沢休泊所の石碑
鍵がかかっていて中には入れない
鍵がかかっていて中には入れない
後は歩くだけ、問題部分は終わったつもりだったが...
後は歩くだけ、問題部分は終わったつもりだったが...
だいぶ登ったので麓の景色も全然ちがいます
1
だいぶ登ったので麓の景色も全然ちがいます
一番沢より
これは、北に行く人向けの掲示なんだろうが、何で?
これは、北に行く人向けの掲示なんだろうが、何で?
仏石流し。とりあえず景色は良いですが
仏石流し。とりあえず景色は良いですが
ちょっと登れそうもない
ちょっと登れそうもない
上流から渡れるか?
上流から渡れるか?
ロープがうるさい位に張ってあって、下流に誘導されます
ロープがうるさい位に張ってあって、下流に誘導されます
少しはましな状況だったので、木切れを杖にして強引に登った
少しはましな状況だったので、木切れを杖にして強引に登った
滑沢。幅が100mほどもあって全然ルートがわからない
滑沢。幅が100mほどもあって全然ルートがわからない
若木が少し生えている位なので、それほど危なくはないと思う
1
若木が少し生えている位なので、それほど危なくはないと思う
何はともあれ対岸にたどりついた
何はともあれ対岸にたどりついた
一旦車道にでたが、すぐに車止め
一旦車道にでたが、すぐに車止め
だんだん視界が悪くなってきた
だんだん視界が悪くなってきた
また山頂が見える
また山頂が見える
もう少しで五合目
もう少しで五合目
柵を乗り越えて五合目着
2
柵を乗り越えて五合目着
大沢駐車場にてバスを降りる
1
大沢駐車場にてバスを降りる
車に向かって下る。目印もしばらくあった
1
車に向かって下る。目印もしばらくあった
目印は見失ったが特に問題なし
1
目印は見失ったが特に問題なし
車の所から

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地形図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル カメラ 簡易アイゼン(使用せず)

感想

ふじてんリゾートを経て、連休より開放された林道鳴沢線、軽水線を通り、
富士線との合流点に駐車。閉鎖されているゲートをよけて富士線末端へ進む。
ひと月前に来た滑沢まではわずか5分ほどで着いた。
橋を一つ渡って10分ほど行くと終点表示があって、さらに数分で完全に道形は
消える。その後は大体水平に、気持ち下り加減に巻いていくが、人鹿共通の踏跡は
それなりにあって、あまり悩まずに進んでいける。
やがて前沢に突き当たる。深く険しいので、しばし考えた末に、少し下流を
渡ることにした。底まで下りると上流に岩棚が見え、失敗したかと思ったが、
対岸に登るのはさして困難でなかったのでまあよしとするか?
(後ほど尾根側から見ると、上流は渡ってから尾根に上がるところが急傾斜で
やや危険に見えたから、これで正解かも)
尾根に上ったところが丁度大滝雨量観測所。一休みする。
県境は更に大沢を渡った対岸であるが、無理せずに安全そうなこの中間尾根を
行くと、最初から決めてあった。急傾斜を登っていくが、目印もあるしケーブルも
ある。人の痕跡が多いのは何にせよ心強い。
標高2150m位になると、ソーラーパネルとか、モノラック、そしてその駅?
(ホーム)まで現れる。大沢崩れの工事はまだ続いているんだっけ?。
この辺は、右岸の崩壊をメッシュとワイヤーで懸命に保護している。左岸は
手の施しようがないのか、何も見えない。
結局その後、工事関係のものは他になく、10時過ぎに大沢休泊所に到着。
鍵がかかっていて中には入れない。大沢に下れるところまで下ってみる。
見ている間に落石が起きるような状況を想像していたが、それほどのことは
なかった。しかし、耳を澄ますと、常にカラカラという音が絶えることがない。
ここで、後は一般登山道を歩くだけ。今日問題となる部分は終わったつもりに
なっていたが、実際には少し異なる状況となった。
まず、残雪が出てきたがわずかで、影響なし。前沢、二番沢、一番沢と横断するが、
一般登山ルートとしては問題になるようなものではない。
仏石流しの手前で看板「この先で崩壊が発生して...立入らないで...」ってこれは、
北に行く人向けの掲示なんだろうが、何で?。取り合えず無視して進んで見るが、
仏石流しに突き当たると、確かにエグレは深く急傾斜。対岸は登れそうもない。
上流側にテープが見えるような気がしたので戻ってみる。看板のあたりで、
予想とは反対の下流側に踏跡があり、ロープがうるさい位に張ってあって
しきりに誘導していた。それに従うと少し下流に出て、少しはましな状況だった
ので、木切れを杖にして強引に登ったが、底にいるときに落石がきたらアウトで、
これはもうバリエーションハイキングの領域だろう。
3分後、滑沢。確かに「火山礫の広い涸れ沢」には違いないのだが、かなり崩壊が
進んでいて、ルートが全く分からない。地形的には、仏石流しほど急でもないし、
それなりに若木が生えているので、それほど危なくはないと思うが、幅が
100mほどもあるので、対岸の道がわからない。しかも、対岸では灌木が
密生して(かつ風当たりの関係?で倒木も多かった)いるためか、スマホのGPSが
現在位置を出してくれないので困った。幸い、道の下側にいると見当をつけて
登り加減に行くと数分で合流できたが、しばらくはGPSログが途切れた。
以降は、北面に一箇所、膝上までズボズボ埋まる腐れ雪があった程度で、問題なし。
乗ろうとしていた1250のバスには間に合わず、1350のバスで大沢駐車場まで。
ここからは20分ちょっとで車の所まで下りられる。途中で見失ったが赤布の
目印もあった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1687人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら