石楠花とブナ新緑に感動の天城山

2017年05月20日(土) [日帰り]

• GPS: 02:45
• 距離: 3.7km
• 登り: 378m
• 下り: 169m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 1:15
• 合計: 6:43

距離 3.7km 登り 378m 下り 174m

5:49 天城高原ハイカー専用駐車場
6:09 6:15 四辻
7:22 7:33 万二郎岳
8:07 馬の背
8:24 9:19 石楠立
9:19 9:20 万三郎岳
12:20 12:22 四辻
12:32 天城高原ハイカー専用駐車場

周回コースです。
石楠立以降は、万三郎岳〜涸沢分岐点〜四辻〜天城高原ハイカー専用駐車場です
途中からGPS電源オフになってしまっていた。（残念）

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

特に危険個所無し。
道しるべも整備されている。

写真

5/20 5:47

晴天のなか、天城高原ゴルフ場横の登山口をスタート。

5/20 5:50

苔むした岩のなかを少し登る。

5/20 5:55

オレンジの木肌のヒメシャラの樹。触ると冷たく気持ちいい。
今回のルートで至るところで見かけた。

5/20 5:55

南国系の木。屋久島や大峰山系では見かけた。
両生類のような樹皮。

5/20 6:12

四辻を通過。

5/20 6:14

朝日のなか、新緑が美しい。

5/20 6:38

1本目のアマギシャクナゲ。

5/20 6:55

オオカメノキの葉っぱが、光を受けて透き通る。
まだ、白い花が少しだけ残り、地面に散った花びらがふんわりと落ちている。

5/20 7:03

ミツバツツジも終盤だ。
花が終わり、葉っぱが主役となるが、よく見るとこの葉の形状も端正だ。

5/20 7:15

久々のタチツボスミレ。
懐かしい感じ。

5/20 7:22

マメザクラの花も少し残っていた。
富士桜とも呼ぶらしい。

5/20 7:26

南伊豆方面。快晴で海まで見える。
風力発電のプロペラが沢山ある。

5/20 7:27

そうこうしているうちに、万二郎岳に到着。

5/20 7:35

コースを通して、案内版が、あちこちに設置してあり、迷う心配はない。

5/20 7:40

崖のところせり出すと、奥の方に、この後登る万三郎岳が見渡せた。手前は馬の背。
思ったより、アップダウンがある。

5/20 7:45

石膏細工のようなヒメシャラ？/アセビ？のオブジェクト。

5/20 7:53

わずかになったミツバツツジの色も緑に映える。

5/20 7:56

馬の背からの南伊豆の景色。

5/20 7:57

5/20 7:59

眼下の遠笠山と天城高原ゴルフ。
こんな天気の良い日のゴルフも楽しいだろうなぁ。

5/20 8:05

1300mを超えると、ミツバツツジは花盛り。

5/20 8:06

アセビも白い花から、オレンジの新芽に。
山全体を通してある。
アセビは馬酔木と書くが、馬や牛がこの葉を食べると麻痺することから「アセビ（アシシビレ）」と呼ばれる。葉っぱをかむと少し苦い。少量なら漢方薬になりそう。

5/20 8:06

アセビのトンネル。

5/20 8:07

彫れた登山道の中をこんな感じで進む。

5/20 8:28

石楠立（はんだて）を通過。
変わった地名だ。

5/20 8:33

このあたりから石楠花が多く登場。
花、つぼみの密度が高い。

5/20 8:37

ブナの大木も目立つようになる。今回のコースの見どころだ。
それにしても、新緑がまぶしい。

5/20 8:38

つぼみのシャクナゲも良いね。

5/20 8:38

ピンク色が濃い。

5/20 8:41

つぼみからの咲き始めた頃が一番美しい。
1つ1つがブーケのようだ。

5/20 8:44

ブナの新緑のなかを、根っこ道を登る。

5/20 8:48

ブナ林とアセビの新緑に、足を止める。

5/20 8:49

気持ちが良いなぁ。

5/20 8:57

緑のなかに、シャクナゲのピンクが彩を添える。

5/20 8:58

アマギシャクナゲは、アズマシャクナゲの変種とのこと。
アズマシャクナゲは5裂した花冠だが、アマギシャクナゲは6〜7裂の花冠のようだ。
他の地域でみたシャクナゲより、この地域のものは、輪をかけてあでやか。

5/20 9:01

つぼみと花が混じり、いろいろな色に変化して美しい。

5/20 9:02

この木もきれい。

5/20 9:03

新緑のなか、ブナの枝が浮かぶ。
思い思いの方向に枝が伸びているようで、全体としてのバランスが保たれている。

5/20 9:11

万三郎岳への急登から、オオカメノキ越しに遠く、雲に浮かぶ富士山の頂が見えた。

5/20 9:19

万三郎岳のピークに到着。
万三郎、万次郎というのは、天狗の名前らしい。

5/20 9:30

林のなかから、富士山の上部がくっきりと見えた。

5/20 9:32

可憐なマメザクラ。

5/20 9:34

沢山花が残っている樹もあった。

5/20 9:35

ブナ林の森林浴、癒される。

5/20 9:36

色の濃い、シャクナゲのつぼみ。
遠くに富士山。

5/20 9:37

シャクナゲのつぼみの赤（くれない色）と、富士山の白。

5/20 9:38

この時期の天城山でないと見れない景色だ。

5/20 9:43

ツルアジサイ。

5/20 9:57

ヒメシャラは独特の雰囲気。
この木は真っすぐに伸びている。

5/20 10:02

ミツバツツジもきれい。

5/20 10:04

対照的なブナとヒメシャラ。

5/20 10:13

ミツバツツジの新緑と残った紫の花。

5/20 10:16

緩やかな斜面になった。

5/20 10:18

枯れ木となったブナの大木。

5/20 10:32

標高が低くなった分、緑が濃い。

5/20 10:34

緑のなか、滝のように咲く、白花のシャクナゲ。

5/20 10:35

白花のシャクナゲ。めずらしい。

5/20 10:36

薄ピンクの花も良い。

5/20 10:39

みどりの大きな傘からイオンが降り注ぐ。

5/20 10:47

大きな斜めのブナを横切る。

5/20 10:48

下から仰ぐ。

5/20 11:05

こんな巨木にも遭遇。

5/20 11:38

石柱101地点と書かれたところを通過。

5/20 12:09

周回して、ようやく四辻に戻った。

5/20 12:30

登山口の最後のゆるやかな坂を上り。。。

5/20 12:31

登山口に到着。お疲れさまでした。。。

撮影機器：

Canon EOS M2 Canon

感想

kaitoron

快晴の天気のなか、ブナの新緑とシャクナゲの花がすばらしかった。
万三郎岳の樹々の向こうには、富士山の頂きが雲の上に浮かんでいた。