44.瑞牆山 「奏(かなで)」
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 830m
- 下り
- 518m
コースタイム
1300富士見平小屋-1320天鳥川源頭1330-1430瑞牆山山頂 所要時間:1時間30分
1450瑞牆山山頂-1545天鳥川源頭-1600富士見平小屋 所要時間:1時間10分
天候 | 晴れなれどガス多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況は、桃太郎岩からの登りが長い胸突き八丁といった感じで、大きな岩を歩くところはロープが渡してあるのですが、湿って滑りやすく登山経験が浅い方は注意が必要かと思われました。 登山ポストは瑞牆山荘登山口にあり。 下山後の締めの温泉は信玄公の隠し湯 増富の湯を利用。温度がぬるめで湯船の中で居眠りする方もいるほど(笑)。食堂も併設。ドライバーに対する配慮かキリンのノンアルコールビールが売られているのも高ポイントです。 |
写真
感想
第44座 奏(かなで)
僕が瑞牆山や金峰山へ登山にいく一週間前に、この時期では珍しい台風2号が西日本を襲った。と同時に中部地方は例年よりは10日早く梅雨入りとなった。
6月3日から5日まで三連休があって、その日に登山にいこうと思っていたがこの週末は天気も良く降水確率も低かったので、予定通りに瑞牆山と金峰山の登山を決めた。入山日については5日が曇るという予報を受けて3日に決めた。
6時に自宅を出て、中央自動車道を通って、瑞牆山荘前の無料駐車場に着いたのは10時30分であった。この日は平日だったため、50〜60台駐車出来る駐車場は10台前後しか停まっていなくて、広々と感じた。僕は諏訪湖SAで購入した峠の釜めしをここで食べて、11時25分に瑞牆山荘を出発した。
富士見平小屋まで約50分なのだが、2009年夏以来となるテント泊のため重装備であった。
そのため、登山道自体は緩やかな登りだったのだが重くてきつく感じた。今年に入って購入した60リットルザックを初めて背負うので、背負い慣れしてないのもきつく感じた原因かも知れないと思ったし、適当にパッキングしたのもいけなかったのかもと反省しながら登っていった。
10時30分に富士見平山荘に大汗をかきつつ着いた。木々の間に点々と枯れた針葉樹の葉が敷き詰められたテント場が数十箇所あった。僕は小屋に入って、小屋番の初老のご夫婦に設営料500円を払い、名簿に記入した後に小屋に近い手頃な場所にテントを設営した。設営したはいいが、僕のテントは黄色いので早速とばかりに数十匹のハエがたかり始めたのには閉口したが・・・・。
60リットルザックの雨蓋部分を取り外して、ヒップバックとして使用出来るので、その中に雨具などを入れ、20リットルザックに行動食などを入れて、13時に瑞牆山へ向けて出発した。歩き出すと重い荷物から解放されて足取りが軽く感じた。13時20分に天鳥川源頭という川に着いた。そこからしばらく歩くと縦に大きく割れた桃太郎岩と呼ばれる奇岩と対面した。ここからが長い胸突き八丁の始まりだ。
山頂までは急勾配の坂が続くということを、ガイドブックで予習していたので、今回はあえてストックを持っていかずに瑞牆山に挑んだが、多くの箇所で手をも駆使して登る場面もあって、ストックを持っていかなくて正解だったなと思った。そして見上げた前方に瑞牆山のシンボル、ヤスリ岩が見えた。よし、山頂までもうすぐと自らを励まして、ヤスリ岩の麓まで登り切った。高さ40〜50メートルのヤスリ岩は天を指すように立っていた。山頂へいくにはヤスリ岩を右に巻いて登っていく。このあたりは約一ヶ月前までは残雪があったみたいだが、今はもう完全に溶けてなくなって、登るのに支障はなかった。
そして、14時30分、瑞牆山山頂へ到着! 僕の日本百名山登頂はこれで44座となった。しかし、周囲はガスっていて、遠くの景色は眺められなかったが、山頂の下に鎮座しているヤスリ岩の大きさだけが異彩を放っていたのが印象的だった。山頂は岩で覆われており、50人座れば一杯になるのではないかという狭さだったが、幸いこの時は僕を含めて3人いただけであった。記念撮影や行動食を簡単に食べて、14時50分に下山を開始した。
途中、ツアー登山や大学生のサークルの団体と遭遇したが、平日なので、さほどすれ違いに苦労することなくスムーズに下山出来た。そして16時には富士見平小屋に戻って来た。急勾配がきつかったが、あまり疲れたという感じがしなかった。それはスポーツクラブでバーベルを使ってのハーフスクワットをやっている成果が出ているのかなと思った。着くと、夕食のラーメン、カレーピラフ、魚肉ハンバーグソテーを食べながら、ここまで担いで来た日本酒を飲んだ。日が沈むと同時にテントに入り、明日に備えて眠りにつくことにした。
金峰山に続く・・・・
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