越後白山から粟ヶ岳 炎天下の縦走
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- GPS
- 10:12
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,993m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 10:13
天候 | 晴れ 長岡市の最高気温は30℃を超えた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全コース刈払いされ、手入れが行き届いています。地元山岳会の皆様に感謝。 |
写真
感想
白山から粟ヶ岳への縦走は、隊長の「課題」のひとつであった。toujimaさんなら軽くピストンするが、我々には真似できない。一方通行ならば無理なはい。決行の時期を見計らっていたが、ややがその時期が遅くなった。本日新潟地区の予想最高気温が28度まで上がるという。低山かつ長い稜線ゆえに高い気温、それが唯一心配だった。
自分自身はすこぶる体調が良く、白山までは絶好調。その後大ブレーキとなるT氏もここまでは良かった。隊長はなんやかんやで20分遅れの登頂だった。その後宝蔵山までも自分自身は順調。だがこのあたりからT氏は異変をきたしたようだ。徐々に遅れる。
問題はここからだった。宝蔵山から激下り後、権ノ神岳への登りが半分過ぎたあたりで手足にしびれが来て動けなくなった。山腹で10分程休憩し体調回復を待つが、かなりダメージがきておりバテてきた。水分も栄養も十分だが、軽い熱中症にかかったようだった。
権ノ神岳にようやく到頂。先行者さんに冷たいトマトをごちそうになり生気を取り戻した。簡単な昼食の後、意を決し粟への登頂へと挑む。再び襲ってきた熱中症によるシビレを耐え、何度か立ち止まりながら、なんとか亀の歩みで粟ヶ岳まで辿り着いた。しばし休憩後、復活。そうなると心配なのは途中で置き去りにしたT氏だ。重度の熱中症に襲われ、メシも食べれずかなり衰弱している。粟ヶ岳のピークハントはとりやめ、ショートカットで砥沢ヒュッテで落ち合うことにしていたからだ。
砥沢ヒュッテにまで下りたが、いるべきはずのT氏がいない。熱中症にやられ、ヘロヘロになりながら40分遅れでやってきた。このペースでは日没まで下山できるのだろうか。一時不安になったが、最後はT氏が奇跡の足でなんとか日没前に水源地に戻った。紙一重だった。
結果的に程度の大小はあるが3人とも熱中症にやらえ、とてもハイキングという有様ではない失態だった。おまけに私はGPSロガーをどこかに捨ててきてしまった。代償が大きく反省の多い山行だったが、ロケーションはすこぶる良く、晩秋あるいは早春のコンディション良い時期にあらためてリベンジしたいと思いました。
コメント
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自分も過去に蒜場山・裏五頭で熱中症になった経験があります(1時間以上休憩して慎重に下山)。
その時の共通点は「脚」に大量の汗をかくことでした。
普段は意識もしないのですが、その時はズボンにまとわりつくほど脚にも汗をかいていたのです
なのでそれ以来、脚に大量に汗をかくのを登山中止のバロメーター(?)にしています
下界が30度越えの日に白山〜粟は無理がありますね(^^;
無事で何よりでした。
toujimaさん、はじめまして。いつも拝見しております。
貴重なコメントありがとうございます!
これから夏山シーズンでますます熱中症対策重要ですね。
ひきつづきどうぞよろしくお願いします!
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