エラいこっちゃ、浅間山 【黒斑コース】
- GPS
- 08:30
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,233m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
11:10 前掛山 → 11:25 浅間山シェルター(昼食)12:10
12:45 賽の河原 → 13:00 湯の平口 → 13:45 トーミの頭 → 14:40 車坂峠
天候 | ガスのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
車坂峠に登山ポストあり。 道路はさんで向かい側の高峰山登山口にトイレあり。 |
写真
感想
日帰り山行2連チャン!
当初は草津白根山へ行く予定だったが、土曜の用事と
昨今、湯釜付近で火山性地震が多発していることとで、直前の金曜に急遽予定変更。
浅間山へ行くことにした。
この準備不足のせいだろうか? のちのち大変な目に会うことになろうとは…。
朝4時起床。道の駅みまき(朝からやはり獣臭い)を出発、途中コンビニで朝食を仕入れて車坂峠へ。
高峰高原ビジターセンターの駐車場にはすでに3台ほど先客が。
急いで支度して、6時10分登山スタート。往路は表コースからトーミの頭を目指します。
雨は降らないものの、昨日とは打って変わって天気は曇り。視界も良くない。
湿度が高いせいかジワジワと汗をかきそうなので、早朝そうそう半袖になってしまった。
トーミの頭へ到着するものの、一面ガスで視界ゼロ。いったん林の中へ入ります。
黒斑山でも相変わらず視界ゼロ。再び林の中へ入ります。
ところどころ雪の残る林道歩きですが、泥の登山道もあまり沈み込まず、
思ったほど靴が汚れません。小鳥のさえずりも聞こえてきて快適です。
浅間山第1外輪山の稜線なので起伏はあまりなく、楽しく歩けました。
雨が降ったのでしょうか?夜露でしょうか? 木々の葉っぱがしっとり濡れていました。
蛇骨岳あたりから視界がひらけ、
やがて浅間山が右側に、今から歩く稜線の雄大なカーブが左側に見えてきます。
イワツバメがすごいスピードで岩場をびゅんびゅん飛び回っています。
序々に霧も晴れ、少しずつ浅間山が見えるようになってきたので心も躍る↑↑
稜線上はさすがに吹きっさらしで、こまめにウィンドブレーカーを脱ぎ着して防風対策をしました。
せっかく浅間山へ登るなら(帰りが大変ですが)この気持ちの良い赤い稜線は是非歩いてほしいと思います。
鋸岳からJバンドへ下りるのですが、ここで道迷い。
下降点をどこかで見落としたらしく、気が付けば先がありません。…エラいこっちゃ !
仕方がないので滑りやすい斜面を無理矢理下りました。
その後も正規ルートがどこか判らず右往左往。結局これまた無理矢理横断して登山道に合流しました。
「浅間山は目の前にしっかり見えているのに今日は敗退か?」とかなり焦りました。
ここからは浅間山へとひたすら登ります。
富士山や乗鞍岳に似た、一番苦手とする登山道です。何せ楽しくない。
時々振り返り、Jバンドを眺めて悔しがっていました。
現在は噴火警戒レベル1のため、火口までは行けません。立入禁止のロープが張ってあります。
そのロープの内側を3人組が浅間山頂に向かって歩いていきました。
私たちはおとなしく前掛山まで、ピストンしてシェルター前で昼食にしました。
本日もラーメン。今日はもち入り。少し風があったので温まるラーメンがおいしかったです。
気が付けば立入禁止区域に進入する人が更に増え、20人ぐらいはいるでしょうか?
誰か歩いているのを見ると、他の人も入りたくなっちゃうんだろうな〜
復路はちゃんと賽の河原まで行き着けました(笑)
湯の平口の分岐で草すべり方面へ曲がります。
途中すごく硫黄臭のするところを通って、いよいよトーミの頭までの急登。
「あんなところまで1時間で登るのか…」と、ちょっと見ただけでゾッとしました。
急でしたが意外にも花の宝庫で、元気づけられます。
登り切ってみれば45分。頑張ればあと5分は短縮できたな。
トーミで休憩後は中コースで下山。
この道が結構ぬかるんでいて、表コースより5分ほど早く帰れるとはいえ、靴が汚れて大変でした。
表コースのような登り返しはなく、足元の事情を無視すれば楽チン。
ビジターセンター駐車場の前に下山。
ソフトクリーム(350円)で労をねぎらいました。
昨日のよりほんのり甘くて、“ザ・ソフトクリーム” という感じ。
日帰り2連発、お疲れさまでしたー!
kiyokiyoさんこんにちは
私も同じ日に浅間山荘から登っていました。
どこかですれ違ったかもしれませんね。
確かに、朝私が湯の平口あたりを通った頃は
黒斑山方面はガスでまったく見えませんでした。
大きな声では言えませんが、私も外輪山方面に行く予定じゃなければ、火口まで行ってみたかったです。
だって、本当の浅間山山頂はあっちですからねぇ
Jバンドを降りたのですか〜
登りの目印は分かりやすかったですが、
下りは見落としやすいかもしれませんね。
でも、あの稜線歩きは最高でした。
かえって、浅間山より気に入ってしまいました。
ほんとですね、どこかですれ違っているかも。
長距離をお疲れさまでした。
ヤマレコを書いていると、こういう出会いがあるから楽しいですね。
浅間山山頂、小さい声で言いましょう。そりゃあ行ってみたかったですよぉ
Jバンドの下りは他の方も迷っておられるようなので、
やっぱり見落としやすいんでしょうねぇ。
でも外輪山の稜線歩きは本当によかったです。
私たちも「あそこを歩かなきゃ浅間山の魅力半減だよねぇ」なんて言いながら歩いていました。
これからも良い山歩きを!
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