葛葉川
- GPS
- 05:40
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 2,611m
- 下り
- 2,614m
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
沢登り2回目となる初心者の入門の沢、葛葉川へ相棒くんと行って来た。
本当に初心者同士だ。
装備はスリング3本、カラビナ2本しかまだ持ってないので、それらをなんかあった時の為に持参した。
葛葉川は巻いて通過できるので、沢歩きもできるようだ。
天候が良さげなので沢日和に違いないと7時前に葛葉の駐車場についたが、
水汲みしてる人しかいなかった。
拍子抜け。
その後も我々の後にやってくる人の気配なんぞ感じずでした。
橋を渡って沢登り始めますが、本当に小滝が多くて。
前回の水無川本谷とはまったく違っており、こっちは小滝の連続過ぎ!ってくらいありました。
どこが最初のフォールか分からず、何番目かも夢中で遡行してたので分からずw
どこの滝も2m〜8mくらいの高さのある滝しかありませんでした。
ナメ滝もあり、登るのも楽しい。
ですが、壺は意外と深さがあり、足を入れ込むと下まで行ってしまうので腰まで浸かっちゃうような壺も多いかと?
感じた。
泳げない私としては壺にドボンする勇気はまだないw
つか、怖いw
怖がりながらの登攀をしていた。
沢では虫が多く、心配のしていたヒルの気配も、遡行中はそこまで気にしなかった。
前日の雨のおかげで水量が多かったような気がしたし、流木が多くて歩きづらかった。
服装はびっしょり濡れるのは寒そうと感じたので、こんかいもレインウェアを上下着込んで遡行。
案の定、服は大幅に濡れる事無くそこまで暑さも感じる事無くずっと着れていた。
相棒くんは初めての沢登りなので、登攀箇所では心配になりながらでしたが、問題もなく無事に遡行が出来た。
お互いに楽しいと狂気していたw
小滝の登攀は滑らないように注意すれば難しい場所は無いので問題無し。
ザイルが必要な場所の滝は巻いてしまえたので問題も無い。
夢中で登って林道の真下の地点へ到着。
ここからあと、30分程度遡行して三ノ塔尾根へ取り付く。
休憩は10分程度を2回くらいしかとらなかった。
体全身を使う沢登りでは、エネルギーの減りも早くて、
「お腹すいた」と、二人とも疲れていた。
葛葉川の上流は、岩が崩壊して危険なんだそうで、沢の途中で左へトラバースし、三ノ塔尾根へ乗る。
事前チェックでは草鞋が目印にかかってるという事だがそんなものはないw
しかし、タオルがかかってる場所があった。
「ここではないのか?」と、登りを確認するが、キツそうな登りであるw
GPSで現在地を確認するも、等高線では三ノ塔尾根が、もう、間近にあるのが分かる。
事前チェックでは、目印の場所から沢を左に尾根を入ったら、30分もかからない程度で三ノ塔尾根に出れるとの事だった。
等高線をみてると、ここに違いない。
しかし、「危険じゃないかい?」と、私がビビる。
「本当にここかい?」と、怪しむ。
危険すぎる薮漕ぎも怖いので、等高線を確認し、横になだらかに三ノ塔尾根に乗れるのでは?と思ってビビって沢を少し下る。
GPSで現在位置を確認すると、結構下ってしまった!
そう、ここで下らず、あのままタオルの上から薮漕ぎしてしまえば近かったのに、下って登り始めてしまったので、取り返しのつかないキツい薮漕ぎとなってしまった。
しまったー。
こっちのほうが危険だしw
つうことで、ヒィヒィいいながら上を目指す。
途中、ケモノ道がありそれを伝って歩いてみると、どんどん下ってる!!!w
がーん。
GPSで現在位置を確認しながら上を目指した。
まぁ、しんどい。
途中、人の踏み後あっても林業の人の踏み後らしきものだった。
なんとか、無事に三ノ塔尾根に出る事ができて、ほっとする。
ここから三ノ塔までが長く感じた。
無事に山頂へ着いて、ご飯とする。
山頂はガスっており無展望w
お昼を食べてる人もそれなりに多かったが、このあと次々と人が山頂に増えて来た。
ベンチに単独のおじさんが居たのだが、ご一緒させてもらう。
さっそくザックをおろして、着替え。
心配していたヒルが!
スパッツをベリっとめくると、うにょうにょ張り付いてた!
うー、キモイ!
ヒルの幼虫が私のスパッツのファスナー横に付いていた。
他にも確認しながら脱いだら、今度は靴ひも周辺にヒルがくっついてた。
ヒルをはがして携帯バーナーで焼き殺す!(草野式)
「ヒルだー!」と、騒いでる私に、オジさんも「どれどれ?」と参加。
しかし、山頂では着替えてる沢登り野郎なんて我々しかおらず、周りから不思議な視線もいただいた。
とりあえず、ヒル被害は受けなかった。
相棒くんの靴の中にもヒルが居るのを発見し、3匹ヒルに取り付かれていたのでした。
沢の中を歩いてたのに、ヒルってやっぱり居るんだなぁと思いました。
しかし、何処で取り付いたのだろう?
巻いた時だろうか?
予定では行きの所要時間は3時間の遡行だったと予定してたが、
結局最後の登りのおかげで4時間遡行となってしまった。
帰りは二ノ塔尾根で駐車場まで戻るとなりました。
すっごい疲れた遡行となりました。
コメント
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raeさん今日は、
まだ葛葉川へ出かける人もいるんですね、この沢は初心者用の沢で一度は皆んな登っていると思いますよ、
沢登で濡れることを気にしていたら本格的な沢へは行けないですよ、この沢で濡れるようではまだまだですね、
それにしてもこれからの夏の沢登は最高ですね、
今はヤマレコを見ているだけで楽しんでいるだけですが,
昔あった葛葉山荘は今でもありましたか、そこではワラジを売っていましたよ、
ワラジは沢登には快適で使わない時でもいつも沢に行くときはザックには入れていました、
それにしても丹沢は様変わりしているようですね、ヤマレコの山行を見ているとヒルに悩んでいるようですね、
こんばんは。
葛葉川は初心者入門の沢で、初心者の私にも楽しめました。
ただ、水無川と比べると、登攀箇所は少なかったので、前回と比べるとレベル落ちな感じで、少し余裕がありました。
実は、私は泳げないので、水を怖がっていますw
濡れる事は気にしないですが、濡れる事を前提なのが沢登りなんですよね!
ただ、前回でも経験してみて、水に濡れたらコンタクトがずれたりと、色々と不具合な問題が見つかって、沢登を快適に楽しむ為にはまだまだ、いろんな経験が必要みたいです。
葛葉山荘があったなんて初めて知りました。
どのあたりにあったのでしょうか?
ワラジは本当に快適らしいですね。
でも、今のワラジは昔のと比べると編み方が弱いのですぐ駄目になってしまうようです。
ヒルは本当に沢山いて、嫌になりますよw
沢登りは私にとって垂涎の的です。
40年以上前に南アルプスの赤石沢で5m程、滑落してからトラウマになり、垂壁が怖くなってしまいました。
今年は、涼を求めて、初心者向きの沢でも登ろうかと思っています。
積極的に沢へ行く姿勢が羨ましいです。
これからの時期はほとんどの沢にヒルがいると思いますので、注意です。
葛葉山荘は入溪する付近、葛葉の泉手前の駐車場付近だったと思います。
お疲れ沢でした
沢にもヒルがいるのですね
ヒルにもひるまず、
今後のご活躍を期待します
こんばんは。
私もそうゆう事故?というか、危険な目に遭うのが怖いです。
私もきっとトラウマ体質になりそうな気がしています。
今は楽しくていいんですけどねぇ。
そうならないように気をつけます。
沢は特に滑ったり、岩が崩れたりと危ないですからね。
沢登しなくても、沢歩きなら丹沢は結構出来るみたいですよ。
檜洞沢に今度行ってみていたいです。
ヒルは。。。
友達になるしかないですねw
ヒルにもひるまず、がんばります!
沢はこれからの時期、楽しいですね。
丹沢のヒルはどこにでもいるので、kipyonさんも
丹沢に来たときは気をつけてください。
raeさん今晩は度々どうも、
何気なくヤマレコを見ていたら、追記があったので覗いてみたら、
今度は檜洞沢へ行くようですがコースをどう取るのかはわかりませんが、檜洞沢どのような山行計画予定でしょうか、
今はヤマレコの情報からですが、玄倉川は車では通行止めのようです、それで現在は雨山峠経由で行く他はないようです、
結構丹沢に詳しいようですが、他人の山行をどうこういう気はしませんが、老婆心から少し心配しています、
かなりの強行軍で足によほどの自信がなければ少し考えなおしてもらいませんか、距離は水無川や葛葉川の比ではないですよ、
檜洞沢はコースを間違えなければ特別に難しい沢ではないですが、道を間違いえてザンザ洞沢へ入ると上級者向けで事故は確実です、
inoyasuさんのを見てもらえますか、2011年06月03日(金)付「桧洞丸〜同角山稜/ユーシンロッジ」を参考にしてもらいたいと思います、
またまた、こんにちは。
檜洞沢の件は、山岳会の先輩から「いいですよー」という話を聞いただけで、行こうとはしていません。
ルート等みていると、まだまだ私が個人で行くのは無理ですし、行くなら先輩と行くと思いますよ。
ご心配していただいてありがとうございます。
いつも山行を興味深く拝見しています raeさんの勇敢な沢登に憧れます。安全を確保しながら、どんどんいろんな沢に挑戦して欲しいと感じています。
コメントありがとうございます。
ir4wtksさんも沢に入られるんですか?
私は全然、勇敢ではないですw
まったくもってヘタレですよーwww
お互い、安全に山行しましょう。
また、遊びに来て下さい♪
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