八ヶ岳・権現岳(信濃境口から西岳・編笠岳周遊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,644m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 6:40
天候 | 2日間ともよく晴れました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2つ指定されているうちのトイレに近い方は、イベントが行われていて使えませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高2300mくらいから樹林帯の中の道には残雪があるが、通行には支障なし。 (軽アイゼンを持参しましたが、使いませんでした。) のろし場から上部は岩場。当方は通過に難儀しなかったが、反対側が断崖になっている箇所もあり、緊張感を持って通過すべきと思う。 登山ポストは、駐車場から少し登って登山道の入口にあり。 (用紙も備え付けられていましたが、当方は長野県共通フォーマットのものを予め記入して持参) |
その他周辺情報 | 登山後は、国道20号沿いの道の駅・信州蔦木宿に温泉&昼食へ。 メニューが限られるが、温泉とそば等の食事がセットで350円引となる。 |
写真
感想
今年最初の泊の山行は、一昨年八ヶ岳を歩いた時に是非行ってみたいと思っていた、権現岳を目的地に選んだ。開山祭前の、まだ人が少ない時期を狙っていたところ、5月最終週週末の予報が概ねよく、月曜日に休みも入ったので、日・月で権現小屋泊とし、富士見高原スキー場を起点に西岳・編笠岳も周遊するプランで決行することとした。
<西岳まで>
新緑が美しい登山道は比較的傾斜が緩く、坦々と高度を上げていく。変化に乏しかったが、頂上直前で視界が開け、背後に南アルプス・右手に富士山が現われた時の感動は大きかった。
<乙女の水>
権現小屋は水場がないので、ここで昼食・夕食・翌朝食分と、行動時に使用する水で都合3.5リットル補給する。ザックは一気に重くなり、ここからはペースがダウン。
<青年小屋〜権現岳>
のろし場から上はガレ場が続き、高度感のある箇所が多く、ザックが重いこともあり慎重に行動した。クサリ場もいくつかあったが、自分は結局ほとんど使わなかった。
<山頂に着いてから>
昼食時が終わると登山者の姿はほとんどなくなり、小屋前のベンチでビールをあけつつ、時には近くの権現岳山頂や東ギボシに散歩して、午後の静かな山を飽きもせず眺め続けた。こういうのを味わいたくて、わざわざ人の少ない時期を選んだのだ。天気に恵まれ大満足だった。
<夕日・朝日>
夕日の時間は小屋は雲に覆われてしまい、落陽を見るのは無理かと思っていたが、沈む寸前に雲が切れ、なんとか見ることができた。一方の朝日はほぼ完全に晴れていたが、起きれたのが日の出寸前で、危うく寝過ごすところだった。しかし日の出直後に、周りの山々が紫や赤に染まっていくのを眺めることができるのは、稜線上の小屋泊ならではというものだろう。
ということで、2日間よく晴れ、私の大好きな南アルプスをはじめとした春の山の展望を満喫することができて、極めて満足度の高い山行であった。
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