サンダル青年に会った行者還岳とエリちゃんとの高塚山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
169から309へは18:00から6:00まで夜間通行止めがあり、通れません。確認してください。 |
その他周辺情報 | 上北山村の薬師の湯。 500円が、JAF会員証提示で400円になりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
超農繁期で忙しい日々ですが、山に行かない日が2週間になると禁断症状が出て、仕事に身が入らない。
山に行くとなったら、頑張れる私です。
なので、何とか仕事をやりくりして、無理のない山歩きをすることにしました。
そこで、この時期大好きなシロヤシオを見に行者還岳に行くことにしました。でも、それだけではつまらないので、以前行って好きになった高塚山も往復することにしました。
309号線の90番から上がります。
ここの道も好きです。
大きな木の古い切り株がいくつかありました。伐採した跡なのでしょうか。
昔はもっと大きな木があったのでしょう。
タイタン君は倒木のせいで哀れな姿になっていました。
この道にも少しシロヤシオが咲いていました。
奥駈道のシロヤシオはたくさん花が付いている木もありましたが、ほとんど花のない木もありました。今年はシロヤシオの花は不作のようです。
クサタチバナは開き始めたところでした。
行者還岳のシャクナゲは満開でした。
行者還岳でエリちゃんという女性と話しました。
彼女はトンネル西口から行者還岳の往復だけの予定でしたが、高塚山に誘うと行くと言ってくれました。
また、下山しようとしたときに若い男性が登ってきました。
見ると、なんとサンダル!!!
ザックは小さなディパックにシュラフやマットをくくりつけていました。
これで奥駈道を歩き通すそうです。
行者還小屋を過ぎたところでサンダル青年が追いつきました。長女より4歳年上のエリちゃん、次男より1歳年下のサンダル青年と急遽3人の親子登山になりました。
一の多和の先の高塚山の分岐まで、3人でおしゃべりしながら歩きました。
サンダル青年は、関空から京都、奈良に行き、奈良駅から歩いてきたそうです。そして本宮まで歩き通し、実家の駒ヶ根市まで歩く予定だとか!
サンダルなのは、その前に石垣島に行っていたからだそうで、サンダルでの登山は初めてとのことでした。
高塚山の分岐でサンダル青年と別れ、私とエリちゃんは高塚山に行きました。
道は不鮮明な所もありますが、要所にテープもあり、迷うことはありませんでした。
なによりこの道はとても美しい森です。
大峰らしい背の高い木が多く、新緑が輝いていました。
変わった形の木もいろいろありました。
そのたびに二人でおもしろがったり感動したりしました。
おしゃべりも楽しかったです。
エリちゃんはこんな道は一人では無理なので、一緒に歩けて良かったと喜んでくれました。
私も一人だとちょっと不安だったので良かったです。
二人でしゃべりっぱなしだったら熊も避けてくれるでしょう。
分岐に戻り、私は少し先からトンネル東口に下山し、エリちゃんはしなの木出合いからトンネル西口に下山するということで、握手をして別れました。
今回は輝く新緑、シロヤシオも綺麗でしたが、サンダル青年とエリちゃんとの出会いが思い出深い山行になりました。
あのサンダル青年は無事に本宮まで歩き通せるでしょうか。
この先、岩場や鎖場もあります。
無謀と言えなくはないですが・・・
ここは敢えて無謀登山と非難しないで、無事を見守りたい気持ちです。
母親の気持ちかしら?
知り合いの山伏さんで素足で奥駈をした方もいるのでなんとかなるでしょうか。
見かけた方がいたら知らせてくださいね。
マユツボさんこんばんは!
地下足袋履いてても擦れ違うときに驚かれる事もあるのに、サンダルだなんて見る方も目を疑うでしょうね(笑)
今時はワラーチなんて言うほぼ裸足のサンダルの様なもので山歩くのが密かなブームになってる時代ですので、その青年ある意味最先端かもしれないですね!
でも、敢えて非難せず見守る心をお持ちになられたのはやはり母心? きっと山に入ってからこの日マユツボさんに出会うまでには散々説教やら非難やら
受けてるかも知れませんよね。
どうか無事に踏破して欲しいですね!
シロヤシオ、お花は少な目なんですね!4年おきに当り年が来ると聞いたことありますけど、その4年目にあたるのはいつなんでしょうかね?
一人での山歩きは出会いが濃くなりますね。
その出会いが、山歩きから『山旅』にかえてくれるんでしょうね〜(^^)
cocoperiさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
本当に何度も見ちゃいましたよ。
ワラーチ?聞いたことがないけど、どんなのかな。
サンダルで奥駈なんてもう次元超えちゃっていて面白がるしかないですね。
サンダルが脱げないよう、壊れないようにと思います。
歩き通したら、感じるものがあるでしょうね。
初めてこの時期に行者還岳に来たときのシロヤシオはすごかったです。
下に一杯落ちているのに、木にもたくさんついている。
あの時の感動は忘れません。
またあんなシロヤシオが見たいです。
単独行は好きですが、一人で黙々と歩くのもいいけど、新しい出会いがあると楽しいし、感動を分かち合えるのって嬉しいです。
出会いが、山歩きから『山旅』にかえる、いい言葉ですね。
ありがとう!
mayutsuboさん
こんにちは
ワラーチと言って紐で足首を固定するビーチサンダル的なものもランニングやトレランで走っている人も多いです。私もロードではワラーチたまに履いてます
昨夏水晶を日帰りワラーチでしてた人もいました。足血だらけでしたが(笑)
強者は裸足で山を登っている人もいるらしいです(笑)
memechanさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
ワラーチ、検索しました。自分でも作れるんですね。
フルマラソン完走した人もいるとか!
でも、彼は普通のサンダルだったからどうなるんでしょうね。
私の知り合いの山伏さんは昔、裸足で大峰奥駈を往復したそうです。
彼にもいざとなったら裸足で登ったら?と薦めておきました。
サンダル、ご飯にふりかけ、若い頃くらいしかこんなバカ(貶す意味じゃなくて…)できません。
駒ヶ根まで歩くとのことですがこれも青春の1ページですね。
それにしても樹の自己主張の強さ、いろいろと咲く花、潰れたトラック…自然は人間が守らないとと考えるのは人間の思い上がりかもしれませんね。
自然って案外逞しく、人間なんか飲み込まれてしまうような畏れ多い存在じゃないかと南アルプス歩いていて思います。
山の空気存分に吸ってリフレッシュできたようでなによりです。
tomhigさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
まずアルファ米じゃなくて米というところがいいですよね。
最近、簡単なアルファ米に頼っていますが、米のほうがずっと安い。
いや、うちなんか米作っているのに安易にアルファ米買うのはどうかと思ってしまいます。
紀伊半島から駒ヶ根まで歩くこと考えたら、23キロの林道歩きなんて屁みたいなもんですね!(笑)
大峰は木がいいんです。
雨が多い地帯だからでしょうね、背の高い木が多いです。
面白い形の木も多いです。
自然の成せる技ですね。
南アルプスと気候は似ていると思います。
2週間近く山に行かないと禁断症状が出てくるようです。
疲れていても山に行きたい!
山に行って疲れても、それ以上に元気になれます!!!
サンダル青年とエリちゃんとの出会いがあって楽しい登山になりましたね。
高塚山は私もお気に入りの山で、サラサドウダンを見せていただいてホッとした気持ちです。
いい時期のいい山行で、少しはガスが抜けたでしょうか?
お疲れさまでした
s_fujiwara さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
高塚山、いい山ですね。
展望はないけど、ここの森が大好きです。
お天気も花も出会いも良くて思い出深い山歩きになりました。
明日もお天気がいいし、仕事が一段落したのでどこか行きたいと思いましたが、いい加減掃除しないと・・・ということで、明日は家の仕事を片付けます。
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