静岡県安倍川流域 新緑の青笹山
- GPS
- 05:10
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 857m
- 下り
- 847m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
油島にある玉機橋交差点を県道29号線(梅ヶ島街道)に入り渡本から有東木方面に入りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
梅ヶ島方面に入り真富士の里でトイレ休憩をしました。有東木地区の集落を過ぎて 舗装された狭い道を上がり駐車スペース5〜6台は置ける標高920mの葵高原に車を置きました。 真先峠まで車で上がる予定でしたが時間が早いので張り切って一周しようと真先峠に向けて林道を歩き始めました。 じわっと汗をかきながら登って行くと、標高1.125mの真先峠には20台ほど車が駐車してありました。 道標に従い登山口に入ると直ぐにお地蔵さんがあり、やがて檜の人工林の中を登り尾根が近ずくと檜の人工林から広葉樹林に変わり稜線尾根の標高1.414mの地蔵峠に着きました。 広葉樹に囲まれた地蔵峠を東に下がると月夜の段を通り山梨県南部町に続いています。峠から10m程下がった登山道横に上屋をかけた中にお地蔵さんが安置されていました。 尾根を北へ登れば十枚山方面になります。私たちは南へ尾根伝いにブナやオオイタヤメイゲツ(カエデ)の新緑を愛でながら標高1.503mの仏谷山に向かいました。 仏谷山山頂は平らで笹が刈り払われた広場には、古い山頂標示とオオイタヤメイゲツの木が一本ありました。 ほぼ水平に尾根を進むとオオイタヤメイゲツの大きな木が尾根にあり、過ぎると下り坂になり標高1.4481mの細島峠に下りました。 西方面の葵高原からの登山道が峠に続いています。東に下りると山梨県側の東海道自然歩道を経て奥山温泉に向かうことができます。 稜線出会いを過ぎてひと登りすると標高1.558mうつろぎ山ですが山頂標示も無く通り過ぎてしまいました。 笹が刈り払われた登山道を登り返して標高1.550mの青笹山山頂に着きました。山頂にある二本のブナの間から富士山が見えるはずですが、今日は天候が悪く山頂からは何も見えませんでした。 数人の登山者が山頂におりましたが展望を楽しめないので長居せずに下がって行きました。 私たちはブナの木陰でゆっくりと昼食を採り、その後来た尾根道を稜線出会いまで戻りました。 急勾配の新道を下がり間もなく人工林の中の登山道から少し離れた「風穴」に寄りました。積み上げた石の穴から冷たい風が伝わってきました。よく見ると中に氷が残っていました。 新道分岐に下がりワサビ沢の水が登山道にあふれて沢状態の道を濡れないように下がり林道に出て葵高原に到着しました。 |
写真
感想
本来ならば5月中旬の登山愛好会定例山行で登頂予定でしたが何時の間にか変更されてしまい半月遅れの山行になりました。
予定どうり実施されていれば、ミツバツツジやシロヤシオが新緑と共に見れると期待していましたが時季を外されてしまい落胆して今日に至りました。
入梅時期になり「ヤマヒル」にも注意が必要で青笹山へ登るのはちゅうちょしていましたが、青笹山へは私以外のメンバーは登頂していないので道案内と思い参加しました。
登り始めると同じ山でも時季やルートが変わると新緑の色合いも違う小鳥のさえずる声も違う、肌に感じる風は心地よく季節の移り行くさまを感じることができました。
ミツバツツジの花は少し残っていましたがシロヤシオの花は完全に落ちていました。
地蔵峠から仏谷山を下がり細島峠の間は、ブナやオオイタヤメイゲツの大きな木が点在して新緑がとても鮮やかでした。
青笹山から下山し始めると樹林にガスがかかり幽玄的な風景が醸し出されて、しばし足を止めました。
風穴付近は緑に苔むして梅雨時ならではの風景で見ていると心が落ち着きました。
風穴は自然のエアコンのようで近ずくと、新緑の養分と共に気持ち良い冷気が顔にあたり心地よい気分になりました。
下山後は有東木地区の白髭神社に寄りました。境内には素生の良い杉の大木が10本ほどあり樹勢も旺盛で有東木地区の歴史と共に生きてきた大木には見ごたえがありました。
梅ヶ島温泉「黄金の湯」入浴料3時間500円でのんびりと浸かり疲れをとりました。
日帰り温泉で有りがちな熱い湯ではなく温めですが、長く入っていると体の芯から温まりおすすめの温泉です。
地名について教えてほしいです。葵高原にあった静岡市教育委員会の案内板では「真先峠」と標示がありました。青笹山山頂にあったライオンズクラブの案内板では「正木峠」でした。どちらが正しいのかわかりません。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する