甲武信ヶ岳(毛木平からの周回)+雁坂嶺ピストン
- GPS
- 11:40
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,348m
- 下り
- 2,349m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:39
17時前に毛木平駐車場に到着。
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(無料/50台程度/5:30頃到着時すでに満車。 止められないクルマは駐車場手前の路肩に止めていました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 全行程を通して雪を踏む場面はありませんでした。 ●毛木平駐車場〜甲武信ヶ岳(千曲川源流遊歩道) 毛木平駐車場から甲武信ヶ岳までは高低差およそ1000m。 駐車場の奥のゲートからスタートし、 林道を500mほど進むと十文字峠方面との分岐が現れます。 その後、登山道は千曲川源流の左岸沿いに緩やかに高度を上げていきます。 徐々に周囲は奥秩父らしい苔むした雰囲気になってきます。 標高1800mでナメ滝を通過すると沢の水量も次第に細くなり、 木橋を2〜3度ほど渡ると千曲川源流へと至ります。この日は水源は枯れていましたが。 水源を過ぎると登山道は斜度を上げ高低差100mほど一気に登ると 2353で奥秩父主脈縦走路に合流します。 ここから樹林帯の中を進み、山頂直下からちょっとした岩場となり、 稜線に乗ってから高低差120mほどで甲武信ヶ岳山頂に到着です。 ●甲武信ヶ岳〜雁坂嶺 甲武信小屋から巻道を利用し、主脈縦走路に復帰する2908から 破風山避難小屋のある破風山との鞍部まで高低差330mほど下ります。 途中の2260辺り賽の河原と呼ばれる白砂&花崗岩的な風景が広がる場所があり、 周りの眺望もひらけます。 鞍部の避難小屋から高低差240mほど登り返すと破風山に到着です。 破風山から岩がちの平坦な稜線を700mほど東に進むと東破風山へと至り、 東破風山から高低差120mほど急降下し鞍部から立ち枯れの景色が広がる稜線を 緩やかに登り上げると雁坂嶺に到着します。 ●甲武信ヶ岳〜十文字峠〜毛木平 三宝山の山頂は眺望はありません。 三宝山から高低差300mほど下った鞍部に尻岩と呼ばれる、 名前の通りお尻の形をした岩が鎮座しています。 ここから岩っぽいルートを高低差100mほど急登すると武信白岩山の南峰へと至ります。 南峰から進行方向に見えてる白くて荒々しい岩峰が北峰となります。 武信白岩山から樹林帯を下り小ピークを1つ越えると登山道は再び岩っぽくなり、 大山へは西側から回り込むように登ります。 大山から2〜3箇所ほどのクサリ場を下り、整備された樹林帯を下り ほどなく進むと十文字小屋の屋根が見えてきます。 十文字峠からしばらくはトラバース気味に進みます。 1930m付近の八丁の頭から支沢に向かって八丁坂と呼ばれる 九十九折の登山道を一気に降下します。 その後支沢に沿ってしばらく歩くと五里観音の水場が現れます。 水場は勢いよく水が出ていました。 さらに下ると千曲川に架かる橋を渡って千曲川源流ルートと合流。 ほどなく毛木平に到着です。 |
写真
感想
6月に入り雪山から気持ちを切り替え、軽くなった足元でちょっと長めに歩いてみたい。
そんな時にちょうどいいのは、暑くも寒くもなく快適に稜線を歩けるこの時季の奥秩父。
奥多摩駅〜甲武信ヶ岳間の奥秩父主脈の中で歩いたことがない
雁坂嶺から甲武信ヶ岳の区間を繋ぐことを主眼にルートを検討します。
一般的にはみとみから周回すればいいのですが、
このコース取りだと稜線までのルートはどちらも歩いたことがあるし、
歩き的にも少し物足りないかなぁと。
なるべく歩いたことがないところから、ということで
毛木平からの周回に未踏区間の甲武信〜雁坂嶺のピストンを加える
ちょっと変則的な感じになりました。
なんだかこのところ微妙に太ってしまい、
ふだんの生活ではぜんぜん問題ないし、わからないくらいなのだけど、
こういう山登りのときは、わかるんだなぁ、これが。
とたんにカラダが重くて、足があがらなくなる……
つくづく、太っても何にもいいことないことを実感する。
この微妙な重さを、微妙なうちになんとかするよう、
今週はお酒を少し抜いたり、甘いものガマンしたり、ゆるくがんばっています。
というのはさておき、
今回の奥秩父の周回は、天気も良くって、
コブシから先は意外と静かで、のんびり歩けました。
駐車場に戻る際も、コブシ小屋からひとりで歩いたわけですが、
千曲川源流の先は、もう誰にも会わなくて、
源流からうまれる川の流れの音を聞きながら、
ただただ黙々と歩きました。
ほとんど他のことは考えないで、ほんと黙々と。
水の音っていうのは、癒されます。
最初はちょろちょろだった川は、だんだん太く強い音に変わり、
水もたっぷり豊富になっていきます。
たいして暑くもなかったけど、あまりに綺麗で、
どぼんと入りたくなりました。
入ったら、ちょー冷たいんだろうなぁ。
久しぶりに、ゆっくり自分のペースで歩いて、
(追い立てる人もいないし!)
ふだん目を向けないところもキョロキョロ見ながらで、
けっこう時間がかかってしまいました。
とてもいい日曜日でした。
おしまい。
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