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記録ID: 1166201
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ハイキング
奥多摩・高尾

インドア中年、高尾山へ【稲荷信者登拝記1】

2017年05月30日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 神奈川県
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GPS
--:--
距離
10.5km
登り
694m
下り
688m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:40
合計
7:10
8:10
120
高尾山口駅
10:10
10:30
10
高尾山山頂
10:40
11:00
30
もみじ台
11:30
11:50
20
一丁平
12:10
12:50
150
城山
15:20
相模湖駅
高尾山を稲荷山コースで登頂。そこから陣馬山への縦走コースを城山まで歩き、東海自然歩道を使って相模湖へ下る標高差529mのお手軽縦走コース。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
■行き 京王線【高尾山口】
■帰り 中央本線【相模湖】
コース状況/
危険箇所等
整地された道が多く、スニーカーOK。トイレ・茶屋も充実。城山からの下りのみ、登山らしさあり。
朝8:00の京王線高尾山口駅前。さすがに平日朝なので、高尾山といえども登山客はまばら。遠足感があってワクワクするな。では出発。
朝8:00の京王線高尾山口駅前。さすがに平日朝なので、高尾山といえども登山客はまばら。遠足感があってワクワクするな。では出発。
駅前では大きな案内図がお出迎え。
駅前では大きな案内図がお出迎え。
登山口広場にあるリフト&ケーブルカーの駅。右手にはメインの一号路。
登山口広場にあるリフト&ケーブルカーの駅。右手にはメインの一号路。
もちろん駅の左手に登山道がある稲荷山コースを選択。信者ですから。
もちろん駅の左手に登山道がある稲荷山コースを選択。信者ですから。
10分弱ほど登った所にある旭稲荷に参拝。山の神社や史跡を巡るのも登山を始めた目的の一つ。今回はこちらに参じるのを楽しみにしてきたが、手入れが行き届かずに大分荒れています。おいたわしい。
10分弱ほど登った所にある旭稲荷に参拝。山の神社や史跡を巡るのも登山を始めた目的の一つ。今回はこちらに参じるのを楽しみにしてきたが、手入れが行き届かずに大分荒れています。おいたわしい。
東屋のある稲荷山山頂を経由して高尾山まで。木漏れ日の落ちる広々とした杉林。途中にベンチもあって休憩には困らない。ちなみに、杉はお稲荷様の御神木。
東屋のある稲荷山山頂を経由して高尾山まで。木漏れ日の落ちる広々とした杉林。途中にベンチもあって休憩には困らない。ちなみに、杉はお稲荷様の御神木。
高尾山は本州に棲息する蛇が全種類いる蛇マニア垂涎スポットらしい。縞模様に見えるのが有毒か。覚えとこ。ベンチで休憩しているリタイヤ登山組らしき中高年の夫婦が荒い息をつきながら「これじゃ槍ヶ岳は無理だな」と話していた。
高尾山は本州に棲息する蛇が全種類いる蛇マニア垂涎スポットらしい。縞模様に見えるのが有毒か。覚えとこ。ベンチで休憩しているリタイヤ登山組らしき中高年の夫婦が荒い息をつきながら「これじゃ槍ヶ岳は無理だな」と話していた。
高尾山頂着。好天に恵まれ、右手に富士山、左手に丹沢山系が望める。
高尾山頂着。好天に恵まれ、右手に富士山、左手に丹沢山系が望める。
10時13分の山頂広場。週末はここが新宿駅前のような人ごみになるが、平日午前はこんなもの。山頂の茶屋はこの直後に開店した。直下には名物の二階建てのトイレがある。
10時13分の山頂広場。週末はここが新宿駅前のような人ごみになるが、平日午前はこんなもの。山頂の茶屋はこの直後に開店した。直下には名物の二階建てのトイレがある。
では山頂から奥高尾縦走路へ。山頂で帰る人が多いので、ここからは比較的登山客は減る。今回はとりあえず城山まで行ってみよう。ドキドキするな。いずれは陣馬までチャレンジしたい。
では山頂から奥高尾縦走路へ。山頂で帰る人が多いので、ここからは比較的登山客は減る。今回はとりあえず城山まで行ってみよう。ドキドキするな。いずれは陣馬までチャレンジしたい。
10分歩いて紅葉の名所、もみじ台着。高い柵がないというだけのことで、高尾山頂より開放感がある。
10分歩いて紅葉の名所、もみじ台着。高い柵がないというだけのことで、高尾山頂より開放感がある。
一面を楓に囲まれた茶屋を爽やかな風が吹きぬけてゆく。見晴らしもよく、一押しのスポット。秋はさぞかし紅葉が見事だろう。
一面を楓に囲まれた茶屋を爽やかな風が吹きぬけてゆく。見晴らしもよく、一押しのスポット。秋はさぞかし紅葉が見事だろう。
名物の蕎麦で水分&塩分補給。蕎麦つゆが体に沁みる…。冷たいお茶もうれしい。
名物の蕎麦で水分&塩分補給。蕎麦つゆが体に沁みる…。冷たいお茶もうれしい。
元気な足取りで出発。もみじ台から一丁平までの尾根道は開放感があり気持ちがいい。整地されている道がずっと続いている。
元気な足取りで出発。もみじ台から一丁平までの尾根道は開放感があり気持ちがいい。整地されている道がずっと続いている。
地図にもある大垂水峠分岐。ここから一丁平までは桜の名所とのこと。右の道は何だろうとしばらく地図とにらめっこ。どうやら「巻き道」というやつらしい。はーん。
地図にもある大垂水峠分岐。ここから一丁平までは桜の名所とのこと。右の道は何だろうとしばらく地図とにらめっこ。どうやら「巻き道」というやつらしい。はーん。
一丁平に到着。トイレ、水場あり。この辺りで500mmペット一本を飲み干す。尾根道は日光が直射するので暑くて暑くて汗が止まらない。デイパックのベルトまでグッショリだ。
一丁平に到着。トイレ、水場あり。この辺りで500mmペット一本を飲み干す。尾根道は日光が直射するので暑くて暑くて汗が止まらない。デイパックのベルトまでグッショリだ。
三々五々、ベンチや切り株に腰掛けて休憩する人達。ここも気持ちの良い場所だなあ。高尾山の奥にこんな場所があったんだな。
三々五々、ベンチや切り株に腰掛けて休憩する人達。ここも気持ちの良い場所だなあ。高尾山の奥にこんな場所があったんだな。
一丁平から城山へ出発。この日は五月というのに30度の猛暑日。帽子…帽子がいる…。
一丁平から城山へ出発。この日は五月というのに30度の猛暑日。帽子…帽子がいる…。
長い階段をバテバテになりながらどうにか登り、ようやく小仏城山に到着(670m)。これで今回の登りは終わりだ…。
長い階段をバテバテになりながらどうにか登り、ようやく小仏城山に到着(670m)。これで今回の登りは終わりだ…。
山頂にて鳥居とお狐さまをお祀りし、お稲荷様の御稜威をしろしめる。
山頂にて鳥居とお狐さまをお祀りし、お稲荷様の御稜威をしろしめる。
目的を達したので茶屋で一服。名物は特盛りのかき氷だとか。もちろん飲料も購入可。
目的を達したので茶屋で一服。名物は特盛りのかき氷だとか。もちろん飲料も購入可。
猛暑日の下界を尻目に、涼しい風が吹き抜ける山頂広場でおじさん達が思い思いに宴会を楽しんでいる。なるほど…山はいいなあ。自分はアイスを食べた。
猛暑日の下界を尻目に、涼しい風が吹き抜ける山頂広場でおじさん達が思い思いに宴会を楽しんでいる。なるほど…山はいいなあ。自分はアイスを食べた。
なぜか真っ赤に色づいている紅葉。
なぜか真っ赤に色づいている紅葉。
名残惜しいが、城山から相模湖へ向かって下山。人影が全くない杉林に鳥の声だけが響く。清清しいな。
名残惜しいが、城山から相模湖へ向かって下山。人影が全くない杉林に鳥の声だけが響く。清清しいな。
所々にお地蔵様が点在し、信仰の山としての姿を伝えてくれる。このあたりはまだ歩き易い。
所々にお地蔵様が点在し、信仰の山としての姿を伝えてくれる。このあたりはまだ歩き易い。
岩がゴロゴロして少し道が荒れてきた。傾斜も急になり手を使って降りる場面も少々あった。ここまで来てやっと登山という雰囲気。
岩がゴロゴロして少し道が荒れてきた。傾斜も急になり手を使って降りる場面も少々あった。ここまで来てやっと登山という雰囲気。
丸石が敷き詰められた階段は傾斜もあり、時折ズルッと滑る。このコース、雨の後は少し注意が必要かも。爪先が靴に当って少々痛い…。
丸石が敷き詰められた階段は傾斜もあり、時折ズルッと滑る。このコース、雨の後は少し注意が必要かも。爪先が靴に当って少々痛い…。
2/3くらい下ったところに日当たりの悪い広場。ここに唯一のベンチあり。後半はかなりな急傾斜で、このルートで城山に登るのは大変そうだ。
2/3くらい下ったところに日当たりの悪い広場。ここに唯一のベンチあり。後半はかなりな急傾斜で、このルートで城山に登るのは大変そうだ。
広場の中心あたりの木の根元に謎の山神さまが。変な声が出た。
広場の中心あたりの木の根元に謎の山神さまが。変な声が出た。
こけし広場の直下にて山神さまを祭ったお社を発見。さっき上にいたお方ですか?
こけし広場の直下にて山神さまを祭ったお社を発見。さっき上にいたお方ですか?
このあたりには野生の猿がいるらしい。猿は石を投げてくることもあると聞く。
このあたりには野生の猿がいるらしい。猿は石を投げてくることもあると聞く。
初めての山道に苦労し、コースタイムを大きく超過してどうにか下山。久しぶりの下界は猛暑。アスファルトの照り返しが厳しい。
初めての山道に苦労し、コースタイムを大きく超過してどうにか下山。久しぶりの下界は猛暑。アスファルトの照り返しが厳しい。
何の変哲もない普通の住宅街を弁天橋に向かって歩く。所々に標識あり。
何の変哲もない普通の住宅街を弁天橋に向かって歩く。所々に標識あり。
弁天橋を望む林道に入る。狭く、寂れている。
弁天橋を望む林道に入る。狭く、寂れている。
弁天橋。眺望はよい。林道はすぐ終わり、ここからは相模湖駅までアスファルトの舗装路。自然の中でのトレッキングを期待する方はパスでいいでしょう。
弁天橋。眺望はよい。林道はすぐ終わり、ここからは相模湖駅までアスファルトの舗装路。自然の中でのトレッキングを期待する方はパスでいいでしょう。
この東海自然歩道は高尾山から丹沢の方へも続いているらしい。下山して気が緩んだところに、また結構な坂道を登らされてウンザリ。
この東海自然歩道は高尾山から丹沢の方へも続いているらしい。下山して気が緩んだところに、また結構な坂道を登らされてウンザリ。
相模湖の畔、嵐山の山頂に鎮座する産霊宮水上神社への参道(登山道)。いい雰囲気だ。相模湖の水神さまを祀っているのかと思ったが、祭神は天之御中主神とのこと。
相模湖の畔、嵐山の山頂に鎮座する産霊宮水上神社への参道(登山道)。いい雰囲気だ。相模湖の水神さまを祀っているのかと思ったが、祭神は天之御中主神とのこと。
相模湖大橋より相模湖を望む。天気はいいのだが、何か地味でパッとしない雰囲気。
相模湖大橋より相模湖を望む。天気はいいのだが、何か地味でパッとしない雰囲気。
「中央本線 相模湖駅」到着。ここから高尾駅へ戻って帰宅。爽やかな充実感がある。楽しかったな。
「中央本線 相模湖駅」到着。ここから高尾駅へ戻って帰宅。爽やかな充実感がある。楽しかったな。

装備

MYアイテム
inaritozan
重量:-kg
個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 ザック 行動食 飲料 コンパス ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 携帯 サングラス タオル カメラ
備考 季節外れの猛暑日に当り、鼻が真っ赤に日焼けしてしまった。帽子・日焼け止めは必須。次回までにはもっと装備を充実させたい。飲料水は茶屋での食事を考慮に入れて、1Lのみをザックに。十分余裕があった。

感想

山岳信仰に関心を持ち始めたのを機に、昔からボンヤリと気になっていた登山を本格的に初めてみようと思い立った。

小学生以来の登山ということで、まずは登山靴だけを買ってビギナー御用達の高尾山へ。人ごみのイメージが強い同山だが、平日朝は流石に登山客も少なめ。山頂より奥高尾に入るとさらに人が減って気持ちのいい山歩きを楽しめた。

ビギナーなのでマメに休憩を入れたのも良かったか、初めてにしては大体コースタイム通りに歩けたと思う。城山から相模湖への下りは山道らしい雰囲気になり、ここだけはコースタイムをかなり超過。
城山を下山してからの相模湖までの東海自然歩道コースはアスファルトの舗装路が続き、面白味がなく日差しの照り返しもきつかった。相模湖も結構陰気な雰囲気で期待外れだったものの、好天の下いい汗をかいて爽快感を味わった。


帰宅後、わき腹が筋肉痛に。歩くというのは本当に全身運動なんだなあ。楽しかったのでまた別の山にも行きたい。どこがいいかな。


【今回の課題】低山でも山の日差しは強い。帽子・日焼け止めは必須

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ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
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