霧の五葉山

2017年06月11日(日) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 12.9km
• 登り: 763m
• 下り: 747m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:54
• 合計: 5:41

9:29 赤坂峠
10:04 10:05 畳石
10:57 11:17 石楠花荘
11:19 11:20 五葉山水場
11:22 日枝神社
11:28 五葉山
11:43 11:47 日の出岩
11:54 11:55 五葉山
12:01 日枝神社
12:23 12:24 桧山コース分岐
12:26 12:27 五葉山神社
12:58 黒岩
13:28 13:29 五葉山神社
13:31 桧山コース分岐
13:45 日枝神社
13:46 五葉山水場
13:48 14:04 石楠花荘
14:33 畳石
15:02 15:10 赤坂峠
15:10 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北自動車道→釜石自動車道宮守IC→国道107号→県道193号を経由し、赤坂峠に到着。登山口駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

五葉山山頂までは歩きやすくよく整備されている。五葉山神社から黒森にかけては、大きな玉石状の岩場が続き、雨天時は滑りやすく注意が必要。

写真

6/11 9:35

先週に続き、北東北全般は天気が良くない。
天気予報を見て、晴れの予報の岩手南部沿岸の五葉山リベンジ

6/11 9:35

駐車場のツツジ。もう終わりの時期か。

6/11 9:36

日差しが降り注ぐが先行き怪しい天気。

6/11 10:03

大船渡方面は青空も見えていたが。

6/11 10:06

山頂方面も良く見えていた。ここから見えるピークは8合目らしい。

6/11 10:41

この辺で青空が見えなくなった。
大船渡湾の中に浮かぶ珊琥島がよく見える。

6/11 11:40

先週と同じ展開（半泣）
それでも雨が落ちて来ない分まだいいか。

6/11 11:44

山頂を足早に通り越し、前回行けなかった日の出岩を目指す。

6/11 11:44

笹の平原の中に、ところどころ、コメツガの群落が現れる。

6/11 11:45

複雑怪奇な形をしているのは、風が強いせいだろうか。

6/11 11:46

壮絶な人生を感じる。

6/11 11:47

日の出岩に到着。意外とこじんまりしていた。この岩に登った方のヤマレコを見ていたので、どうやって登るのか・・。右側から裏手に回ってみると、

6/11 11:50

何やら文字が刻まれている。雨で滑る岩面を登ってみると、

6/11 11:51

日の出岩の背中が見えた。先端まで行こうと思ったが、岩が滑るし風が強いので断念。

6/11 11:53

暗い空に枯れ木がよく似合う。

6/11 11:55

右側の稜線へは行かずに日枝神社に戻り、黒岩を目指すことにする。

6/11 11:55

コメツガの立ち枯れ

6/11 11:58

怪獣のように見える。

6/11 12:00

サバンナのような平原。前回もそうだったが、遮るものが無く、風が強い。

6/11 12:02

五葉山山頂を通過し、

6/11 12:09

日枝神社に戻って来た。先週見た光景とまったく同じ（泣）。

6/11 12:11

五葉松の実

6/11 12:13

花も咲いていた。雄花？

6/11 12:19

笹と、シャクナゲと、ダケカンバ。

6/11 12:20

笹原に1本佇むダケカンバ。

6/11 12:21

笹原の中の小径を進む。眺望は無いが広がる平原が素晴らしい。

6/11 12:22

幻想的かも。

6/11 12:26

シャクナゲ。直立する若葉。

6/11 12:30

シャクナゲ。白いのは花ではなく顎かな。この後花が咲くと思われる。

6/11 12:33

ツツジ

6/11 12:36

五葉山神社

6/11 12:41

イソツツジとガンコウラン。どちらも初めて見る。

6/11 12:58

イソツツジの花

6/11 12:52

白いコケ

6/11 12:59

コメツガの若葉。てっきりオオシラビソだと思っていた。
見分けがつかない。

6/11 12:59

色が鮮やか

6/11 13:06

混在する植生が凄い。ヒバのような木もある。

6/11 13:07

黒岩到着。何も見えないし、これといって何も無いので引き返す。石が滑りやすいので要注意。

6/11 13:09

石と石の間が深い穴になっている箇所もあるので要注意。少し下りたところから黒岩を振り返る。

6/11 13:18

岩の間から咲いていた多肉植物。

6/11 13:19

こんな感じの岩山がいくつもある。

6/11 13:34

五葉山神社に戻ってきた。

6/11 13:35

途中、山伏のようなホラ貝を抱えた人とすれ違った。
すれ違い様にホラ貝を吹いてくれた。

6/11 13:36

修行ですか？と尋ねると、人生行きてるうちは修行ですからと言って、飴を一つくれた。

6/11 13:36

荒々しく積み上げられた石垣に囲まれた石の祠。

6/11 13:46

6/11 13:49

6/11 14:11

綺麗な石楠花山荘。泊まってみたい。

6/11 14:12

石楠花山荘の鐘

6/11 14:57

タニウツギ。今日も無事登山完了。

6/11 18:08

八幡平経由で帰路につく。先々週登った岩手山平笠不動が見えた。

6/11 18:20

6/11 18:23

山頂にガスがかかってきて、、、

6/11 18:31

ここでもだんだん雲が迫ってきた。

6/11 18:31

最近こんな展開ばかりで泣きたくなる。

6/11 18:30

八幡平山頂付近はガスで何も見えない。ライトをつけて走行。

6/11 18:44

少し下ると、ガスが晴れて遠くに雲海が見えた。

6/11 18:48

雨上がりの雲海

6/11 18:49

噴気孔

6/11 18:50

暗い空の下、夕陽に照らされるオオシラビソ

撮影機器：

Canon EOS 50D Canon

Canon PowerShot G1 X Mark II Canon

感想

fujita244

残雪の焼石岳へ登りたいと思っているが、先週も今週も悪天候のため断念。代わりにどこかへ登ろうと思うが、北東北3県はどこも雨の予報。唯一、岩手沿岸南部は晴れの予報だったので、先週に引き続き五葉山を目指す。先週は秋田自動車道経由で行ったが、今回は十和田ICから東北自動車道経由にした。（高速料金が安い。）結果的に時間も15分ほど早かった。朝のうちは青空が見えていたが、登山開始早々曇り始め、山頂は濃い霧の中だった。眺望は無かったが、日の出岩から黒岩までの2.5kmの稜線歩きは気持ち良かった。石南花荘は、前回は20名ほどの人でごったがえし入ることが出来なかったが、今回は10名ほどだったので、中で昼食をとることができた。ツツジの終わりとともに登山者は少なくなっているのかもしれない。この後、シャクナゲの咲く頃はもっと多くなるんだろう。普段登っている日本海側の山とは植生がずいぶん違っていて、興味をそそられた。オオシラビソだと思っていた針葉樹は、コメツガだった。山頂稜線の笹に覆われた平原は、天空に広がる大地のようで幻想的だった。下山後、余力があったので、帰りに高速を使わず、八幡平経由で帰ったが、ここでも、濃い霧に見舞われた。