乗鞍岳・剣ヶ峰へ ブルーアイ!位ヶ原までスキー滑走締めくくり
- GPS
- 03:40
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 553m
- 下り
- 809m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
乗鞍高原観光センターからバス 8:30始発 大雪渓・肩の小屋口へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー 蚕玉岳から肩の小屋口までは問題なく滑られる 肩の小屋口から位ヶ原山荘は溝の深いところもあり注意 |
その他周辺情報 | 乗鞍高原温泉 |
写真
感想
2017年(平成29年)6月12日(月)
乗鞍高原・剣ヶ峰へ 今シーズン最後のスキー滑走
「乗鞍の 滑り見つめる ブルーアイ」
今シーズン最後の山スキーへ出かけた。
スキーが玄関先に置かれ、
今一度滑り終えて片付けようとそのままになっていた。
今シーズンは雪が多いこともあり他の山スキーは敬遠してきた。
例年と違い雪の状態がつかめない状況がある。
その点乗鞍高原は天気さえよければ
安心して滑ることのできるエリアになる。
最近滑った五月の中旬
バスは位ヶ原山荘までしか行かず、
その位ヶ原まで快適に滑り降りることができた。
さて今回はというと
バスは除雪が進み肩の小屋口・大雪渓まで行った。
となると山頂はあっという間で、
雪は十分あり山頂付近からの滑りは楽しめそうだった。
心配は肩の小屋口から下、
位ヶ原山荘まで滑り降りることが可能かどうかだった。
平日ということで人も少なく
のんびりと大雪渓を登り始める。
どのコースをとって山頂を目指すか。
朝日岳と蚕玉岳の雪渓を登る人が多い中、
私は省エネで済む肩の小屋方面から攻めることにした。
正直なところ急登をスキーで登るのはきついのだ。
肩の小屋方面は数十m雪が切れていた。
しかしその雪のない部分をスキーを担ぎ雪のある尾根部分まで出れば、
あとはトレースに沿って山頂へ向かえばいい。
安全にそして順調に高度を上げることができた。
蚕玉岳までスキーで行けるかと思っていたが
蚕玉岳の手前で雪が切れていた。
ということで蚕玉岳手前にスキーをデポした。
蚕玉岳からの雪渓は下まで滑ることはできるが、
下から見て肩の小屋口方面に抜ける雪が切れていて
肩の小屋口まで戻るのが大変そうというのは分かっていた。
今回は蚕玉岳と朝日岳の間の雪渓を大雪渓へと滑ることにした。
滑る前に
山頂からは権現池のブルーアイに感動!
火口湖の権現池の雪解けが始まり、
二ヵ所がちょうど目のごとく青色の池になっているのだった。
権現池を覗き込むと
逆にブルーアイに見つめられたようになり不思議な感覚だった。
この光景を見られたことだけでも幸せを感じた。
雲間からの御嶽山も美しく見ることができた。
どんどん雲が湧き、一瞬間見えた。
その瞬間に山頂にいることができた幸運もある。
北アルプスの槍・穂高
槍はほとんど雲の中だったが穂高の吊り尾根が美しい
まさに湾曲を描いていた。
蚕玉岳の下、スキーデポ地点に戻り滑走の準備をする。
まだまだ登りの人が多い中緊張して滑り始める。
固いザラ目、思い切って急斜面でも滑り降りることができた。
あっという間に肩の小屋口付近へ滑り降りた。
気持ちよく滑る山の斜面。
普通ならば1時間ほどかかる斜面を数分で滑り下ってしまうのだ
そう快というしかない。
まだ午前中ということもあり一休みして
今一度大雪渓を滑ろうと肩の小屋付近まで登った。
何と二回も大雪渓を気持ちよく滑り下た。
滑ることにしても大満足だ。
さてここから先、位ヶ原まで滑ることを決める。
滑り始めると雪は十分あり心配することはなかった。
ただ深く溝ができている部分もあり難しい斜面には違いなかった。
目の前には位ヶ原山荘の赤い屋根も見え
いつも登り始める道路へと難なく到着する。
ちょっとした冒険気分にもなり滑り終えた満足度は高い。
今シーズン最後と考えた乗鞍でのスキー。
思っていた以上に山頂付近から気持ち良く滑ることができた。
二回大雪渓を滑ることができたこと。
位ヶ原まで滑り降りることができたこと。
満足行くスキー・シーズンの締めくくりとなった。
ふるちゃん
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