【第二次榛名作戦】天神峠〜杏ヶ岳〜掃部ヶ岳〜鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳【丁44.3】
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,289m
- 下り
- 2,072m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
火山特有の急なアップダウン。 岩場は滑りにくいが高度感ある箇所もあるので慎重に。 |
その他周辺情報 | 根古屋城温泉 400円 |
写真
感想
【経緯・計画】
山紫水明、花鳥風月を求めてあちこち歩き回る私にとって、6月は蛍鑑賞に出かける時期なのだが、今月11日になるまでそのことを忘れており、心の余裕が失われていることに愕然とした。
確かに、今はいろいろと懸案山積。休みの日も心まで休むことができるのかわからない。しかし、家の中でじっとしていても状況が良くなるわけでもなく、精神衛生上もかえってよろしくないということで、どこか適当な所がないか探す。
最近は山梨方面に行くことが多かったので、あまり行っていない群馬に焦点をあてる。合わせて山行を公共交通機関利用で行うことも考え、北は谷川岳、猿ヶ京温泉、東は老神温泉、西は下仁田といろいろ探し回ったが、なかなか適当な所が無く、最終的に榛名山行からの蛍鑑賞を決めた時には前日の23時を回っていた。
数年前の榛名山行では榛名湖の南嶺から西側、伊香保温泉に抜けたので、今回は掃部ヶ岳を中心に榛名湖北西側の稜線を歩くこととした。
【山行概要】
高崎駅でまったりしている間に榛名湖行きのバスは満席に。高崎駅から榛名湖までは1時間30分程度なので、その間ずっと立ちんぼかとげんなりしたのだが、高崎経済大学で結構降りたため座ることができた。
(杏ヶ岳・掃部ヶ岳)
歩きながらも仕事のことばかり頭に浮かぶのではないかと心配していたが、辺りを包む、やかましいほどの蝉達の鳴き声に雑念は打ち消されていった。
道標に従って掃部ヶ岳へ向かうが、山の東側から登頂する予定が林道は山の南側を巻く。あ、こりゃ道を間違えたなと思ったが、引き返すのも癪なので、早速予定を変更して杏ヶ岳に足を伸ばし、その後とって返して榛名湖の西側から北側に抜けることとする。
杖ノ神峠が杏ノ岳と掃部ヶ岳の分岐。ちょっと足を伸ばすだけだと思っていたが、激しいアップダウンがいくつもあり、思ったよりも遠く感じる。祠のある所が杏ヶ岳かと一瞬思ったが、木の枝越しに辺りを見渡し、さらに先にピークがあるのを発見。さらに足を伸ばすとようやく山頂標識のある杏ヶ岳に到着した。
杖ノ神峠に戻って今度は掃部ヶ岳へ。やや笹薮に覆われた斜面を上っていき、稜線に乗ると耳岩だ。もちろん岩の上に昇れないか試みる。一番トップに昇るのは難しいが、掃部ヶ岳側から直下まで昇ることは可能。
西峰からは榛名湖側の展望、掃部ヶ岳からは南側の展望が開けているが、遮るもののない耳岩からの展望が優れている。
(鬢櫛山・烏帽子ヶ岳)
ヤマレコの踏み跡を見ると鬢櫛山への登頂は西側か南側になるらしい。地理院地図等では西側に道がついていないので大丈夫か心配だったが、いざ藪の中を分け入ってみると、しっかりとした道があり、他に登山者もいた。
烏帽子岳へ向かう道はさらにハッキリ。
烏帽子岳は遠くから見るとまさに烏帽子といえる突起状の峰だが、実際歩いてみると、急登は急登だが梯子や鎖があるような昇りではなかった。山頂は落ち着いた感じで、ちょっと進んだ先に岩場の展望所がある。
(下山へ)
掃部ヶ岳を下りてきた辺りから、この山行をどのように終えるか考えていたのだが、15時も回ったので、麓までの所要見込み時間と温泉入浴時間を考えると、この辺りが潮時だろう。相馬岳に寄らず下山することにする。
伊香保温泉を経由せずに直接下山する道もあったが、草が生茂り明らかに誰も歩いていない。強行突破もできただろうが、急がば回れ。自重して伊香保温泉街経由で下ることにする。
観光客、湯浴み客で賑わう伊香保の街も少し外れれば、空き家や空き店舗が続く。過疎化や少子化はもう何十年も前から言われてきたことで、ついには自治体消滅も現実のものとなりそうなところまで来た。これすなわち、今まで助成金や奨励金等金をばら撒いてやってきた対策がほとんど全て失敗か、効果が薄かったことを示している。何十年もの間問題となっているのであれば、もう傾向と対策がわかっても良い頃だが、それが出てこないのは問題が構造的・時代的なもので、幾許かの金を配ったところでどうにかなる問題ではないからだろう(しかし、政治的に何もしないわけにもいかないので金を撒く施策は続ける)。
【総括】
今回の山行計画を練る中で、適当な場所を探すために「登山 ホタル」で検索したところ、最上位に現れたのが伊吹山。ふうむ、伊吹山かぁ〜。7月前半が見頃ねぇ〜。へぇ〜。
今から7月前半の滋賀県の天気が気になってきた。
(〜伊吹山に行けたらいいな。おしまい。〜)
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