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記録ID: 117313
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ハイキング
支笏・洞爺

シラネアオイのオロフレ山と37年ぶりの室蘭岳(その2:室蘭岳)

2011年06月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:50
距離
6.7km
登り
586m
下り
585m

コースタイム

10:10オロフレ峠展望所‐(一般道を車で移動)‐11:25室蘭岳登山口着(50Km)。

11:35登山口‐11:45白鳥ヒュッテ‐(夏道コース)‐12:40室蘭岳山頂13:05‐(西尾根コース)‐13:25・825mピーク‐14:00渡渉地点‐14:10白鳥ヒュッテ‐14:20登山口。
歩行距離6.3Km、所要時間2時間45分、歩数13,500歩。

オロフレ山・室蘭岳:両山合計歩行距離11.8Km、所要時間5時間15分、歩数23,500歩。
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口のダンパラスキー場に広い駐車場がある。
登山口から約10分の室蘭岳白鳥ヒュッテに屋外トイレがある。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは白鳥ヒュッテ前にある。
コース中に特別危険な個所はない。
下山後、札幌に戻る途中の白老町・虎杖浜温泉の「ホテルほくよう」@500円+有料ロッカー100円で入浴。ここは施設は新しくはないが、かけ流しの内風呂・露天風呂ともに広くて湯が良く、気に入っている。
(オロフレ山から室蘭岳に移動中)
フロントガラス前方に室蘭岳が見えてきた。
(オロフレ山から室蘭岳に移動中)
フロントガラス前方に室蘭岳が見えてきた。
登山口の標識を右へ。
登山口の標識を右へ。
ダンパラスキー場駐車場着。スキー場の他にも施設があるが、駐車スペースは空いている。
高速道を走ってくる途中の所々に出ていた濃霧が嘘のように良い天気だ。
ダンパラスキー場駐車場着。スキー場の他にも施設があるが、駐車スペースは空いている。
高速道を走ってくる途中の所々に出ていた濃霧が嘘のように良い天気だ。
炊事場?。昔この辺りは広々とした牛の放牧場で、登山の際は草を食む牛の横を恐る恐る通ったものだ。
炊事場?。昔この辺りは広々とした牛の放牧場で、登山の際は草を食む牛の横を恐る恐る通ったものだ。
これから向かう室蘭岳は、やや霞がかかっている。すっかり夏の雰囲気でエゾハルゼミの声がかしましい。
これから向かう室蘭岳は、やや霞がかかっている。すっかり夏の雰囲気でエゾハルゼミの声がかしましい。
登山道入り口。昔と様子がすっかり変わっているので、登山道の入り口が判らず、近くで遊んでいた人に聞いて判った。
登山道入り口。昔と様子がすっかり変わっているので、登山道の入り口が判らず、近くで遊んでいた人に聞いて判った。
この山は標高が低いので、花は少なかった。
この山は標高が低いので、花は少なかった。
歩き始めて10分ほどで白鳥ヒュッテが見えてきた。昔はここまで来るのに一汗かいたものだが、今はあっけないほど登山口から近くなっている。
歩き始めて10分ほどで白鳥ヒュッテが見えてきた。昔はここまで来るのに一汗かいたものだが、今はあっけないほど登山口から近くなっている。
ヒュッテの姿は37年前と変わっていなかった。懐かしい!
ヒュッテの姿は37年前と変わっていなかった。懐かしい!
山頂へはヒュッテの右側に夏道コース、左に西尾根コースと分れるが、自分が昔辿ったように今回も夏道を登り、下りは西尾根を辿る。
2011年06月20日 20:09撮影
6/20 20:09
山頂へはヒュッテの右側に夏道コース、左に西尾根コースと分れるが、自分が昔辿ったように今回も夏道を登り、下りは西尾根を辿る。
室蘭岳水神社。昔こんなのあったかな?
室蘭岳水神社。昔こんなのあったかな?
登山道を辿るうちに、ここかしこに見覚えのあるカーブや岩などがあり、それも懐かしかった。
2011年06月20日 20:09撮影
6/20 20:09
登山道を辿るうちに、ここかしこに見覚えのあるカーブや岩などがあり、それも懐かしかった。
37年ぶりの山道を辿る。
2011年06月20日 20:09撮影
6/20 20:09
37年ぶりの山道を辿る。
標高が低いので春の花の時期は過ぎたようで、ミヤマオダマキが数株ある程度。
標高が低いので春の花の時期は過ぎたようで、ミヤマオダマキが数株ある程度。
2011年06月20日 20:10撮影
6/20 20:10
木陰から出ると直射日光が当たって暑い!
2011年06月20日 20:10撮影
6/20 20:10
木陰から出ると直射日光が当たって暑い!
肌が白いダケカンバ(だったかな)の樹林の新緑が心地よい。
肌が白いダケカンバ(だったかな)の樹林の新緑が心地よい。
心地よい樹林の中。
2011年06月20日 20:10撮影
6/20 20:10
心地よい樹林の中。
2011年06月20日 20:10撮影
6/20 20:10
汗が流れるので塩分補給。
汗が流れるので塩分補給。
ついでに糖分も。
ついでに糖分も。
樹林帯を抜けると陽射しがきつく暑い。
樹林帯を抜けると陽射しがきつく暑い。
登山道の所々が石畳のようによく手入れがされているのは昔と違うところだ。
2011年06月20日 20:10撮影
6/20 20:10
登山道の所々が石畳のようによく手入れがされているのは昔と違うところだ。
後ろを振り返る。
後ろを振り返る。
山頂近くにはハクサンチドリがたくさん。
2011年06月20日 20:11撮影
6/20 20:11
山頂近くにはハクサンチドリがたくさん。
2011年06月20日 20:11撮影
6/20 20:11
山頂手前の分岐。
山頂手前の分岐。
山頂の鐘が見えてきた。
山頂の鐘が見えてきた。
カムイヌプリ方向の展望。
カムイヌプリ方向の展望。
実に37年ぶりの室蘭岳山頂。山頂の標高911mは、午前中にに登ったオロフレ山の登山口の標高とほぼ同じ。
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実に37年ぶりの室蘭岳山頂。山頂の標高911mは、午前中にに登ったオロフレ山の登山口の標高とほぼ同じ。
山頂の様子は昔に比べて平坦部分が広くなり、少し変わっていた。
山頂の様子は昔に比べて平坦部分が広くなり、少し変わっていた。
すっきり晴れていれば、眼下に室蘭港が見えるのだが、今日は霞がかかっている。
すっきり晴れていれば、眼下に室蘭港が見えるのだが、今日は霞がかかっている。
下山開始。
下りは右の西尾根コースへ。
下りは右の西尾根コースへ。
2011年06月20日 20:13撮影
6/20 20:13
登山道脇にはたくさんのハクサンチドリ。
登山道脇にはたくさんのハクサンチドリ。
このコースは夏道に比べて少し長く、アップダウンもある。
このコースは夏道に比べて少し長く、アップダウンもある。
下ってきた尾根を振り返る。
下ってきた尾根を振り返る。
825mピーク。
室蘭港に向かって下り続けるこのコースは眺めが良い。
室蘭港に向かって下り続けるこのコースは眺めが良い。
登りはこの稜線の右を辿った。
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登りはこの稜線の右を辿った。
霞む室蘭港。
眺めは良いが直射日光の尾根道から樹林帯に下ると、暑い日はやはりほっとする。
2011年06月20日 20:15撮影
6/20 20:15
眺めは良いが直射日光の尾根道から樹林帯に下ると、暑い日はやはりほっとする。
地味なクルマバツクバネソウは珍しくはないが目につきにくい。
地味なクルマバツクバネソウは珍しくはないが目につきにくい。
沢底に降りてきた。
沢底に降りてきた。
ヒュッテまで最後の登り返し。疲れた脚に少々堪える。
2011年06月20日 20:16撮影
6/20 20:16
ヒュッテまで最後の登り返し。疲れた脚に少々堪える。
ヒュッテが見えてきた。
ヒュッテが見えてきた。
美味しい水場の周りでは中高年男女グループが楽しそうに休んでおしゃべり中だった。
美味しい水場の周りでは中高年男女グループが楽しそうに休んでおしゃべり中だった。
ちょっと覗いたヒュッテの中も、当時とほぼ同じ様子。
ちょっと覗いたヒュッテの中も、当時とほぼ同じ様子。
お疲れさま。
駐車場着。
歩き遍路の時の効果を思い出して、今回、厚手靴下の下に薄手の五本指靴下を重ね履きしたところ、指の靴擦れにならずに済んだ。
歩き遍路の時の効果を思い出して、今回、厚手靴下の下に薄手の五本指靴下を重ね履きしたところ、指の靴擦れにならずに済んだ。
帰路に立ち寄った白老町虎杖浜温泉「ホテルほくよう」。虎杖浜温泉は登別の隣といった位置関係で、湯がよくて広い露天風呂もあり、よく利用する。シャンプー付入浴料500円、有料コインロッカー100円。かくて故郷訪問は終了。
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帰路に立ち寄った白老町虎杖浜温泉「ホテルほくよう」。虎杖浜温泉は登別の隣といった位置関係で、湯がよくて広い露天風呂もあり、よく利用する。シャンプー付入浴料500円、有料コインロッカー100円。かくて故郷訪問は終了。

感想

室蘭岳は、小生の山歩きの原点の山で、中学から高校にかけて、車などなかった当時は自宅玄関が登山口で、数えきれないほど通った。

特に高校時代は、当時の白鳥ヒュッテの常駐管理人で、特製の鉄下駄を履いていたYさん(当時20歳代後半から30歳前後だったように思うが、今どうしておられるだろう)に親しくしていただき、ほとんど入り浸っていた感じだった。

今回、室蘭を離れて以来実に37年ぶりに登ったが、スキー場などが出来てヒュッテ近くまで車が入れるようになっており、当時の半分以下の時間で山頂に立てるようになっていたのに驚いた。

しかし登山道を辿ると、見覚えのあるコースの様子や風景が現われ、白鳥ヒュッテもほぼ当時のままの姿で、大変懐かしかった。

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コメント

umetomosanさん、こんばんは。
最近は胆振周辺が多い様ですね。
こちらがご出身でしたか。
懐かしい山の記憶は脳内の忘れていたことを色々と引き出したと思います。
不思議とその当時の嗅覚などの感覚も甦るんですよね。

−−−
それにしれも、この時期北海道も晴れたら暑そうですね
2011/6/22 0:39
MATSUさん、こんにちは。
行きたい山先行としたいのですが、実際には天気予報を眺めて出かけます。

最近はどちらかというと胆振地方が比較的天気が良いようで、その結果その方面が多くなった、といったところですが、結果的に室蘭岳に行く機会になってよかったと思います。

MATSUさんはご存知かもしれませんが、太平洋岸の胆振地方は春から夏にかけてガス(海霧)が出ることが多いのですが、今回はまあまあで、室蘭岳は結構暑かったです。
2011/6/22 12:59
umetomosanさん、こんばんは。
出勤日を調整して「山」、休日も「山」、元気でなによりです。
朝、札幌を出撃して『オロフレ山』『室蘭岳』を制圧し、夜札幌に帰投は結構強行軍だったのでは?

前回の「徳舜瞥山」ですが、札幌在勤中に部の旅行で「洞爺湖温泉」に行く途中、私が「左手に高い山がありますね」と言ったら、同乗していた部長(加藤隼戦闘隊長の甥にあたる人)が「あれは徳舜瞥山だ」と教えてくれたのを思い出しました。 もう30年くらい前のことですが。

さて、明日は週4日ペースに戻って休みなので、市内北端の「永澤寺(ようたくじ)」の『花菖蒲』を見に行く予定です。

では、又。
2011/6/22 21:16
silverstarさん、こんばんは。
「永澤寺」の『花菖蒲』はいかがでしたか?
今後は仕事に少し余裕は出るのでしょうか。

私の方は、今月末で区切りをつけて、また退職者生活に戻ります。
僅か2か月ちょっとの仕事復帰で、silverstarさんのように忙しくはなかったのですが、一度鈍った体には、やはり少し疲れを感じました。

もっとも、仕事より山の疲れだったかもしれませんが

『花菖蒲』の記録と写真を楽しみにしています。
2011/6/23 20:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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