燕岳〜夕日に染まる北アルプスの女王様

2017年06月17日(土) ~ 2017年06月18日(日)

• GPS: 29:51
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,533m
• 下り: 1,512m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:49
• 休憩: 4:12
• 合計: 13:01

距離 7.4km 登り 1,513m 下り 124m

6:19 有明荘
6:34 6:37 中房温泉
6:37 6:38 中房温泉登山口
7:26 第１ベンチ
7:58 8:10 第２ベンチ
9:07 9:13 第３ベンチ
9:54 10:09 富士見ベンチ
10:55 11:57 合戦小屋
12:17 12:32 合戦山(合戦沢ノ頭)
14:25 14:38 燕山荘
14:53 いるか岩
15:10 15:11 めがね岩
15:23 15:25 燕岳
15:31 めがね岩
15:50 いるか岩
15:58 17:50 燕山荘
18:16 めがね岩
18:22 18:32 燕岳
18:50 めがね岩
19:20 燕山荘

2日目

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:21
• 合計: 5:00

距離 4.2km 登り 13m 下り 1,334m

7:10 スタート地点
7:13 7:25 燕山荘
8:16 8:17 合戦山(合戦沢ノ頭)
8:43 合戦小屋
9:37 9:41 富士見ベンチ
10:05 第３ベンチ
10:58 11:01 第２ベンチ
11:27 11:28 第１ベンチ
12:10 ゴール地点

天候

晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

【往路】
6/16(FRI) バスタ新宿 23:05→04:27 安曇野穂高（バス） 5050円
6/17(SAT) 穂高駅 04:40 → 05:20 有明荘（タクシー）7600円/台（5時まで深夜料金2割増）

【帰路】6/18(SUN)
有明荘 14:30 → 15:10 穂高駅（タクシー）7300円/台
安曇野穂高 15:32 → 19:28 バスタ新宿（バス）3700円

四人居れば，穂高から登山口までバス（一人1700円）でもタクシー（一人約1800円）でもほとんど費用は変わらないので，タクシー利用がお勧めです。予め電話で予約可能。

帰りのバスは小仏渋滞でバスタ新宿に着いたのは20:40でした。高いですが早く帰りたいなら，穂高 15:22 → 18:34 新宿（あずさ26号）7330円が良いかも。

コース状況／危険箇所等

整備された登山道です。合戦小屋〜燕山荘間は雪道なので，軽アイゼンを装着しました。

その他周辺情報

有明荘では，登山前に不要な荷物を預けることが出来ます。下山後は燕山荘宿泊者は割引料金で温泉入浴出来ます。食事も美味しかったです。

写真

6/17 5:34

深夜バス，タクシーを乗り継ぎ，有明荘に到着。友人たちは荷物を預けに行きました。

6/17 5:36

今日は星空撮影を目指して一眼レフを持ってきたので，待ち時間にまずは花レコから。ヤマツツジ。

6/17 5:39

これもヤマツツジかな。一眼の基本，絞り優先モードにて。

6/17 5:40

シャクナゲ

6/17 6:15

こちらもスマホには出来ない技。スローシャッター0.3秒。

6/17 6:33

ということで，いざ出発！

6/17 6:55

レンズを絞り込んで出す綺麗な光条。ゴーストも酷いけど，これはこれで朝日っぽい。

6/17 8:21

イワカガミ。ちょっとお疲れ気味。

6/17 8:23

ワラビじゃないよね？

6/17 9:54

富士見ベンチから富士山を望む。

6/17 10:19

ニリンソウだと思ったけどちょっと違うような。同定出来ず。

6/17 10:22

そこら中にいらっしゃるショウジョウバカマさん。

6/17 10:26

東天井岳（ひがしてんじょうだけ）方面。梅雨の合間のド快晴を背景にPLフィルタを活用。

6/17 10:30

一瞬だけの岩場エリア。

6/17 10:53

このルートのチェックポイント的存在の合戦小屋に到着。

6/17 11:00

今回は撮影機材が重く大きいので，食事と飲み物は小屋が頼りです。

6/17 11:06

山菜うどん，シンプルなのに山菜たっぷりで美味しかった〜

6/17 12:16

安曇野の街。安曇野って良い名前ですよね。

6/17 12:25

アルプスらしい構図にしてみました。

6/17 12:31

雪渓を登って行くと，その先には本日のお宿が視界に。

6/17 13:46

青い空を、白い雲がかけていく。

6/17 13:47

本日の愉快な仲間達。

6/17 13:52

ジャン，北穂，大キレット，南岳，中岳，大喰岳に槍ヶ岳！

6/17 14:03

そして，今回の目的地，美しき北アルプスの女王様，燕岳。

6/17 14:06

雪上テント村。まだ余裕ありますね。

6/17 14:46

燕山荘横のミヤマキンバイ。アルプスの春を演出する色合いが素敵。

6/17 14:48

皆もうヘロヘロみたいですが、もうひと頑張り。女王様の元へ向けて出発！

6/17 14:54

ど定番だけに撮りたかった槍イルカ。

6/17 14:59

アルプスの山々に向かって切れ込む，ハイマツのスラブ。

6/17 15:10

山頂直下。やはりアルプスはいいですねぇ。

6/17 15:15

振り返って燕山荘方面を望む。

6/17 15:24

到着！北アの女王様攻略の瞬間です。

6/17 15:27

3500円もするのに，ここでしか着られないであろうTシャツなのでもう一枚。槍ヶ岳とともに。

6/17 15:51

帰りに見えた一服中のイルカさん。

6/17 15:52

燕山荘。燕岳にふさわしい美しい建築。

6/17 18:31

燕山荘での夕食後，夕焼けを撮るために一人で戻って参りました。本日二度目の登頂。

6/17 18:45

他に誰もいない山頂で静かに時の流れを感じる。

6/17 18:53

思わず息を飲む美しきアーベンロート。

6/17 18:59

「クククケ」みたいな鳴き声に振り返ってみたら，なんと雷鳥が！私を呼んでくれるなんて，なんて優しいヤツなんだろう。

6/17 18:55

素敵な一日をありがとう！

6/17 19:17

宿に戻って見る，女王様のシルエット。

6/17 20:44

夜になったらガスが掛かってしまいました。雲の隙間から見えた木星ひとつ。東京でも普通に見えるやつ（涙

6/17 20:43

おやすみなさい。燕山荘は噂に違わぬ素晴らしいサービスと施設でした。

6/18 4:15

おはようございます。四時前に起きて，着込んで日の出観察です。もう人がいっぱい。

6/18 4:03

ブルーアワーに染まる女王様。

6/18 4:17

雲が厚くて，日の出にならなかったけど，これはこれで面白い絵になりました。ちと夕焼けみたいだけど。

6/18 7:12

下山する頃には，あらら真っ白。

6/18 10:40

仕方が無いので下を見て歩きます。線香花火みたいなマイズルソウ。

6/18 10:41

最後の気力を振り絞るオオカメノキさん。

6/18 12:06

菌類にしか見えないギンリョウソウ。まさに，幽霊ソウ。これでもツツジの仲間なんてびっくり。

6/18 12:13

無事帰還。 燕Tシャツが燕山荘宿泊証明代わりになって温泉が割引に。「このTシャツは神宮球場でも着られますよ」とのこと。そりゃそうだが…

6/18 13:47

温泉でさっぱりした後の，この充実山行の締めはソースカツ丼。待ちきれずに半分飲んでしまった地ビールとともに。

撮影機器：

Canon EOS 70D Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

備考

とても役にたったもの−ザックのショルダーストラップにカメラを取り付けるアイテム(COTTON CARRIER STRAP SHOT EV1): 合計1.5kg になる一眼レフですが、このアイテムを使いショルダー部に取り付ける事で、写真を撮りたい時には直ぐに外せ、不要な時は燕岳程度の岩場ならカメラが邪魔になることなく余裕でこなせました。値段は高いですが、一眼レフを持参するならオススメの一品です。

燕Tシャツ−燕山荘で買えます。各色あり。買って着替えて山頂を目指せば、ちょっとしたイベント気分を味わえます(笑。

感想

napiee

例年なら梅雨の真っ只中のこの時期、行けたらラッキーかな、というレベル感で会社の同僚と計画していた山小屋泊での女王様訪問計画。予想外の素晴らしい天気予報にもしかしたら満点の星空が望めるかもと重い一眼レフを携え登ってみました。
残念ながら、夜になりガスってしまい星空撮影は叶わなかったものの、この時期しか見られない高山植物やアルプスを染める夕焼け、早朝のブルーアワーを堪能することが出来ました。
いつもは日帰り弾丸派な私ですが、山での宿泊はやはり良いものだな、と改めて感じた一日でした。

コメント

yzz

お次は南アルプスの女王だねｗ
燕岳お疲れ様。
やっぱり雪があると景色も映えるね。
今年は行く予定なかったけど、閉山直前あたりに行ってみようかしら？

昨年からの案件「夕日を見る山行」は
今だ未達成なのでちと悔しいｗｗｗ

まぁ次回予定している剱沢か南岳か五竜岳に期待だ。

ちなみに個人的には旧名の豊科町の方が響きが好きだったな。

napiee

Re: 仙丈ヶ岳女王様の方が背がお高いのですね
yzzさん、私としては星空撮影が目的で重い機材を運んできたので、肝心な所が不発だったのですが、結果的に素晴らしいマジックアワーやブルーアワーの写真が撮れたので良かったです。山の夜は素晴らしいですね！私もテント買おうかな〜。そしたら、またご一緒させて下さい。

yzz

Re[2]: 仙丈ヶ岳女王様の方が背がお高いのですね
買っちゃえ買っちゃえｗｗｗ

ところで北燕岳には行かなかったのね。
燕岳山頂から５〜１０分で行ける割には
一気に人がいなくなって静かだし、
山頂からは迫力のある稜線も見れるしオススメスポットだったんだけどね。

napiee

Re[3]: 仙丈ヶ岳女王様の方が背がお高いのですね
山頂から燕山荘に向かって降りるときに、北燕岳の方に回り込んで降りたので、ついでにあっちにも行ってみる？と同行メンバーに聞いてみたものの、賛同者は得られず(笑。

いつかまた来て、乗越周回するときに通ります。

yamanovo

いいね〜燕
コスパ良くて、いい企画ですなぁ〜

napiee

Re: いいね〜燕
流石に北アの小屋泊なので、そこそこ良いお値段ですが、今回の経験は正にプライスレス！