棒ノ折山(棒ノ嶺)
- GPS
- 05:37
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,367m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR川井駅→<バス>→清東橋 ■下り さわらびの湯→<バス>→西武飯能駅 |
写真
感想
日曜日は天気は悪くなさそう、という情報を耳にしていたので、土曜の夜に飲みながら山行のことが頭をよぎってました。
ちょうどお花もきれいだろうから、去年の夏に訪れた新潟の平標山にしようと決めて、フォロワーさんに相談。
「3時半に起きて、5時に迎えに行くよ」ということで、そのときは元気でした。
その後、カラオケで熱唱し、夜遅く家に着いて、パッキング。
思えば、そのときの明確な記憶はないんですよね…。
友人をホテルまで送って、帰巣本能で家に着いて、ザックを出して日帰り登山の準備をして、と頭は働いていないけれど、体は動いてました。
で、眠りについたのは1時半のようです。(ツイッターのおやすみツイートより)
まぁ、普通に考えると、3時半に起きるのは厳しいはずなんですけどね。
そのときは元気だったんです。
で、目覚めました。
いつものように目覚まし時計を手探りで探すと、所定の位置に時計がない!
「どこへ行った〜?」と探すと、ベッドの下に転がってました。
で、時計を見てビックリ!
5時過ぎでした!
「あ〜!やっちゃった〜」
まったく、目覚まし時計が鳴った記憶がない。
きっと、鳴ったんだけれど、うるさくて床に放り投げたんだろうなぁ。
酔っ払っていると、何するか分からないから怖い。
すぐに今日一緒に山に行くフォロワーさんに電話だ!
「ごめんなさい、ごめんなさい」
時間が時間なので、新潟まで車で行くと時間がかかっちゃうし、それ以前に体にお酒が残っている感じで飲酒運転になりそうな感じ。
ということで、電車で行ける奥多摩の山に変更!
実は雲取山を除くと、奥多摩、奥武蔵の山に行くのは初めて。
こんな形で初奥多摩を体験することになるとは思いませんでした。
パッキングは完了していたので、身支度をして、すぐに家を出る。
そのときはあまり距離は意識していなかったのですが、奥多摩って遠かったんですね。
東京駅から1時間強で行けると思ってました。実際は東京駅から2時間強かかります。
中央線に乗って、地図を広げて奥多摩の山を物色。
変更後の山は「川苔山(かわのりやま)」ということにしていたのですが、このグダグダの体では標高差1000mを超えるとちょっとしんどそう。
ということで、もうちょっと楽そうな棒ノ折に変更。
奥多摩から奥武蔵へまたいでいく感じです。
国分寺で合流し、青梅線へ。
青梅線、すごいです!
山スカはいた山ガールがいっぱい!
山スカガールはここにいたんですね〜。友だちに教えてあげよう。
みんな御嶽で降りてきますね。御岳山が大人気のようです。
僕らはもう一駅先の川井で下車。
駅からタイミングよくバスに乗れて、終点の清東橋へ。
そこからちょっと歩いて、百軒茶屋キャンプ場の先に登山口があります。
10時10分登りはじめ。
登山口の辺りから黄苺がいっぱい!
帰ってから調べましたが木苺とは違うんですね。木苺は赤いです。
黄苺は黄色くて、紅葉苺とも呼ばれるとか。
葉っぱが紅葉みたいなんです。
「よし、お昼のデザートにしよう!」と道端の黄苺を採りながら進む。
でも、枝にトゲトゲがいっぱいあって、採るのが大変。
初めて食べましたが、甘酸っぱくておいしい!
地面には赤いヘビイチゴがいっぱい実っていましたが、これはおいしくない。
お天気はあまり良くなく、霧の中を進む。
この登山ルートですが、わさび田に沿って進みます。
沢の流れる音が耳に心地よい。
そして新緑が目に優しい。
それに涼しい。
でも、かなり急な登りなので、汗がダラダラ流れます。
お酒がどんどん抜けていく感じ。デトックスだね〜。
でも、やっぱりペースは上がらない…
山に行く前日はお酒は飲み過ぎてはいけないですね。(当たり前ですが)
休み休み登っていくと、さらに霧が深まってきて、幻想的な雰囲気に。
このルートを登る人は少ないですね。
ほとんど人に会いません。
多くの人は埼玉県側から登ってくるようです。
やがて、空が明るくなってきたと思ったら、まもなく頂上です。
11時50分頂上到着。
ゆっくり来たので、コースタイムをやや上回る感じ。
これぐらいのペースがリハビリにはちょうどいいね。
山頂につきましたが、霧で真っ白。
北側と東側の展望が開けていて、北は日光白根山まで見えるということなのですが、今日はダメダメ。
まぁ、こんな日もあります。
山頂はとても広々。
東屋もあります。
ここで鍋パーティしてみたいなぁ。
ベンチに座って、お昼ご飯。
あまり食欲がなかったので、おにぎり二つとお茶だけで。
景色がまったく良くないので、ご飯を食べ終わって早々に下山しようとしてたら、急に霧が晴れ始めました。
霧が上に登っていくんですね〜
この様子もなかなかきれいです。
ということで、下山開始。
13時。
※それにしても、こんな天気ですが山頂は人が多かったです。
下山はお勧めの白谷沢コースで。
うん。これはすごい!
沢沿いのコースです。
渓谷と滝がすごいインパクト。
その濡れた岩場を滑らないように、注意して下りていきます。
そんなわけで、楽しみながらあっという間に降りてきました。
下りきると名栗湖が待っています。
このコースはなかなか楽しかった。
奥多摩、奥武蔵にこんなステキなところがあるとは知らなかった。
夏は涼しいだろうなぁ。
今度はここを登ってみたい。
下山完了は14時50分。
下山後は「さわらびの湯」へ。
登山客がいっぱいいます。
標高差500mほどのゆる〜いハイキングですが、登りで汗を流して、下りで沢のしぶきを浴びて、下山後は温泉でまた汗をながして、と前夜のお酒の毒をデトックスできた山行でした。
棒ノ折山(棒ノ嶺)ですが、電車+バスでアプローチできるし、登り2時間ほどだし、山頂も広いし、仲間とワイワイ登って、山頂でお弁当を食べるにはピッタリな山ですね。
でも、道中にトイレがないのが欠点かなぁ。
川苔山も沢や滝があって楽しいみたい。近いうちに登りに行きたいなぁ。
でもこれからは1000m前後の低山は暑くなるか…
帰りはバスで西武飯能駅に出て、晩ご飯を食べて、西武→丸の内線→総武快速で。
飯能から約2時間でした。
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