谷川岳
- GPS
- 05:28
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 748m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:23
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車:高崎 7:12⇒水上 8:17(\972) バス:水上 8:25⇒谷川岳ロープウェイ 8:45(\750) 【復路】 バス:谷川岳ロープウェイ 14:00⇒水上 14:20(\750) 電車:水上 ⇒ 高崎 バスは上毛高原が発着地です。新幹線、在来線の両方と接続しているようです。 増発はありません。人が多ければ多いなりに詰め込んで走ります。 このバスはICカードが使えません。現金(小銭)を用意しておきましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根登山口⇒ラクダのコル 登山口から鉄塔の辺りまで急登です。その先は幾分なだらかにはなりますが、景色がないので長く感じます。道迷いや転落の恐れがあるところはありません。 この区間は樹林帯で蒸し暑いのに加え虫が多いです。日常では蚊にも刺されないのに、かなり刺されたようで腕がボコボコになりました。 ラクダのコル⇒肩の小屋 前半の樹林帯を抜けると尾根筋に出て展望も開けます。風を感じることができるので、それまでの蒸し暑かった樹林帯と違い、心地よい登山になると思います。 登山道は綺麗に整備されていますが、鎖場が次々登場してきます。 この辺りから西黒尾根の上部が一望でき、とんでもない急登だと思ってしまうのですが、鎖場としては稜線に上がってからラクダのコルまでの区間のほうが、乗り越える岩が大きいため厄介だと思います。 背の低い人は、鎖場を登るの大変かも? 西黒尾根上部は、斜度はありますが登山道としては歩きやすい道です。 ガンガン標高を上げていきますので、登ってきた尾根を振り返りながら登ると景色に癒されると思います。 肩の小屋⇒山頂(オキ・トマ) なだらかな登山道となります。さしずめビクトリーロードといった感じ。 トマからオキへの区間は、片側は切れ落ちていますがよほどのことがない限り転落するような場所ではありません。踏み込まれている登山道なので危険はないかと思います。 肩の小屋⇒天神平(天神尾根) 西黒尾根に比べればなだらかな稜線ですが岩の多い登山道です。鎖やロープが設置されている場所もあります。降りは躓きやスリップには十分注意したほうが良いと思います。 人の多い紅葉の時期などは、この岩場のくだりで大渋滞することがあります。 |
その他周辺情報 | 肩の小屋 こじんまりとした小屋で食事もできます。 トイレはバイオトイレでした。 バッジも売っています。 ロープウェイベースプラザ 食事もできますし、お土産も売っています。 方の小屋とは違うデザインのバッジが数種類売っていたと思います。 入浴施設 車であれば湯檜曽・水上も良いですし、宝川温泉なども候補になると思います。 公共交通機関利用だと、バスを水上駅で降車し水上温泉街に行けば、日帰り入浴できる施設が何箇所かあります。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
トレッキングポール
細引き
ヘッドライト
予備電池
予備靴ひも
テーピング
携帯バッテリー
ライター
ナイフ<br />雨具
手袋
ソフトシェル
ウィンドブレーカー
帽子
ガスカートリッジ
コッヘル
昼食
行動食
飲料
食事用水
レジ袋
ティッシュ
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感想
いろいろ立て込んでいたので山にいける機会がなく、夏山に向けて体力の低下に拍車がかかるのに不安を感じ始め6月。梅雨に入っても雨が少なく、週末が晴れの予報に変わったので、急遽山に行こうと計画を練りました。
公共交通機関を使って手軽に日帰りできそうな所として、候補は妙義山か谷川岳。
妙義は怖いので、消去法的に谷川岳に決定。
電車とバスを乗り継いで谷川岳ベースプラザに着いたのは9時。
直前まで天神尾根からにするか、西黒尾根を登るか悩みましたが、トレーニングに来たのだからと西黒尾根を登ることに決め、すぐに支度を整えて登山を開始。
同じバスで来た人で西黒尾根に入る人は、ほんの数名でした。
9時ともなると、気温が上がってしまっているので少し動いただけでも暑い。
登山口まで来て、そのまま真っ直ぐ一の倉沢の岩壁を見るだけのハイキングにするかな?なんて最後まで弱気が出てましたが、意を決して西黒尾根に取り付きました。
登りはじめから尾根に出るまではブナ林で直射日光は避けられますが、地面が湿っているので蒸し暑いことこの上ない。滴り落ちるほどの汗をかきながら歩いていきました。蒸し暑さにも参りましたが、虫が多いのはもっと参りました。常に体の周りをブンブン音を立てながら飛んでいます。普段、虫に刺されることが少ないし、長袖を着ていたので高をくくってましたが、片腕10箇所以上刺されてました。
かなりおいしく刺されたようで、虫刺されの痕がなくなるまで1週間以上かかりました。なぜか露出していた顔や首は刺されてませんでした。
ようやく樹林区間も終わり、尾根に出たときには、思った以上に消耗しました。
尾根に出て涼しくはなったものの、脚が前に出ず、鎖場を登ろうとすると一気に心拍数が上昇。しかも最初の鎖場で軽く足を攣ります。
こりゃまずいなぁ…
なんて考えながら、歩き方を調整しながらラクダのコルまでゆっくり一歩ずつ前に進みました。
ラクダのコルまで来てしまえば、降りるより登ったほうが良いですよね。
ここから山頂までは、見上げるような急登の尾根に見えますが、標高差にすれば400mほど。1時間ちょっとで登り切れる距離です。
緊張するような場所もないので、余計なことは考えず、自分の中での縦走モードで登っていきました。頭を使わなくなると意外に登れるもんで、写真を撮ったり景色を見たりしながら気付けばザンゲ岩に到達。
山頂はずっとガスがかかっていましたが、この辺りでガスが飛んで、ようやく山頂を臨むことができました。
ザンゲ岩から先は傾斜も緩くなり、のんびり景色見ながら、ものの20分ほどで山頂に到着。
今回はトマの耳までで終わりにして、ここでラーメン食べて、食後にコーヒーで一服。山頂で30分ほど休憩して下山を開始しました。
肩の小屋から少し下ると100mほど雪渓がありました。確かに滑りそうな感じはありますが、皆さん、ロープが張ってあるラインに忠実に歩かれているので、すれ違いにも四苦八苦。登り降りとも苦労されている方が多数で大渋滞です。
6月の晴天ですから雪も緩んでおり、踏み込めばきれいにステップが刻めましたので、渋滞しているラインから2mほど外れて降りさせてもらいました。
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