庄内神室山(ツアー参加)

2007年06月16日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,036m
• 下り: 1,044m

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

ツアー登山のため、マイクロバス・チャーターにて移動。
西ノ又登山口(役内口)より西ノ又コースを進み神室山山頂、それから有屋登山口へ下山、金山町の施設で入浴。

コース状況／危険箇所等

特にないですが、西の又登山口から進むと吊橋が2ヶ所ありますが滑ると痛いので注意して渡る必要あり。三十三尋の滝付近の渡渉点は増水時、特に注意です。また滝を過ぎると胸突き八丁坂が待っており、焦らず自分のペース進む必要があります。かなり体力を消耗します。

その他周辺情報

秋の宮温泉郷の温泉たちが待っています｡

写真

6/16 7:58

役内口からの神室山へ向かう途中。
鬼首付近からの禿岳(かむろ岳)、これまでは「かむろさん」と言うと、この山しか知りませんでしたがその奥には知る人ぞ知る、素晴らしい連峰があることを知りませんでした。

6/16 10:42

役内口(西ノ又コース)より沢沿いを進むと途中に、三十三尋の滝が見えてきます。この滝が見え西ノ又沢を渡ると急登が始まります。

6/16 11:48

胸突き八丁の坂が一段落すると樹間より時々前神室山が見えて来ます。疲れが癒やされます。

6/16 11:49

樹間より前神室山、まだ谷間には残雪が見られます。

6/16 11:54

余り見晴らしが効かない道端にツバメオモトが咲いていました。

6/16 12:10

クマの昼寝坂付近の雪渓

6/16 12:10

雪解けと共にシラネアオイが咲き始めています。

6/16 12:14

御田の神付近のヒナザクラ、とても小さい花ですけど清楚な花です。

6/16 12:20

御田の神付近の大雪渓にビックリでした。この窪地の雪が溶け出すと一斉に花が咲き出しお花畑となるのでしょうね。

6/16 12:21

キヌガサソウです。はじめて見ました、とても変わっている花に見えました。
栄養が良いのか大きいです。

6/16 12:21

キヌガサソウのアップ

6/16 12:22

キヌガソウの上部には、シラネアオイも咲き始めていました。

6/16 12:26

稜線に出ると、雪に削られた神室山の主峰がデーンと姿を現してくれました。近くにこんな素晴らしい山があったとは感激でした。

6/16 12:27

西ノ又コースの稜線より禿岳方面、ガスっていましたが禿岳の姿は望めました。

6/16 12:28

西ノ又コースの稜線より前神室方面も見えました、こちらも素晴らしい容姿の山です。

6/16 12:34

西ノ又コース稜線のコバイケイソウ群。咲き始めですね。

6/16 12:36

ハクサンチドリとオオバキスミレ。

6/16 12:41

神室山への登山道(稜線)下部のシラネアオイ群。

神室山山頂に到着、記念撮影。
なにもかも、初めて見る景色に感激ひとしきりでした。
再訪を誓ったものでした。

6/16 12:56

神室山山頂より小又山方面。この時は、行きたいとも思っていませんでした。
※後記：何度か、同じコースを登っているうちに神室連峰を何回かに分けて八森山まで縦走したいと思ったものでした。実現してみて飯豊山と同じように稜線に出るまでは大変ですが稜線歩きは、良く言われている『東北のアルプス』の名に恥じない山だと感じました。一度登ると誰もが魅了される山です、もう10回近く、いろんなコースから登らさせて頂いています。静かで素晴らしい山です。

6/16 12:58

神室山山頂より前神室山方面、緑が眩しいです。

6/16 12:58

神室山山頂より西ノ又コースと分岐点、残雪が良いですね。

6/16 12:58

神室山山頂より西ノ又コース方面、斜面は厳しいがゆえに景色は素晴らしいです。

6/16 12:59

神室山山頂より金山町方面。今回の下山方面です。
眼下の神室ダム手前が下山口の有屋口登山口

6/16 13:00

神室山山頂より西ノ又コース分岐点、奧に前神室山。

6/16 13:23

神室山山頂より西ノ又コース方面。

6/16 13:23

神室山山頂より下山開始。

6/16 13:37

栗駒国定公園「神室山」のレリーフ。

6/16 13:38

左上手前の高い所が、有屋登山口と前神室山への分岐点。

6/16 13:41

前神室山へ向かう稜線より、西ノ又コースの胸突き八丁坂方面の急登が見えます。

6/16 13:46

ガスが掛かり始まった前神室山方面。

撮影機器：

DiMAGE G530 KONICA MINOLTA

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

yamanamie

『かむろさん』と言うと、鬼首の禿岳しか分かりませんでした。
今回、飯豊山に登るためにツアー会社が指定した、神室山に登れるかどうかのお試し登山でした。
流石に有谷登山口近くになったら、太ももの筋肉が一時的に痙攣しました。
個人的には、神室連峰の東斜面が雪で削られた厳しい崖に残雪、そして高山植物たちに巡り合え、登山は中級程度以上の技量を要求されますが静かで大自然にどっぷりと浸かれ素晴らしい山としか言えません。