斜里岳 渡渉と沢登り、爽快な尾根歩き
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,032m
- 下り
- 1,034m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:10
快晴なら、昨年山頂でガスに覆われた羅臼岳に登り国後島を眺めたかったのですが、生憎知床半島は霧とガスの中。天気予報とにらめっこしつつ、午前中なら雨降る前に登れそうな斜里岳を先に登ることにしました。
斜里岳は距離も短く標高も高くないし、レコもあっさりしたものが多いので、もっと簡単に登れると思っていました。
雪解けの為か水量が多い気がしたにせよ、序盤の渡渉回数が思っていたよりも多かったし、自分が今迄登った山の一般登山道の中では一番の渡渉と沢登りでした。
雨予報でこれ以上水量が増えると渡渉出来るかなと帰りのことが不安だった。
斜里岳様、甘く考えていてごめんなさい。
でも大自然のリアルアスレチックマウンテンという感じで、展望も素晴らしく、とても爽快で楽しい山行となりました。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1179831.html 24日 斜里岳 昨年 羅臼岳 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-902840.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
普段の水量は知りませんが、雪解けのためか水量が多いと思いました。結構、水量と瀑音があります。 沢や滝の岩や石は滑りにくいので、注意は怠れませんが、滑落する心配はあまりなかった。 上部に雪渓が残っていたもののアイゼンは不要 |
その他周辺情報 | 道の駅 パパスパさっつる 日帰り温泉、食事もできる。去年からお世話になっております。 |
写真
感想
昨年も斜里、阿寒、羅臼の三座登頂を目指して北海道にきたものの、天候不良により登頂出来たのは羅臼岳の一座のみだった。
昨年の斜里岳は遠くから眺めるのみで、時折現れる山容は裾野の広い優雅で気品のある立ち姿の、美しい三角形の山容が印象に強く残った。
来年こそ、必ず登りたいとの思いを強くし、待ちに待った1年だった。
今年も天候は良くなかった。
高気圧に挟まれた小さな低気圧と南の梅雨前線のせいで、天候不安であったので、直前まで天気予報と睨めっこしていました。
昨年のように一日中雨続きではなく、予報が良い方に外れ晴れ間も見せていました。
予報は正午過ぎから夕方にかけて雨。登れるとすれば早朝から午前中。
午前中なら雨に降られる前に登れると判断し、早朝より登り始めました。
結果、天気は崩れずに保ってくれたので本当にラッキーだった。
斜里岳はなかなか手強かった。
雪解けのためか思のほか水量が多く、瀑音も大きく感じられた。
また、午後から天気が崩れる予報であったので、雨が降ってさらに増水したら帰りの渡渉が大変になると心配しながらの登山でした。
頂上部では海別岳がよく見えた。その向こうには知床連山、羅臼岳。
清里方面には、おそらく雄阿寒であろうポッコリした山も見えた。
南の釧路方面には名を知らぬ山々が鎮座していて、斜里岳の展望を楽しむことができた。
斜里岳の山頂部を少し降りたところにある祠で斜里のカムイに感謝をささげ下山の途につきました。
帰り道、上二俣からは新道へ進んだ。
旧道の沢登りに対し、新道は好展望で気持ちいい尾根歩きが楽しめました。
上二俣から熊見峠までの尾根道は旧道では見ることのできなかった斜里の山容がよく見えた。頂上部から南斜里に至るいくつもの峰々がぐるりと見渡せた。
登り終えてみると渡渉あり沢登りあり、胸突き八丁の急登あり、好展望ありの大自然のリアルアスレチックで、とても楽しい山でした。
眺めてカッコ良く、登って楽しいこの山がとても好きになりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する