九重 扇ガ鼻・鳴子山のオオヤマレンゲ
- GPS
- 07:53
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 821m
- 下り
- 817m
コースタイム
天候 | 夜中は快晴、朝、晴れ、午前中ガスでも曇、午後雨 台風の影響で少し風があった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
梅雨が明け(たと思うが、台風接近で天気は不安定)、どこも非常に快適な登山道 |
写真
感想
もう、終わったかもしれないが、年に一度、今年は少しでも残っているかもしれないミヤマキリシマを見に行こう、そしてちょうど「花のシーズン最盛期のはず」である鳴子山のオオヤマレンゲも見に行こう。
天気予報は、週間天気予報前半ではあまり良くなかったが、前日は「午前中晴、午後曇、雨」の予報。
下界は30度を超え寝苦しい夜となったが、午前2時起床、待ち合わせの場所へ3時集合、牧ノ戸へ5時着、沓掛山への登りで夜明けを迎え、その後扇ガ鼻へ。
扇ガ鼻の山頂付近はミヤマキリシマが咲いている感じ。それに引き寄せられるように、みんな分岐を扇ガ鼻へ登っている。我々もネット情報で目的地を扇ガ鼻に決定したくらいなので、みんなも同じだろう。
最初の坂を上りきると、高原状の台地には、少し花期は過ぎているが、期待した以上の花の群生に何度もシャッターを切る。
風は、もう初夏を感じさせる爽やかな風で、梅雨明けを感じる。
そこに広がる風景を見まわす。山頂直下の風が強い場所で朝食。ちょっと体が冷え切ってしまった。お腹もいっぱいになったし。
次のオオヤマレンゲを見に東へ進路をとる。
以前、ミヤマキリシマが完全に終わった時期に、オオヤマレンゲがツボミだけだったことから予想すれば、今日は、まだまだツボミだけの可能性が大きい。
企画した者としては、「花がなかった。」という大惨事にならないか、と大変なプレッシャーと責任感を感じる。往復4時間以上人を歩かせて、「ちっちゃなつぼみだけ」では申し訳ない。前回の場合も「ガックッ」ときて「歩くスピード」と「テンション」が急降下した。ついつい先を歩き「この辺だったと思うけど…。」ときょろきょろする。
「咲いてま〜すよ!」と師匠に伝える声にも思わず力が入る。でも、もしかして白い布かもしれない、と疑うほどうれしかったが、ちゃんと近くに寄って確認する。最初の1つ目の花を見た時は、さすがに感動した。
さらなる大発見、今回は、赤芯のオオヤマレンゲも見つけた。ルート近くにはオオヤマレンゲの大群生があり次々に素晴らしい光景が広がる。初めて花の香りも確認できた。「甘い香り」と形容される香りも、以前見た猟師山の時は、高いところにあって、近くで見ることができなかった。企画も大成功、大満足で引き返す。
池ノ小屋で、師匠と昼食。なぜか小屋の中へ。風がないのでいい。その後、続々と人がやってくる。みんなクッキングタイムが始まる、その手際のいいこと。
そして師匠の手際も冴えわたる、さすがです。
毎回、おいしい食事と心遣い、ありがとうございます。師匠との食事の回数を繰り返すと大きな感動が薄れるが、ジワ〜っと心に広がるものがある。
さあ、戻ろうか。
牧ノ戸に戻り始めると、たくさんの人が歩いていることに気づく。「今日は人が多いな〜。」と思ったが、牧ノ戸に着いてさらにびっくり。車がはるか先の道まで延々と路上駐車している。
山開きの時か、それ以上の人出だった。みんな、ミヤマキリシマの最後のシーズンである今日を待ちわびていたのかもしれない。でも、せっかくのオオヤマレンゲまで足を伸ばして歩く人は意外と少なかったな〜、もったいない。遅れたミヤマキリシマの人気の陰に隠れてしまった感じだな。
今回も山の師匠と朝から楽しく会話しながら歩けた。
その後、帰ってしばらくして、師匠から「写真の編集ができた。」というTelが携帯にあったことに全く気付かないほどの爆睡であった。さすが師匠です。
毎回、素晴らしい写真、そして素晴らしい山行、ありがとうございます。
くぅ〜、やっぱり九重に行っとくべきやった・・っと、うなってしまいました
朝2時起きで出発すればよかったのか〜
しかし、金曜呑みで帰宅は土曜朝7時。そんな事してたら綺麗な花にあえる筈も無いですね
師匠とは、「約束」のですか?
喜ばれた事でしょうね(^^♪
その通りです 。毎年、年に2回「約束の日」をどうにか捻出し、続けています。
今回「約束の日」とならなかったのは、実は「約束の日」は2週間前の土曜日、その日は、結局大雨警報で流れてしまいました。
今回も直前に25日分の時間が確保できたので、24日の夜、電話するとOKとなり、何とか一緒に行くことができました 。
「どんなに無理しても来るもんだな〜。」と師匠。オオヤマレンゲにも出会いホッとしたところです 。
師匠も一言も言われませんが、今の時期は大変忙しい感じで無理をしての山行だったと思います。出発の3時から帰宅の午後3時までずっと話していましたが、4月からしばらくは大変だな〜、と言われてました。
夢中に山に向かうのも、下界に飽き飽きしたせいもありますが、ヤマレコに出会ったからこそ。
私成りの楽しみに再度芽生えたのも、思い起こせば「ヤマレコ」=「約束の日」
「師匠」の文字に懐かしさを感じるほど、「約束の日」を思い起こしました。
Westupさんと"師匠"の山行きが、楽しく過ごせた事を、なぜかとても嬉しく思ってしまいますよ。
私の場合、忙しくて山に行けない時は、113さんをはじめ皆さんの山行記録を読んで、次回の計画を考え、気持ちが穏やかになります
113氏からの紹介で拝見していますウ〜。
扇ガ鼻のミヤマキリシマはじめ、なんですかア〜、このオオヤマレンゲは〜
奈良大峰山でしか見ていませんでしたよ、ワタシャ。。
絶対に来年はミヤマキリシマプラスオオヤマレンゲで久住に行きますよオ。
大雨、ご苦労さまでした
yamaharu8さん、こんばんは 。
オオヤマレンゲの時期は、梅雨時で自分にとっても不定期に時間が半日ちょっと空くような時期で、「つぼみ」とか「時間切れで途中で引返した。」とか「雨の中」という悪条件が多いのですが、今回は最高でした。
こんな時は「やった〜 」と妙にうれしくなるものですね。
是非、九重においでください、でも、ミヤマキリシマとオオヤマレンゲが同時に見られるのは今年が特殊な気候だっただけで、どちらかというとミヤマキリシマはピークを過ぎていました。でも全山ミヤマキリシマに覆われる風景を一度見たら忘れられませんね。みんなが「ミヤマキリシマ、ミヤマキリシマ」というのが最近やっと理解できました。オオヤマレンゲと時期は違ったとしても、また九重に来ればいいだけのことです
何かホッとする山々ですね、九重は
見事なミヤマキリシマとオオヤマレンゲですね。
私も久住で「木」だけは見たことがありますが、やはり花のシーズンが良いですね。
きっと牧ノ戸の駐車場も花見客で賑わったのでしょうね。
MATSUさん、おはようございます。
今年は、週末、日曜ごとに大雨警報が出て、やっと行くことができました、おかげで両方見ることもできました。
MATSUさんのサロマ湖マラソン、読ませていただきましたが、壮絶な距離ですね、その中途半端ではない凄さに驚きました
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